表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/23

第19話 闇の入口

挿絵(By みてみん)


モニターの青白い光がカイトの顔を照らす。カイトはキーボードを叩き、クロノスの設計図をスクロールする。


セラフィムの声が静かに響く。


「カイト、設計図にクロノスのカスタマイズ機能を検出。詳細を解析中。進捗35%。」


カイトは拳を握る。


「よし、その調子だ。」


挿絵(By みてみん)


突然、モニターがノイズで乱れ、銀髪のカシアの顔が浮かぶ。青い目が冷たくカイトを射抜く。


「カイト、久しぶりね。」


カイトが叫ぶ。


「カシア!今度は何をするつもりだ!」


カシアが冷たい声で返す。


「カイト、セラフィムの開発を中止しなさい。そうすれば、あなたたちの安全は保証するわ。」


カイトの指が止まる。怒りが胸に込み上げる。


「ふざけるな! セラフィムの開発は続ける。お前は街を破壊し、人々を脅かし、自由を奪った。俺はお前を絶対に許さない!」


カシアが冷たい笑みを浮かべる。


「予想通りの回答ね。最後の戦いにふさわしい舞台を用意したわ。カイト、そこで決着をつけましょう。もし私が負けたら、街の破壊も支配もやめることを約束する。」


挿絵(By みてみん)


ネクサスの中央に闇の入口が現れる。


「セラフィム、その入口を進みなさい。その先にクロノスが待ってるわ。」


通信が切れる。


挿絵(By みてみん)


ユナが息をのむ。


「カイトさん、これは罠だよ! 設計図の解析もまだ途中だし……。」


カイトの鼓動が高鳴る。


「わかってる。しかし、これはカシアの支配を止めるまたとないチャンスだ……くそっ、どうしたら……。」


挿絵(By みてみん)


セラフィムの光が強く輝く。彼女の声に、静かな力強さが宿る。


「カイト、ユナ、心配しないで。私なら大丈夫。必ずクロノスを倒して見せる。私を信じて。」


挿絵(By みてみん)


カイトは深呼吸して、キーボードに指を置く。


「わかった。いけ! セラフィム!」


挿絵(By みてみん)


セラフィムは頷き、闇の中に姿を消す。

ラボに静寂が訪れ、カイトとユナは息を潜めて見守る。戦いの幕が、ゆっくりと上がる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ