第12話
その時、夜禍は少女の死体を家に持ち帰り自分の身を犠牲にしてフォース(魔力)をその少女に与える
すると、夜禍は気を失う
そして、少女は生き返るが雷の影響で記憶喪失になる
少女は何故か不意に夜禍に抱き付いて時が過ぎる
しばらく経つと夜禍を目を覚ます
夜禍「何だ!?この感情は?異性だからか?」
少女「うぅっ……、起きたの?」
夜禍「お陰様でな」
少女「ねぇ、私に似てる人が…」
夜禍「悠樹 明莉か…、何処からどう見てもそっくりだ…そういえば、君の名前は?」
少女「え?私、知らないわ」
夜禍「まさか、雷で記憶喪失って訳か…
仕方無い、私が君にシリアスな意味を持つシリアという名にするか」
シリア「うん、それで良いよ
所で、貴方の名前は?」
夜禍「夜禍だ とはいえ、偽名だがな」
シリア「じゃあ、本名は?」
夜禍「それは、教えられない
訳有りだからな」
シリア「そうなの?」
夜禍「そうに決まってるだろ!
天然か君は!?」
シリア「私は野生児なの?」
夜禍「意味違うだろ…」
シリア「ねぇ、夜禍は私より年上なの?」
夜禍「今年で、20になるな」
シリア「私は17よ」
夜禍「私の方が年上だな」
シリア「呼び捨て駄目だよね?」
夜禍「確かにな」
シリア「ね、ねぇ夜禍さん…
お、御手洗い何処なの?」
夜禍は案内して着いた
シリア「見ないでよね!」
夜禍「変態な訳じゃないから見る訳無いだろ」
すると、夜禍は地獄耳の所為か、水に関係するいけない音が聞こえる
夜禍「(これは聞いちゃいけない音だ…)」
シリア「夜禍さん、待ってくれたの?」
夜禍「あ、あぁ……」
シリア「夜禍さん、暇ね」
夜禍「そうだな…、出掛けてみるか?」
シリア「うん!」
第2章Phase Second