走れ!
「走れ!」
今日
ひとつ手放した
それは
新しい何かを手に入れるため
いつも答えを探していた
いつも満たされないでいた
でも
もういいや
突き当たる度に覚えていけばいい
それでもきっと
空虚感は埋まらないだろうから
夢を叶えるんだ
そう強がって見せた
走り続けた
立ち止まると
途切れそうな気がしたから
人が言うほどタフじゃない
辛い時も
泣きながら走った
いつか振り返る日が来る
その時
どれだけの坂道を
登りつめてるだろう
2020年11月18日