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異常から生まれた能力  作者: coll
第一章:一学期での出来事
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憂鬱な天才児

生徒会の一員のショタで可愛い枠の人が出ます。

ブルアカ今夏イベですけどなんか当たりました?


「....まだ疲れ取れねぇ....」


「大丈夫?裁兎君」


近いなほんと距離感大事よえるちゃん。


「....まだ先週の戦いの疲れが残ってるわ....」


「何かあったら言ってね!私できる限り手伝うから!」


乖十との戦いから1週間が経った....のだが、まだ疲れが取れない。絶対1週間に色々ありすぎたせいだろ....。


「....1週間....色々ありすぎて疲れたわ....」


「ほんとねー!濃い一週間だったね!」


ほんとに濃い一週間だった。


月曜日。乖十と俺の戦い。


火曜日。能力の暴走で、病院行き。全身包帯(そこまでする?)


水曜日。何とか退院出来たが学校はまだ行けず。家で休んでたら、生徒会全員が来て大騒ぎ、大掃除。


木曜日。学校に行けたがまさかの体育祭が始まっていた。父上が、今日体育祭をやる!と言ったそうで、2日連続の体育祭。何故か勝手に800m走で俺の出場が決定してた。(一応800m走は勝った)


金曜日。体育祭最終日、何故か襲撃された。結果体育祭中止。何で襲撃された????


ほんと濃いなぁと思っていたら。


廊下から黄色い声が聞こえる。なんだろう....と思い廊下をふと見たら。


「よいしょ...よいしょ...」


何やら小さい子が必死にダンボールを運んでいるようだ。


「....って神械かいじゃん。」


「うぇ!?...あっ!裁兎くん!あっ...」


運んでいたダンボールが倒れた。


「....そんなに驚かなくていいだろ....」


「えへへ...ごめんごめん」


この子は機仍きじょう神械(かい)

生徒会のメンバーで会計を担当している。


・緑の髪と緑の目 ・大きな丸メガネ 

・袖余り ・ボクっ娘 ・白衣

・小学校から飛び級する程の頭の良さ。


と言う、属性たっぷりなこの子は、この学校の愛されキャラとして皆に可愛がられている。


もっとも、本人は人見知りだから基本的には人と話さないけど........ん?それなら何で俺とは普通に話せたんだ....?まぁいいや


「ねね...裁兎くん...これ運ぶの手伝って欲しいんだけど...」


「....自分の能力でやれば良かったのに....」


「はっ...!確かに...!!最初からそれにすれば良かった...!!あぁぁぁ...」


そのままペタリと座り込む神械かい


皆から何故か可愛いという心の声が聞こえたような気がする。まぁそれは置いといて


「....まぁ運ぶの手伝うよ。」


「ほんと!?ありがとう!裁兎くん!!」


その時間。皆の心の中は尊いでいっぱいだった。



──────........。


「....ふぅ....何とか運び終わったな....」


「助かったよ!!ありがとう!」


「....いいよこれくらい」


「そういえば...ボク....裁兎くんとあまり話したことないよね」


「....そういえばそうだな」


言われてみれば話してるのは乖十かえるだけだな。


「なら...今日...放課後空いてる...かな?」


何故顔を赤らめて言う!おい!なんかこっちまで照れるだろ!


「....空いてる....けど....」


「やったぁ!ならボク校門で待ってるから!」


「....え、ちょ」


........行ってしまった。

年相応って感じの子だなぁ....


その後も何も無く授業が終わり。終礼も終わったので校門に行くと、小さくて可愛い生物がちょこんと待っていた。


「....よ、神械かい待たせて悪かったな」


「...わぁ!来てくれたんだね!」


そんなキラキラで可愛い笑顔をこっちに向けないでくれ浄化する。消えるからやめてください。


「....俺は約束は守る質だよ」


「そうなんだね!安心した!!」


「歩きながら喋ろ!」


「....あぁ」




────────────........。




「ねね!裁兎くん!」


「....ん?どうした?」


「裁兎くんってずっと無表情だよね」


「....あぁそうだな」


「どうして無表情なの?」


「....能力の副作用みたいなもんだ」


「確か...裁兎くんの能力って」


「....俺の能力は裁判。罪人を罰するだけのシンプルな能力。裁判に感情を持ってきては行けない。だから無表情にしてきたんだ。そしたらいつの間にか、普段でも感情が動かなくなった。」


「そっか...なんか...ごめんね...」


「....謝らなくていいよ。話したくないことでもないから」


「でも...」


「....良いんだよ神械かい俺はこの能力が好きだし生徒会全員も好きだ。」


「!」


そして俺は神械かいの目線に合わせて座り...


「....もちろん神械かいもな」


と頭を撫でながら神械かいに言った。

その時だけは、その瞬間だけは、自然と笑顔になったような気がする。




「ん?ちょっと待て今気づいたがなんで名前呼びなんだ?」


「え?こっちの方がいいって琥珀さんが...」


「....はぁ....そっか....」


「えっ....何か悪かった!?」

と焦る神械かい


「....ううん....大丈夫だよ....」


また琥珀さんかぁ....ほんと....あの人なんなんだ....?


神械くんも可愛いですよね。

分かりますか?この気持ち

袖余り丸メガネショタですよ。属性多いな問われながら思います。

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