【登場人物・用語】
若干のネタバレを含みます。
【登場人物】
<極大陸上部員>
・如月 蒼
極北大学1年生。総合教育部理系。愛知県の銘華大学附属高校出身。
昨年度インハイ5000m覇者の天才。競技をやめるために極北大学に進学したが、久蓮の走りを見たことが切欠で極北大学陸上部に入部した。
・桃谷 翔太
極北大学1年生。総合教育部文系。東京都の星陵高校出身。
高校時代は、サッカー部に所属していた。実はU-18の日本代表FWだったらしい。とにかく明るい陸上初心者。身体能力は高く、スピードは部内でもトップレベル。
・篠崎 久蓮
極北大学4年生。理学部生物学科。長野県の深雪ヶ原高校出身。
飄々とチームを導く主将。左膝の怪我により3年間マネージャーとして活動していた。高校時代は"無敗の帝王"と称され、アグレッシブな走りをしていたが、現在は洗練された流麗なフォームで走る。
・清野 範昭
極北大学4年生。工学部情報科。愛知県の瑞穂高校出身。
厳しいながらも周囲をよく見ている副主将。久蓮の実力を認めているが、反面、彼の思い通りにばかり事が運ぶことを苦々しく思うことも多々ある様子。安定感のある走りでスタミナにもスピードにも対応できるオールラウンダータイプ。
・夜神 真矢
極北大学3年生。医学部医学科。埼玉県の高島高校出身。
医学部の勉強と陸上部の練習を両立させている。速くなるための努力を惜しまない努力家。スピードは全くないものの、久蓮に"一定ペースの鬼"と評される程には、同じペースを維持できる。
・御影 大介
極北大学3年生。文学部文学科。京都府の西遠寺高校出身。
穏やかで優しく無口な青年。無口ながらも、浮かべる表情が豊かであり、その想いはよく伝わってくる。言葉でなければ伝わらない重要なことは、筆談で伝えることもある。ランナーとしてはスピードタイプで、戦況を読むのが上手い。
・岩本 真平
極北大学2年生。経済学部経済学科。長野県の深雪ヶ原高校出身。
久蓮の高校時代の後輩で、当時は決して速い選手ではなかったが、努力を重ねた秀才。久蓮・昴の復帰以前は部内でトップの走力をもつエースだったが、発覚した怪我により、全日北海道予選への出場は叶わなかった。
・富樫 裕也
極北大学2年生。歯学部歯学科。北海道の極北市立高校出身。
冷静で堅実な考え方。それは、走りにもよく現れている。久蓮からも、冷静なレース運びを買われている。今まで怪我での離脱が多く、思うように練習できないでいた。久蓮と共に効率の良い練習を模索する傍ら、筋トレを積極的に取り入れ、身体の弱い部分を補強するなど、努力を欠かしていない。
・六連 昴
極北大学生命科学院修士1年生。生命システム科学コース。東京都の青谷学院大学出身。高校は愛知県の銘華大学附属高校。
大学時代は、箱根駅伝において4年連続区間新記録を叩き出した、"王者"青谷学院の絶対的エースにして主将。現在の外見・物腰は当時とは別人。重度の運動誘発性喘息を患っており、それが原因で実業団への道を諦め極北大へとやってきた。
・東雲 瑠衣
極北大学1年生。総合教育部理系。関東の高校出身。
大学の授業などで蒼とよく一緒に行動するグループのムードメーカー。高校時代はテニスをやっており、最近までテニスサークルにて活動していた。蒼と共にいる中で、陸上に本気で真摯に取り組む部員たちをサポートするため、マネージャーとして入部を果たした。
・野々口 賢吾
極北大学理学部生物学科の教授。
物腰柔らかく穏やかなロマンスグレーだが、中々策士な一面もあるようだ。大の陸上・駅伝ファンのようで、極北大学陸上競技部の部長も務めており、要所でのサポートをしている。全日本大学駅伝では、監督としてチームに帯同した。
【用語】
・天恵
架空の元号。物語の舞台は、平成から令和へと移り変わらずに、天恵へと続いたパラレルワールドの日本。
・極北大学
北海道札幌市にある総合大学。旧帝国大学のひとつ。敷地は広く、医、理、農、文、工など様々な学部がある。学校カラーは紺色。
・メンスト
極北大学を南北に走る、メインストリートの略称。直線部分だけで片道1キロを超えるその長さは、極北大の敷地の広さを実感させる。
・極北教育大学
北海道唯一の公立教育大学。札幌市にある。基本的に、教員資格を取得するための大学。
・帝北学園大学
創立5年目の新設校。札幌市にある私立大学。文系の学部がメイン。駅伝部は創部1年目。
・インハイ
インターハイの略。高校の全国大会。ここでは陸上競技の全国大会のこと。
・インカレ
インターカレッジの略。大学の全国大会。ここでは、陸上競技の全国大会のこと。
地区大会(道カレ、関カレなど)もあるため、特に"全カレ"と呼ばれることもある。
・全日
全日本大学駅伝の略称。出雲駅伝、箱根駅伝と並んで大学の3大駅伝に数えられる。"伊勢路"と表現されることもある。
箱根駅伝の陰に隠れてはいるものの、関東の大学にしか出場権のない箱根とは異なり、全日は全国各地のトップ校が集う。
コースとしては、区間ごとの距離の差が大きく、最短9.5km、最長19.7kmで行われる、全106.8kmの駅伝。
・銘華大学附属高校
愛知県にある私立高校。陸上の強豪校として、全国に名を馳せている。久蓮と昴が高校生だった2年間、深雪ヶ原高校と2校合同練習が開催されていた。
・深雪ヶ原高校
長野県にある公立高校。3年前まで都大路4連覇を果たしていた。久蓮と昴が高校生だった2年間、銘華大学附属高校と2校合同練習が開催されていた。
・都大路
全国高校駅伝の別称。
・ムーンベルク
駅伝部の強い、実業団チーム。理系の研究室があり、極北大理学部とも共同研究を行っている。




