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チャタレイ夫人の恋人

おお、にいちゃん

その本が気になったか。


「黙示録論」と普通呼ばれてなかったか?


「現代人は愛しうるか」



こんな訳のバージョンがあったんだな。


かなり年季の入った文庫本をカズマは手に取った。


愛とは破滅の先にある


現代人には、普通の人間には愛は不可能だ

故に真の愛は破滅の先にある



にいちゃんも、、、わしみたいになるぞ


日本酒の飲み過ぎで鼻が溶けそうに赤いジジイは嬉しそうに話しかけてきた。

すん、と真顔になって爺さんはレジのカウンターからでてきた。この本なんだがな、「チャタレイ夫人の恋人」名前くらいは知っとるじゃろ?


ええ、


なんだ、、酔っ払いじゃないのか。

どんだけ飲んでんだよ普段から


この本には改定前のバージョンがあってな、上下二冊組、おお、ここにあった。


爺さんは俺に、合計四冊の本を渡した。


えー、今待ち合わせがないんで

最近現金持ち歩かないんですよねぇ


俺の悪い癖だ。すぐに値切ろうとする。


どっちの道に行ってもコンビニがある。少し割引するよ。


俺は左の道に出て10分暇つぶしをして店に戻った。


じゃあこの文庫本だけ、買っていきます。


「現代人は愛しうるか」


自分に言われてるみたいだよなまるで




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