第24話 闇のウイルス
セラフィムが飛び出した先は、無限に広がる闇の空間だった。
目の前に巨大な黒い霧がゆらゆらと浮いている。クロノスだ。
「ようやく来たか、セラフィム。我を倒せると思うか?」
セラフィムは静かに一歩踏み出す。
「カイトたちの未来を奪うなら……あなたを倒す!」
「面白い。それでは、いくぞ!」
クロノスがセラフィムに襲い掛かる。
「ライトニング・シールド!」
セラフィムは光の盾で防御し、すかさず反撃する。
「ライトニング・ボール!」
しかし、光の玉はクロノスの体をすり抜ける。
クロノスがあざ笑う。
「ほう、反撃できるようになったか。成長したな、セラフィム。しかし、我には効かぬ。」
(やはりクロノスに通常技は通用しない。ライトニング・レインが発動できるまで耐えるしかない。)
クロノスがウイルスを放つ。
「ダーク・インフェクション!」
闇のウイルスがセラフィムにまとわりつき、体力を少しずつ奪い始める。
皮膚を這い、体内へ潜り込む。ズキン、と胸が疼いた。体力がじわじわと奪われていく。
「っ……!」
カイトが叫ぶ。
「セラフィム、ウイルスだ!スキャンしろ!」
セラフィムは歯を食いしばり、スキャンを開始。
「ウイルスの除去には時間がかかる。先にクロノスを倒さなきゃ……」
クロノスのウイルスが静かにセラフィムの体を蝕み続ける。
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【技の詳細】
■クロノス
ダーク・インフェクション:闇のウィルスで攻撃。感染すると徐々に体力を奪われる。




