砂漠に緑を!そうだ。オアシスを作ろう
私は女神に次の依頼を受けたよ。砂漠にある町に向かってるよ。
そこには緑がなく水場も少ない地域があるみたい。
その町の場所を発展するために協力をお願いされたのだ。
あっ見えてきた~。
大きな町なんだけどなんか寂しいね。
ピーヨに掴まり辺りを見渡す。
うん。なんだか私の知ってる砂漠の感じがまったくない。
町長の家を目指す。
「おおっ女神の遣いが来たようだ!」
町長が家の外で私を待っていた。
「女神にお願いを受け来ました。カトレア・グレースです」
ピンマイクを付け自己紹介をする。
「カトレア様ですか⋯⋯。
思っていた方と違いますな。いえ期待していた話とずれが生じたもので」
まあそうだろうね。
主に大きさだろうけど。
井戸があるようだけど、そこは貯水専用のため毎日遠く離れた水場に水をくみに行くみたいね。
「カトレア様には特産品と水の確保をお願いしたかったのですができますでしょうか?」
特産品と水の確保か……。
砂漠と言えばオアシスよね。
うん。
考えてみて水場を増やす方法を思い浮かべる。
写真の中に思い描く場所と情景を得る事ができた。
善は急げね。
「ちょっとまっててね」
この町は大きさがあるから少ない水場だとすぐに干上がってしまう危険がある。
水場のところまで行ってひろげようかな。
「ピーヨお願い」
「ピピピーヨ」
ピーヨの背中に登り水場へ羽ばたく。
◇◆◇◆◇
ほうほう。
水場はそれなりの大きさなんだけど少し水位が下がっている。
さてどうしたものか……。
ん~。
そういえば景色の写真で雨雲が写ってたものがあったわ!
範囲はどうなのかな……。
うん。わかってたけどちいさいな。
複数個の景色をカード化し雨雲を実写化していく。
雨雲が現れ雨を水場に勢いよくためていく。
あとは流れを作って川を渡していくように周りには木を植えていこう。
他にはサボテンやアカシア、エアプラント、ナツメヤシもいいかも。
『女神がサボテンを認知しました。
女神がアカシアを認知しました。
女神がエアプラントを認知しました。
女神がナツメヤシを認知しました。』
植物は前の花の件で大きく成長したから私はそんなに力を使わなくてもいいのよね。
生育がノーマルサイズになったおかげで距離はそんなに気にしなくてもいい感じね。
あー。ピーヨがいて本当によかった~。
ピーヨに飛んでもらいながら川の形を作る配置をカード化し、実写化していく。
この距離だと私遭難するレベルだわ。
さあ仕上げといこうかしら。
シドルの木を町の近場に植えてとそこで取れる蜜を集めてくれる蜂の写真をカード化して実写化!
シドルの木もなかなかいい感じの大きさね。
シドルハニーは純度が高くて品質がいいのよね。これがあれば特産品には持ってこいよね。
女神様が認知したら蜜蜂は配置してくれるだろうし。
ただ巣箱はやっぱりちいさいから作ってもらうしかないんだけどそこはやってもらわないとね!
んー。でもこの2匹の蜜蜂なんか私が知ってるシドルハニーの蜂っぽくない。なんでかな~。
とりあえずもう1回シドルハニーの蜜蜂出してみる。
『新たな価値を生み出しました。シドルハニーの蜂を女神が認知しました』
おや?今度は女神に認知されたよ?
たしかにこの子は見た目はシドルハニーの蜂なんだけどもうひとつの個体たちはかわいいんだよね。
どうしよう⋯⋯なんか私のまわりにしか来ないし。
『その子たちはこの世界の蜂になったみたいね。貴方と一緒に居たそうね。その2匹は群れに入れそうにないから頼むわよ』
おおぅ女神様⋯⋯私の考え筒抜けなんですか?
この世界に影響を受けた生物が誕生したっぽいです。
しょうがないから名前をつけるよー。
『シドニー』『ツインビー』名前をつけると蜜蜂がブンブン喜んで飛んでいる。
「さぁ町にもどろうかな」
ピーヨにつれられ町長の家に戻る。
「ただいま帰りました」
「おおっカトレア様お待ちしておりました。素晴らしい水路を作っていただけただけでなく緑まで…」
「あとはですね……」
用意しておいた蜂蜜の小瓶を写真から実写化する。重たいから写真にしておいたんだよね。
まあこの人からみたら小指サイズの量だけど……。
町長がおそるおそる指を蜂蜜の小瓶につけ口にいれる。
「蜂蜜ですか……んっつ!?このまろやかなそして濃厚な甘みすばらしいですな」
「では私の依頼はこれでオッケーですね。あと蜂の巣箱の作り方なんですが……」
町長に指導をして町の写真を納める。
『砂漠のオアシスを納めました。世界の発展に貢献しました。新たな町の伝統を作りました』
『ふふふグレースちゃんよくやったわ!またお願いね』
こうして新たな仲間と世界に貢献し、旅館にもどるのでした。
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