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第11話 ダンジョン攻略

数時間後、俺は腹を壊した。


ぐぅぅぅうう


あれ?


腹が痛い。


もしかして食中毒?


魔物の肉を食ったから?


痛てぇええええええ!!!!!


てかさっきからブリブリって音がケツからなってるんだが。


やばいやばい。


おれ5歳になってからはおもらしなんてしてないのに...


〜ぐぅぅぅうう〜


腹からやばい音が鳴ってるって!


くそっ、さっきいい感じの決意表明したのに、1時間でこれかよ。ちょしょう。


俺...これから大丈夫か?


ちなみに俺はしばらく腹を抑えて必死に耐えた。


幸い腹痛は1時間で収まったから良かったのだが...


何か大切なものを失った気がする。


何を失ったって?


このダンジョンには便器なんてない。それで察してくれ。





そんな冗談はさておき、腹痛が治ってからは、俺は必死にダンジョン探索をした。


洞窟なので、なかなか険しい場所もあり、探索は一筋縄では行かなかったが、魔物との戦闘に関しては魔法『ブラックサンダー』で瞬殺だったので、思っていたほど苦労はしなかった。


しかし、思っていたほど苦労しなかっただけで、かなり苦労はしている。


例えば、狼のような魔獣に囲まれた時、俺は正直終わったと思った。


だって、数は100近くに登り、群れの中にはリーダーだと思われる、超巨大なやつがいたんだぞ。


数匹なら、『ブラックサンダー』で一撃だが、さすがにこの数はやばいかった。


まぁ激闘の末、勝利はしたのだが...


あと、伝説のモンスターの一体であるミノタウロスと遭遇した時もかなりやばかった。


純粋にものすごく強いのだ。


速い、起用、パワーがある。


俺は、何とか魔法創造で『黙れ』という魔法を創造することに成功して撃退したのだが、かなりの傷を覆ってしまった。


ちなみに一応紹介しておこう。


この魔法『黙れ』は、強力な、拘束魔法である。


この魔法にかかった者は、体を動かすことが出来なくなり、無理やり動かそうとすると、返ってダメージを受けることになるという効果を持っている。


自分で作っときながら言うのもなんだが、完全に強すぎな魔法だと思う。名前以外は。


なんで魔法名が『黙れ』なんだ?という疑問はあると思うが、あまり気にしないでくれ。


一応説明すると、俺に近付いてくるミノタウロスが、冒険者ギルドにいる人達に見えて、思わず黙れと叫んだら、たまたまその時に魔法が完成して、呪文がそうなったのだ。


詳しいことはまた別の時に語る事にする。


まぁ、ともかく俺が言いたいのは、今、俺はダンジョンから脱出するためにかなり苦労しているということだ。

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