はじめに
ようこそ。
まずは、拙作をお読みくださりありがとうございます。
ここでは、TAS……Tool-Assisted-Super play(Speed run)について軽く説明させて頂きます。
説明しようと思った理由は、昨今TASについて詳しくない方も多いだろうと思い、改めて説明をしておこうと考えた次第です。
TASについてはもう知っているよ、と言う方は読み飛ばしてくれても結構です。
大した長さでも無いので、読む時間はかかりませんのでご安心を!
TASとは、簡単に言えばRTAを機械がやっているような物です。
上記にもある通り、Toolがゲームをプレイしているのです。
理論上可能なプレイなら、TASさんは幾らでも暴れる事ができるのです。
その目的はspeed runだったりsuper playだったりします。
タイムアタック目的もしくは物凄いプレイですね。
目的によってTAPさんとか言われたりする事も。
実際、本作のTASさんはそっち寄りかもしれません。
魅せプレイとタイムアタックどちらが正しいのかと、たまに論争も起こったものです。
乱数調整、フレーム単位のコマンド入力、某名人顔負けの連打など……
TASさんが出来る事は多岐に渡りますが、理論上不可能な事は出来ません。
確率が1%でもあれば100%に出来ますが、0を100にする事は無理なのですね。
また、案外遊び好きとも言われていますが根拠はありません。
ここまで読んでくださった賢い読者様方はもう理解しているかと思われますが、TASさんは人間ではありません。
……よく「金髪ツインテロリ」だの「ロシア系金髪美少女」だの言われていますが。
あくまでそれらは噂に過ぎません。
それらの噂が何処の発祥なのかは、私にも分かりません。
これ以上の詳しい説明は、wikiを見て来た方が早いと思われます。
なので、この場で長々と解説するのは控えておきます。
そう言う場でもありませんしね。
要するに、TASさんとは一見不可能な事も可能にしてしまえる存在なのです。
それだけ理解していれば、拙作を読むにあたって深い問題はないでしょう。
現在ではどちらかと言うとRTAの方が耳にする頻度が多くなりました。
人間の限界であるRTAは、時折りTASのタイムアタックの記録を超える事さえあります。
効率やチャートの最適化を突き詰めるのは、努力や研究によるものですね。
……TASもRTAも、そこら辺りは共通していますね?
時には学会と呼ばれる変t……集団も現れる程です。
因みにですが、TASの方が僅かにお姉ちゃんですね。
僅かな差ですが。
さて、本当に簡潔な説明になってしまいましたが、ご付き合い頂きありがとうございます。
拙い文で、読者様のお目汚しになっていないか不安ですが……
それでも良ければ、本編へどうぞ!
どうか、読者様方が楽しめますように。
おっと、いけないいけない!
一つだけ言い忘れた事がありました。
TASさんは、貴方達とは住んでいる次元の違う存在です。
また、時折り血も涙もない機械や悪魔のような振る舞いをする事もあります。
例えそれでも、どうか彼女の事を応援してあげてください。
彼女の努力は、本人以外には伝わり難い物ですから。