表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
もしも願いがかなうなら  作者: 飛鳥 友
第1章 始まり
1/213

第1話

今更なのですが、序文を少々付け足しました。

設定等、全く変更はありません。

半ば無理やりの付け足しなので、うまく伝わっていくものかどうか・・・。

                     1

「きききぃーっ」

 長い尻尾を枝に引っ掛けて、樹上から猿系の魔物が襲い掛かってくる。

『シュッシュッシュッシュッ』『ドサッドザッ』すかさず射者の弓が放たれ、的確に魔物たちを射抜いて行く。


「おりゃぁーっ」

「たぁーっ!」

『ズバッ、バズッ』それでも矢の雨をかいくぐって襲い掛かってくる魔物は、剣士である俺と格闘家が粉砕していく。


『ズゴッ、バズッ』樹木の生い茂る森の中を少し歩いて行くだけで、引いているリアカーが魔物たちの死骸で埋め尽くされていく。

 どこか土の露出した場所を見つけ穴を掘って、こいつらを埋めておかなければならない。


「本当にこんなことを続けて行けば、元の世界に帰れると言うんだね?」

 疑い深い格闘家は、未だに俺の話を心から信じている訳ではなさそうだ。


 それはそうだろう、その話を持ち出した俺自身だって、絶対の自信がある訳ではない。

 しかし、この星の特性と人々が取り決めたルールを考慮すると、この冒険を続けて行くことが、元の自分に帰れる数少ない方法のひとつなのだ。


 この冒険を完全にクリアーするもしくは、俺たちの行動を広くこの星中の人たちに知らしめる・・・、その事によって、我々が元の世界へ帰れるように祈っていただこうと考えている。


 願いが叶う星・・・、そう、これはこの星ならではのルールにほんろうされた、冒険者たちの物語だ。

 あれはそう・・・、ほんのひと月ほど前の事・・・


『あなたも現実世界で勇者になれる。』

 意味不明のうたい文句と共に、そのゲームは販売された。


 完全実写、現実世界での冒険。但し、別の惑星。

 という、とても信じられない言葉と共に、ゲームの予約が開始されたのだ。

 現実世界で、どのように冒険をする?魔法攻撃など実際に実現可能なのか?

 加えて、別の惑星って?・・・どういうこと?


 そう言えば昨年、ほんの数年前までは、地球の宇宙飛行技術は太陽系外との行き来もままならなかったはずなのに、突然、銀河系にも人類同様の文明を持った星が発見されたと報道されていた。

 深宇宙望遠鏡なるもので観察した結果なのだそうだが、そんな離れた場所の星に生命体がいるなんて、見えるものなの?・・・と思っていたら、なんとそこで暮らす人々の画像まで、まことしやかに公表される始末。


 光や電波などの波動に関しては、時空を捻じ曲げてショートカットする方法が、確立されたという事だ。

 つまり何光年と離れた場所とも、リアルタイムに通信ができる世の中になったというのだ。

 その通信技術を用いて、冒険しましょうと言ううたい文句で、RPGが売り出されたのだ。


 それも、決して安くはない価格で。

 しかし、それなりに一般人にも支払う事が可能な、中古車レベルの価格帯でだ。


 しかも普通に生活ができるって・・・、あれか?週末になると、地球上には存在しないはずの金属でできた、大きな輪をくぐって、未知なる星へと旅立つのか?

 俺は、眉に唾をつけて、発表会へ出向くことにした。


 29歳独身、彼女なしの俺にとって、決して払えない額ではない。

 貯金だってそれなりにはある、現金払いだって出来ないことはない。

 しかし、やはりローンを組もう。


 決して大企業という訳でもないが、それなりの規模の会社で、収入は安定しているからローンを組むことも問題はない。

 そうしてローンでさえあれば、購入後に話が違うよなんて事になった時に、支払いを止めれば済むことだ。


 現金払いした後で、ドロンなんてされるより、危険性が少ないだろう。

 なにせ詐欺まがいの目に遭って、返還請求の裁判を起こしたところで、相手がすべて使い切ってしまい支払い能力がないとなった時には、どうしようもなくなるからだ。


 俺はクレジットカードを手に、わざわざ有給休暇を申請して、平日の広間に行われた発表会へと出向いた。

 発表会はドーム球場を借り切って、大々的に行われた。

 これを見ても、少なくとも、資金がなくてすぐにつぶれてしまうような、弱小メーカーが行っている訳ではないことが伺える。


 しかし、これまでに聞いたこともないような、ゲームメーカーであることに変わりはない。

 青空商会・・・民間の宇宙開発事業を生業としている会社らしい・・・が、ゲーム機販売?

 という疑問を誰もが持つだろう。


 まあ畑は違えど、その道ではそれなりに名の知れた会社のようだ、あおるだけあおっておいて、立ち消えるという事もあるまい。

 それに、宇宙開発という事から、他星とのコンタクトという事も実現可能なのでは?・・・などと妙に納得がいく設定でもある。


 おれは迷わず、限定百組という初回応募に名乗りを上げた。

 モニター価格という事で、少し割安な話ではあったが、それでも年間百万円という金額は、ゲームに支払うにしては決して安くはない。


 しかし、ケーブルテレビの契約もいくつかのチャンネルを申し込めば、月払い1万円強で年間十数万円だ。

 しかも、アクセスするのは、夕方から夜間という事で、当面はそう言った余分な契約も解除できるはずだ。

 何とかなるだろう。


 俺は、ゲームにそうのめり込むタイプではない。

 ゲーム自体は好きなのだが、ネットゲームというものがそれほど好きではないのだ。

 チャットなどを使って、互いにやり取りをするというのが面倒でならない。


 ロールプレイングゲーム(以降ロープレ)で、パーティを組むもの同士、自己紹介位してもいいのだが、冒険の最中にも、やれ最近の生活がどうだの、勉強が嫌いだの仕事がきついだの、挙句の果てには恋愛相談まで・・・、

 俺はゲームとはもっと寡黙に、集中して行うものだと考えている。

 けっして、雑談して楽しむ場を与えているものではないのだ。(あくまでも個人の見解です。)


 将棋とか囲碁などはプロという、対局を見てもらって、それに見合った報酬を受け取る人たちがいる。

 俺はロープレでも、プロが存在してもいいと思っている。


 それは、決して発売とほぼ同時に攻略して、その手法をレクチャーするような人の事ではなく、様々な難問に真摯に向き合い、解決していく様を人様に見せて報酬を頂くという・・・、まあ、結局はプログラムの開発者が、難易度に見合った、それでいて解決可能な問題を出しているのだから、解決できたからと言って自慢できるものでもないのだが・・・。


 だから、今でも新作が出ないわけではないのだが、あくまでも個人で冒険できるロープレを主に行い、何十年も前のゲームの復刻版などを選択する場合が多いのが現実だ。

 ネットゲームに参加する時には、やはり日本人同士のパーティを希望するが、冒険中の会話には参加しないことにしている。


 だから大抵の場合、俺は日本語が片言だが、日本好きの外国人と思われているらしい。

 今のゲームでは、翻訳機能で、それぞれの国の言語で入力すれば、自動的に相手側には翻訳された言葉が出力されるわけだが、やはり生で会話した方がいいとして、翻訳機能を使わないで片言の日本語で会話しようとする外国人も多いからだ。


 まあ、それもこれも、俺の対人関係が影響しているのだろうが・・・、営業であるにもかかわらず、人との関わりが苦手なのだ。

 苦手というよりも、よく知らない人が怖いと思ってしまう。


 人見知りの極端なやつだと自己分析している。

 会社の同僚でさえも、あまり親しくはない奴には遠慮してしまうきらいがある。


 特に、そう言った会話などをいちいち入力する必要性はないという事と、ある程度設定した謎解きやダンジョンが存在するが、現実世界を使用するため問題が自然発生する場合もあり、それらは解決可能かどうかすら不明という触れ込みが気に入った。



 眠った状態でアクセスするという事の様で、俺はその装置のデモに参加してみることにした。

 それは、リクライニングチェアーのような簡易ベッドのような、繭を半分に割ったような楕円形のいれものに人が横たわるスペースが設けられていて、そこにゴーグルとヘッドフォンをした状態で、横になるようだ。


 まず先に、自分の性格診断や話し方に加え、希望する外観と性別など様々なアンケートに答えた後、セットされた安眠チェアーに横たわる。

 暫くすると視界が開けて、そこは別世界だった。


 緑豊かな平原・・・あれ・・・?生えている植物は、通常公園などで見かける芝や桜などの植物とは違う。

 植物図鑑で見るようなシダ類を大きくしたような緑が、身の丈をはるかに超えるような高さまで伸びあがっているが、その葉は団扇のように丸く平べったい。


 足元に生えている、いわゆる雑草と思しき草も、先端が丸くなっていて、緑のエノキ茸の絨毯と言ったところだ。

 周囲を取り囲むようにして伸びあがっている木々は、さすがに変わらない幹の形状をしているが、土から所々見え隠れしている根は、球根のように丸く玉状のものが飛び出している。

 更に、枝に生えている葉と思しき物も丸い。


 どうやら、この世界では先端形状の基本は丸のようだ。

 森のようにうっそうと茂った木立の中では、そこかしこに茶色や黄色い毛で覆われた、小動物が飛び回っている。

 野太い雄叫びのような声が聞こえてくるところを見ると、姿は見えないが、もっと大きな動物が存在することもうかがい知ることができる。


 そこでの俺は、ただひたすら周りの景色を眺めながら歩いていた。

 自分の体を確認すると、手は2本で足も2本。

 精巧なCGで作られているのか、指先には指紋も描かれていて、実写に限りなく近い印象を受ける。


 操作をどうするのかと思っていたのだが、操作パネルはあるにはあったのだが、デモでは使わないそうだ。

 だから、只の風景ムービーかと思っていたが、そうでもなかった。

 そこには、俺以外の人もいたからだ。


 俺より少し背が高めの、色白の青年が、物珍しそうに辺りを見回している。

 俺はすかさず彼の元へと走って行った。


「こんにちは、俺は・・・、No.15よろしく。」

 俺は自分の体を見回して、そこに表示されている数字を告げる。


「僕はNo.21です。どうぞよろしく。」

 相手も、自分の体に表示されている数字を告げてくる。

 俺達の分身には通しNo.が付けられているようで、まずは本名どころかハンドルネームも言わない方がいいだろう。


「たしか、西の方角に最初の村があるそうですよ。

 行ってみましょう。」

 どこでそんな情報を得たのか、No.21はそう話しかけてきた。


「こんにちは、あたしはNo.8よ。西ってどっちか分る?」

 すると、背後から女性の声が聞こえてきた。

 振り返ると、髪が長めの日本的な若い女性が立っていた。


「ううん、僕も分からないんですよ。

 今、この人と一緒に村を目指そうと話していたところです。」

 No.21はそう彼女に告げる。


「まあ、太陽は東から昇って西へ向かうとして、昼間は南側にあるものだから、太陽の方角を見た右手側が・・・、

って、あれ?」

 森に囲まれた、小さな平原の頭上に見える太陽は2つある。


 しかも、一つは頭の真上にあって、もう一つは右前方に・・・。

 どっちが南・・・?

 自信満々に空を見上げた俺も、途方に暮れた。


「この星では、昼間の太陽は3つあるそうですよ。

 そうして、夜の太陽が一つ。


 恒星を中心に惑星が回るのが一般の星系で、対象となる恒星が2つ以上あったとしても不思議ではないそうですが、夜の部分、つまり星系の中心とは反対方向を向いている時にも、恒星が見えるというのは理屈に合いません。

 どうしてそんなことが出来るのか不思議ではあるのですが、現実そうなっているそうです。


 つまり夜の闇は存在しないわけなのですが、それでは不自由なので、少し暗い太陽が一つしかない方を夜としているそうです。

 配布されたパンフレットに、そう書いてありました。」


 No.21は淡々と説明してくる。

 そう言えば、デモ装置に入る前に説明書を渡してくれた。


 しかし、どうせデモ装置の操作方法が書いてあるだけだろうし、周りの人がやっている様子を見て、ついて行けばいいやと考え、ろくに説明書に目を通すこともなかった。


 なにせ、普段だって人に意見をするなどもってのほかで、誰かが提案したことに従って、黙ってついて行くタイプなのだ。

 国内で販売されている各種のゲームは、それなりにこなしている。


 それから考えると、ゲーム機の操作などお決まりのものだろうし、特殊キーがあったにしても、やりながら覚えておけばいいのだ、とも考えていた。

 初期モードで親切設計であれば、学習システムもあるかもしれないしね。


「へえ、隅々まで説明書を読んだの?

 あたしなんて、とりあえず操作方法が分ればいいと思ってさらっと読んだんだけど、操作はお任せですとなっていたので、読むのを止めたわ。

 それなら勝手に進んで行くのだろうと思って。


 たまたま最初のページに始まりの村って書いてあったのを思い出したから、西を目指そうと思っていたの。」

 No.8はそう答える。

 ほう、やはり操作方法など書いてはなかったのか。


「まあ、太陽が南側にあると想定して、影が出来る方向と反対側が南と判断しようって・・・、これって日本ではそうだけど、他の土地でもみんなそうだったかな・・・。」

 ふと、多少の疑問を感じつつも、俺の分身が意見を述べる、珍しい事だ。


 そう考えながら、俺は周囲の地面に目をやる。

 影などどこにもできてはいない。

 それはそうだ、太陽の一つは真上にあるのだから・・・、考えて見れば尤もだ。


 うーん、慣れないことをするもんじゃない・・・、頬を汗が伝っているような感覚を覚える。

 代案を出さねば・・・、思いついてはいるのだが、やはり俺の性格では・・・。


「3つある昼間の太陽は、順番に昇ってきて、昼の時間のうち6時間はどれか一つは必ず真上に存在するという事です。

 ただし、最初に向かう地区は、環境的には地球での日本の気候・風土に近いとなっていました。」

 No.21は、そう書いてあったと説明してくれる。


「南とか北というのは、その星が太陽を中心に回る公転軌道に対して、中心から垂直方向に伸ばした頂点の片側を北で片側を南としているはずだ。

 太陽系の惑星の図などでは、北を上に描いているものがほとんどだが、当然のことながら宇宙空間には上下がないから、どちらを上・・・つまり北と称してもいい訳だ。


 地球はその垂直の軸で回転・・・いわゆる自転していて、日が昇ったり沈んだりするわけだが、実際には自転軸には傾きがあって、その影響により地球上の地域によっては四季が存在する。

 両極には地球の内部活動の影響で磁力が発生していて、方位磁石でその方向を確認することができるが、今は方位磁石を持ってはいないし、また、この星にも地球と同じく磁力が両極から発生しているかどうか不明だ。


 次に思い浮かぶのは、先ほども言った通り、太陽が南側にあるという考え方だ。

 北半球にある日本では、太陽は南側が基本だが、ここの風土が日本に近いと言うヒントから、この考え方で問題はないだろうと考える。


 しかし、影では判断が難しいとなると、植物の成長で判断してみるとしようか。

 日の光で光合成して、成長していくと言う植物であることが大前提ではあるのだがね。

 植物が常に太陽に向かっているとまでは言えないし、ぱっと見では判りにくいから、確実なのは木の切り株を見てみようか。」


 ここに居る、俺の分身は饒舌だった。

 各自の分身は、コミュニケーションを取る目的で、人懐っこい性格に設定しているのかも知れない。

 俺は、これ見よがしに平原の中央部に存在している大きな切り株に、先ほどから目を付けていた。


「太陽が3つあったとしても、日の当たり方は360度均一という事はないだろう。

 やはり成長のいいのが南側と考えると、成長の速い・・・つまり年輪の間隔が広い方角が南だ。

 まあ、南とか北なんて方角も、人間が勝手につけた呼び名だから、そう言った形式を踏襲していることを祈ろう・・・。」


 ってあれ?切り株はほぼ真円で、年輪の間隔も揃っている。

 ふうむ、俺は親指と人差し指を使って、切り株の中心から4方向の長さを計ってみたが、遜色ない。

 仕方がないので、今度は少し大きめの草を引っこ抜いて丸い葉をむしり、長い葉脈の端を切り株の中心に当て、No.21に押さえていてもらった。


 そうして、コンパスよろしく、葉脈の端を持って切り株の周囲を回してみる。

 すると、3方向はぴったり同じ長さだが、1方向だけ微妙に短いことが分かった。

 もちろん、目視で判別できうるとは到底思えないくらいの、わずかな差だ。


「これが、3つの太陽によるものなのか、夜に出るという太陽によるものなのかは分らないが、非常に微妙ながら成長の度合いの差は見つけられた。

 一番成長が遅い方向を北と考えると、西はあっちだ。」

 俺は、正面から右手方向を指さした。


「へえ、結構やるわね。ありがとう。

 あたしなんか、説明書もろくに読んでいなかったから、それこそ何をしていいか分らなかったところだわ。

 あたしも一緒に行ってもいいでしょ。」


「俺は別にかまわないよ。

 それに、俺なんか説明書のページを開くこともなかったよ。

 それよりも出された弁当の方に気が行っていたからね。


 だから、君達がいてくれなかったら、それこそ何もできなかっただろう。

 こちらこそ礼を言う。」


 俺は素直に頭を下げ、そうして説明書を読まなかった理由を、食べ物のせいにしておいた。

 いい年をして、下準備もせずに新しい世界へ飛び込むなんて真似をした自分が、恥ずかしかった。

 話し方から見て、少なくとも21番は俺よりも相当に若いのだろうに、しっかりしているのだから。


「いやあ、やはり人生経験とかも関わってきますね。

 ありがとうございます。

 では、この3人で村へ向かいましょう。」


 21も同行を同意してくれた。

 仲間というものは良いもんだなあと、連れ立って歩き出してふと考える。


 でも・・・、あれ?俺は別に話す言葉を入力もしていないし、考えたことが言葉に出てくるというより、勝手に俺の分身が話をしている感じだ。

 確かに会話など入力もしていないのだが、それは会話などしなくてもいいという事ではなさそうだ。


 そう言えば、歩いて行くと言う行動ですらも、リモコン操作など一切してはいない。

 まるで、自分の手足のように、自然と動いて行くのだ。

 内容的に自分の考えと差異がないので、まあいいのだが、これはそんなゲームなのか?


 それとも、実は俺自身が自然と会話しようとしているのだろうか?

 もしかすると、ゲーム機の中で横たわりながら、無意識のうちに喋っているとか・・・・か?

 寝ながら手足を、一生懸命動かしているとでもいうのか?


 そんな傍から見たら不気味な・・・。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ