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楚々とした仕草でリングから降りた精霊は、再度ハイタッチの構えを取る少年に呆れつつも手を出し音を重ねた。響くのは、鈍い音だった。
「うお、手が鉄みたいに硬くて重い!?」
掌の痛みに呻き声を上げるケビンに、『カネツグ』は溜息をついた。
「痴れ者が。説明したであろう、表面上の質感、内部構造や機能を再現してはいるが性質的にはこの身体は金属の塊だ。素手で叩けば痛みも走る」
学習能力に欠ける少年を放置し、鋼の精霊は主の元へと舞い戻った。
まるでその場が式典の最中であるかのように礼節を重んじた所作で首を垂れると、その小さな口からは滔々と言葉が紡がれた。
「お目汚し、失礼いたしました。微力を尽くしましたが、担い手様の御期待に添えることができたでしょうか?」
『カネツグ』の価値基準は、アカギが全てである。自身の担い手が是と言えば非であろうとも是であり、その逆も然り。どれだけ輝かしい実績を残そうとも、アカギの意に沿わない結果であるなら、何の価値もないのだ。
余裕をもって試合に勝利したというのに、その相貌に不安さえ浮かべる相棒に、アカギは苦笑するしかなかった。
「十分すぎる戦果だ、『カネツグ』。初めての単独戦闘であそこまで戦えれば、初陣で敵に突っ込んで叩きのめされた俺より何十倍も上等だ。付き合いの長いお前なら、俺の醜態などいくらでも知っているだろ?」
『勇者』達嘗ての仲間を除けば、『カネツグ』は、初期装備の《はがねの大剣》が昇華した存在である精霊は、アカギと最も長い時間を共有してきた間柄である。最初期の未熟であった『戦士』の戦いぶりも当然知り得ている。
「期待に応え、よくやってくれた。身体の初実戦投入で疲れただろう、今は休め。そして回復したら、また俺の背中を支えてくれ」
「……分かり、ました。この身に余る過分な心遣い、誠にありがとうございます」
主の言葉に、精霊は感極まったかのように袖口で嗚咽を押し殺す。
『カネツグ』は、感覚のある実体を初めて得たことで肉体的衝動に引きずられていた。感情の起伏が激しくなり、喜怒哀楽の波が胸の内で渦巻く。相棒を宥めながら、アカギはケビンに視線を向ける。
少年は、落ち着いた様子で呼吸を整えていた。力みなく、澱みなく、意識を試合に向け集中していた。初めて会った時とは、まるで別人のように短期間で目を見張る程に成長している。その背中に分厚い手で激を入れ、アカギは少年を送り出した。
「行ってこい、ケビン!そして、チャンピオンを倒してこい!」
「応っ!」
その戦いは、大会でなければ本来ならばありえない対戦カードだった。
S級闘士対E級闘士。
闘技場の最高峰と最下層。過去開催された様々なレギュレーションの大会であっても、ここまで選手同士の格付けに差がある試合は例がない。
一回戦二回戦を超人的な身体能力で並みいる強敵を撃破してきたアカギ、詳細不明の越境能力を使う『カネツグ』、この二者ならばあるいはチャンピオンに対しても勝機があったかもしれない。ただ、予選バトルロイヤルで目立った活躍もなく、格付けE級のケビンでは流石に荷が重すぎたと、会場にいる殆どの者が思った。
ロビンソンの試合開始の宣言がなされ、戦いが始まる。
多くの観客達が消化試合だと判断する中、リングの端に立つケビンは中央へとゆっくり歩いていく。それに倣い、マクシミリアンも悠々と足を進める。
「チャンピオン、アンタは俺の憧れだった」
長年の間、玉座を譲った事のない不動の王者。闘士として闘技場に籍を置く者は、まず最初に闘士達の頂点であるマッドマックスを目標にする。地位、名誉、富、全てを手に入れ燦然と輝く栄光の元に立つ闘士王。
誰もがいずれは自分もその場所へと希望を抱き、そして誰もが現実を知って諦めていく。生死を掛けた闘士達の過酷な潰し合い、努力を嘲笑う無情なる力の壁、頂点への道はあまりに険しく遠く、淡い希望など泡のように儚く消え去っていく。
ケビンもまた、その道程途中で力尽き現実の前に折れた人間の一人だ。
リング中央の開けた空間、二人の闘士は互いを拳の間合いに捉えた。
「不貞腐れてた頃の俺なら、勝てるなんて万に一つも思えずに一か八かで突っ込んで無様に負けていた」
「過去形で語るということは、今は違うのかね?」
腕を組み、寧ろ嬉しそうに余裕を以って挑戦者の口上を促すチャンピオン。闘技場の生きる伝説に挑まんとする少年は力強く頷いた。
「今の俺は、自分がどれだけちっぽけな人間かを知っている」
五年間、闘技場で負けに負け続け、嗤われ屈辱に塗れ土を舐めた記憶。
「そんな人間をこの場所に辿りつかせるため、背中を支えてくれた人達のことを知っている」
血の繋がりなどなくとも本当の家族の様に接してくれた両親や妹、師匠がくれた胸に灯る暖かな記憶。
道を見失いそうになった時、首根っこを掴み笑いながら正道へと投げ飛ばした赤毛の男が刻み込んだ鮮烈な記憶。
その全てが、今のケビン・リーという少年を形作っている。
自己の有限性、他者の無限性。並ぶもの無き大器を持つ傑物であろうとも、その器の大きさには限りがある。しかし、それが他であるならば、人と言う種が存続する限りその広がりは無限。人と人が交わり、ぶつかり合い、支え合い、そうして紡がれてきたものこそが、創世期から長き渡り継承されてきた武術の神髄。
「流派の覚知を得た俺に、負けはない」
胸奥の《仙丹》から、泉の如く沸き上がる《気》の奔流。五臓六腑、五体の全てを駆け巡り、細胞の一つ一つが躍動する。
ケビンがとった構えは、右手の掌底を壁の様に前へ突き出し腰を深く落とす流派:コンゴウの基本の型。
《気》を視認出来ずとも、歴戦の経験則により培った勘で少年に満ち溢れる力を感じ取ったマクシミリアンは、笑みを深くする。
「いい啖呵だ、チャレンジャー!まずは、ファーストコンタクトだ!」
ケビンに合わせるように、マッドマックスもまた全身を弓の様に引き絞り拳を放つ構えをとる。義体化技術発祥地である圏外を見渡しても性能で五指に入るチャンピオンの義体ならば、その一撃は戦艦の装甲さえも穿つ。
共鳴する裂帛の咆哮と共に、両者の意思はぶつかり合った。
激突する拳と掌底。拮抗は一瞬、すぐさま掌底が力負けし後ろへと押された。
少年の腕が半身ごと砕け散ると思われた一瞬、王者の拳の表面が波打った。指、甲、手首、そして肩にまで波紋が広がり、腕全体には亀裂が走る。
一度は後退した掌底が、踏み込みを推進力とし前へと振り抜かれる。
マッドマックスの巨体が、衝撃により後方へと飛んだ。進路上に存在した柱を何本も圧し折り、リング端の壁に叩きつけられることでようやくその勢いは停止した。
流派:コンゴウの根幹のひとつ、混合。あらゆる力を混ぜ合わせ束ねる事により、己の力のみでは成しえぬことを成すのが流派の骨子。
武術の型には意味がある。接触面積を確保できる掌底から身体全体で広く大きく柔らかに攻撃を受け止め、力の流れを外力通により皮膚の上で循環させる。震脚により流れを統合し、力の入り口であり出口でもある掌底から一気に放出すれば、技後硬直の寸暇に相手は自分の力にケビンの力が上乗せされた一撃を返される。
流派:コンゴウ奥伝《木霊》。
技の知識だけなら、その有用性も効果も闘技場の門戸を叩いた頃からケビンは知っていた。実用化に至ったのは、レベルアップ現象による身体能力の向上、そしてなによりアカギとの出会いから始まった徹底的な自己の見直しと型稽古などの基礎固めの成果。
死にかけるような地道で過酷な修行を繰り返すことにより技の要訣を掴み取り、ケビンは流派の奥義を自らの血肉とし身体に根付かせた。
「立てよ、チャンピオン。試合終了にはまだ早いだろ」
戦闘態勢を解かず、ケビンは壁際で倒れ伏しているマッドマックスに言葉を投げた。
「フフ、バレてしまったか」
直撃のダメージを感じさせない軽快な動作で伏せの状態から指一本で全体重を押し上げると、空中で華麗に縦一回を決め、腰に手を当てた直立不動体勢で喜色を浮かべるマッドマックス。
「ナイスカウンター! 皮膚防護膜がもうボロボロだ!」
掲げられた右腕は、外装である皮膚が迸った衝撃によりズタズタに裂け、所々内部が露出している。
「嬉しいよ、とても歓喜している………君のナイスファイトに、私もヒートアップしてきた!」
声を契機に、マッドマックスの全身が赤熱した。
脳からの信号で義体が内燃機関の稼働率を最大にまで引き上げ、過度の排熱により許容値を超えた冷却用の皮膚防護膜が悉く燃え尽きる。
露わになったのは、光沢のある超高熱を孕む黒鋼の体躯。時代を超えて絶賛される彫刻芸術のように人体には無い調和と完全性を宿した義体は、戦う為の物でありながら美しくさえあった。
完全義体化人。
脳以外の全てを義体に代替させた、置換型の極致。
王者のそれは、彼の為だけに作られた銀河に一つしかない唯一無二のワンオフ機。人体としての機能をほぼ全て完全に再現しながら、出力・強度は全て人体以上という、代替品というよりも上位互換と言うべき、生きている機械の肉体だ。
「さあ、私もギアを上げようか!」
クラウチングスタートの体勢から、床を破壊する勢いでマッドマックスは弾丸のように飛び出した。疾走の速度は一試合目のランドルフより尚早く、一秒を待たずにケビンの眼前へと迫った。
熱風を巻き起こし、真っ赤な拳が唸りを上げる。
ケビンは、再度《木霊》の構えをとる。
「二度同じ手が通じると思っているなら、私を甘く見すぎだよチャレンジャー!」
拳が攻撃の軌道を巧みに変え、掌底から逸れると肩口へと炸裂する。熱き一撃が、外力通の防御を易々と突破し肉を焼き骨を砕く。激痛に顔を歪めながらも、衝撃が完全に伝導し半身が砕け散るより早く、ケビンは力の流れを制御し左手に収束、掌打としてマッドマックスの脇腹へ放った。
互いに吹き飛び、一定の距離で立つ両者。
拳打を受けた肩の骨折は勿論、攻撃したはずの左手にも焼け爛れた傷が広がるケビンに対し、マッドマックスも腹を横切る亀裂が走っていた。
制御しきれなかった分の衝撃が肉体の損傷となって苛む痛みに、肩を押さえケビンは歯噛みした。
「やっぱり、まだ掴みが甘いっ……全身のどこからでも《木霊》を打てた師匠の凄さが今更分かるな」
流派:コンゴウの奥伝である《木霊》は、極めれば攻撃を受ける場所を選ばない。本来は、物理攻撃ならば何処で攻撃を受けようとも威力を完全に吸収し相手に返還する奥義であるが、まだ精髄を掴んで日の浅い若輩の少年では、完全に技を成功させるには利き手である右手受け、左右の手のどちらかで返すプロセスが不可欠。
亡き師との差を実感しながらも、未熟さを受け入れ意思を曇らせることなくケビンは、努力呼吸により《仙丹》から《気》を生成、内力通による治癒を行い前へ出た。
《気》が身体から離れると霧散して消える性質上、武芸者の攻撃手段は極一部の例外を除き鍛え上げた肉体による打投極、あるいは自己の一部であると認識し《気》を伝導できるまでに使い込んだ得物による武器攻撃になる。
前へ、戦う意思があるならば敵がどんな兵器で武装していようとも前に進むのが武芸者の流儀。ましてや格闘戦を好むマッドマックスは、一切の遠距離武器を義体に搭載していない。ここで後ろへ下がる道理は、ケビンの思考にない。
狙うは、腹を横切る亀裂。地を滑るような独特な歩法で柱の群れを抜け、ケビンは肘鉄を速度のままに叩き込んだ。練り上げた《気》を高速循環させ動きを連動。地を割るが如き震脚から、踏み込みの力を足の親指の先から汲み上げ腕へと伝導、超高熱による火傷を厭わず掌底をマッドマックスへ打ち込んだ。
手から伝わる感触は、とてつもなく重く熱い。それでもケビンは肉迫した距離を空ける事なく連撃を見舞い続けた。
対義体化人の戦術として、素手の武芸者が一番有効打を与えられるのは打撃だ。
投げ技は、敵の義体が高性能になればなる程に優秀な衝撃吸収機能を備え、装甲そのものが激突させる壁や床よりも頑強である場合が多く、アカギのような常識外れの速度と力でぶつけなければ大したダメージにはならない。体勢を崩すなどの牽制にはなるが、有効打には遠い。
関節技は、成り立ちが人体の構造上の可動範囲への理解から編み出された技であり、製造メーカーや製造年代毎に変化する義体の構造に、ユーザー各々が個人用のカスタマイズを加えているため、それらを正確に把握するのは困難を極める。そもそも機械故の360度の可動域、部位が脱着自在などの特性の持つ義体に対して関節技は相性が悪く、拡張型ともなれば人体から逸脱した形状の義体化人も多いため、義体化人に対して技を極めるのはほぼ不可能に近い。
故に、素手で武芸者が義体化人を打倒しようと思えば、行うべきは点を穿つが如き打撃の一極集中。《気》の振動を連続して打ち込み内部破壊を行う浸透勁で、大出力の根幹を担うジェレネレーター部分を破壊できれば、僅かながらに勝機はある。
ただ、それは渡りきるにはあまりにか細く険しい道。少しでも歩みを誤れば、途端に冥府まで転げ落ちる。
それだけ、生物の延長である武芸者と痛覚さえ制御し半ば兵器化している義体化人の差は大きい。
「………くっあっ!」
手から脳天へ走った激痛に、言葉にならない呻きとも雄叫びともつかない声をケビンはあげた。繰り出した打撃、蹴撃は百を超え、黒く炭化していく四肢からは痛覚以外の殆どの感覚が消えていた。超高熱の義体から発せられる放熱が触れずとも身体から水分を奪い、戦う意思を削る。絶えず打ち続けているはずが、寧ろ攻め手側が消耗していた。
「どうしたんだ、攻撃はもう終わりかい?」
S級闘士マクシミリアンの戦いに防御するという概念はない。
強化された義体の剛撃も、越境能力の力場攻撃も、光学兵装の光線も、全て余すところなくその身で受け、それ以上の一撃を返礼するのが、王者の戦いの作法。
狂気の渾名は、この死すら恐れぬファイトスタイルに由来する。
ケビンの決死の連撃の最中も肉体を強調するようなポージングを繰り返すだけで、一切防御行動をとらない。
「なら、今度はこちらの番だ!」
両手を頭上で組み、義体の高出力と頑強性のままに振り下ろすダブルスレッジハンマー。頭蓋を熟した果実のように易々と叩き潰す、鋼の鉄槌。
肉体的な消耗から首を上げる事もできず俯いているケビンでは、力の入らない黒ずんだ両足では避けられない。
故に、少年は攻撃を受け入れた。
天通眼による俯瞰視点。演算仮想世界を作り出すことで得た数秒の時間的余裕で、剛腕の鉄槌が落ち切るよりも早く、ケビンは頭上へ右手を差し込んだ。
攻撃を身体全体でしなやかに受け止め、外力通により衝撃を循環。左手を掌底の形ではなく指二本の剣指にし、広がる面ではなく収束する点の一撃にて《木霊》を打ち出す。
義体の亀裂に、指が突き刺さる。
浅く、しかし確かに穿たれた細い一撃に、ケビンは勝負を賭けた。
前へ、更に前に進もうとする武芸者の全身から、一般人にさえ視認可能なほどの《気》が一気に噴出した。
限界を超えて稼働する《仙丹》からの奔流が、《経絡》を巡り巡ることで寸断された神経を繋ぎなおし、活性化された細胞が新たな皮膚・筋繊維を生み出し四肢の炭化を元の状態へと回帰させる。
それは、身を削る前進。
一見完全に回復しているように見えて、無理の反動が全身に甚大な内部損傷を与えていた。僅かでも気を緩めれば、瞬く間に崩れ落ちる死に体。試合中、《気》の生成が不可能になる事と引き換えに、ケビンは歩みを進めた。
「貫けぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
浅く入った指が捩じり込まれ、深みを抉る。
《気》の力に満ちた光の回転が、義体の多重装甲の僅かな亀裂を押し広げる。表層を走るだけだった損傷は、ケビンが連撃を入れ続けたことで着実に摩耗を重ねていた。そこへ剣指により穴が穿たれたことで、積もり積もった損傷が一気に表面化し腹部分の装甲が完全に破壊され、内部機構が露出した。
「――――――――っ!」
左手の剣指を引く事で、逆に前へ出る本命の右手掌底。
輝きが、衝撃を携え螺旋を描く。腰、肩、肘、手首、全身の回転運動を総合させることで、短距離の加速から最高速度へ到達する上半身のみで放つケビンの奥の手。
《気》の光が、一瞬でリングを焼いた。
威力が、衝撃が、練り込まれた《気》が、無防備な義体の内部へ浸透する。身体を内側から爆破されるに等しい閃光の一打。力の相乗は背中を突き抜けていき、マッドマックスの胴部に向こう側を見たわせる程の大穴が空いた。
巨体が、音を立てて倒れる。
全身の《気》を最後の一滴まで出し切ったケビンも、足元が定まらずに近場の柱の一本にもたれ掛かった。
「もう・・・・・・・・・なにも、出ねぇ」
余力など残さずに、ケビンは全力を出し切った。身体の内と外、両面での消耗が激しく、意識を消失する寸前。
視界が霞んでいく中、少年はその音を聞いた。
声だ。少年の勝利を祝福する賛歌ではなく、チャンピオンの敗北する姿を見たくないという悲鳴にも似た応援。
立て、立ち上がれ、何度でも。
声の雨をその身に受け、倒れ伏した義体が僅かに揺れる。
「――――――――ファンの声援が、身に染みる」
再び王者はゆっくりと、立ち上がった。観客達の声に応える為に。
そして、両手を広げ盛大に笑った。
「さあ、第二ラウンドを始めようか!」
そこに立つのは、ケビンが積み上げてきた己の心技体の全てで穿った大穴を完全に修復させ、全身を超高熱で赤熱させる不動の王者。
マッドマックスは気炎も高く、試合続行を宣言した。




