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第28話 網の限界

挿絵(By みてみん)


光の網がバチバチと火花を散らし、クロノスの闇を必死に押さえ込んでいる。


挿絵(By みてみん)


セラフィムは片膝をつき、息を荒げていた。ウイルスが体を蝕み、黒い筋が腕にまで浮き上がる。


「……あと3分……」


挿絵(By みてみん)


ユナが不安そうに尋ねる。


「カイトさん、今度こそ勝てるよね?」


カイトが冷静に答える。


「ああ、ライトニング・レインならクロノスのコアに当たるはずだ。」


挿絵(By みてみん)


クロノスが網の中で咆哮する。


「この程度の網で……我を止めたつもりか!」


黒い霧が急激に膨張。

光の糸が一本、また一本と弾け飛ぶ。バチン! バチン!


挿絵(By みてみん)


セラフィムは歯を食いしばり、両手を前に突き出す。

新たな光の糸を補充しようとするが、体力が限界に近い。


「……っ、もう……少しだけ……」


挿絵(By みてみん)


網が半分近くまで裂けた瞬間、クロノスが一気に力を爆発させた。


「破れろ!」


バチーーン!!


光の網が弾け飛び、青白い残光が広場に舞う。


挿絵(By みてみん)


セラフィムは衝撃で後ろに倒れ、地面を転がる。


「……ぐっ……!」


挿絵(By みてみん)


クロノスの霧が自由を取り戻し、ゆっくりと再び形を整える。


「時間稼ぎは終わったな。もう逃げられぬ。」


挿絵(By みてみん)


カイトが叫ぶ。


「セラフィム! 立て!」


挿絵(By みてみん)


ユナが声を震わせる。


「セラフィム、がんばって! もう少しだよ!」


挿絵(By みてみん)


セラフィムは這うように体を起こす。


視界が揺れ、足に力が入らない。それでも、彼女はゆっくりと立ち上がった。


「……まだ……終わってない。」


彼女の瞳が、強く光る。


空が一瞬、静寂に包まれた。


残り0分。


決着の時が、ついに来た。


「ライトニング・レイン……準備、完了。」

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