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異常から生まれた能力  作者: coll
第一章:一学期での出来事
5/65

憂鬱な調子者

私個人のこの作品の推しの能力に関するの話です。


そういえばノゲノラの最新巻いつになるんでしょうね

私はいつでも待ちます。


タリルとヒカラとの戦いから4日が経った。

言うて俺何もしてないけど。

今日は特別授業で能力モノを安定させる為の実戦形式の授業。


「....誰も俺のとこ来ねぇし。しかも寄っても離れる....やっぱ表情が変わらねぇから気持ち悪いのかな....」


こういう時はほぼ確実に....


「お?白神!どした!お前!もう1人が見つかってないのか?」


だろうね....


「....はぁ....そうだよ」


「なら!」



「「俺と一緒にやろうぜ!」」



はっはー当たり。


「すごいな!白神!俺の言うことが分かったのか!」


「....お前と何年一緒にいると思ってんだよ」


「それもそうだな!!!ハッハ!」


クラスの皆がザワついてる。

そりゃそうだろ。能力測定不能(はんのうなし)LZエルズィーと、世界でたったの5人しかいない最強格、LXエックス級のやつが真っ向勝負するんだもんな。


「はーい皆~静かにして~。」

「実戦形式の授業とはいえ、皆の能力モノを一斉に使ったら、ここの建物がさすがに耐えられないので、1組ずつ戦いましょうね~」


まぁそうだな。流石の父上の建物とはいえ皆の能力モノを一斉に使うと崩壊する。特に乖十かいと能力モノは。


「俺たちの番は~...最後みたいだな!」


「....そうか」


「楽しみだなぁ!な!白神!」


「....そうだな」


「いやぁ~白神と戦うのは久しぶりだなぁ!実に8年ぶりだぞ!!!」


「....よく覚えてるなお前」


「これでも記憶力はいい!」


「ねねね!さっきさ!聞いちゃったんだけど!神ノ丞(かみのじょう)君と裁兎君戦うの???」


「お!えるじゃないか!そう!俺と白神が戦うんだ!」


「....お前まさか本気でやるつもりか?」


「あぁ!お前と戦う時は本気じゃないと勝てん!」


「え?!そうなの!?神ノ丞(かみのじょう)君が本気でやらないと勝てないの!?」


「あぁ!それくらい強い!」


「....ハードルあげんな馬鹿。ってかなんでお前いるの?」


「え〜!!同じクラスなのに覚えてないの!?」


「....え?そうなの?マジ?」


「ん?あぁそうだが?えるは同じクラスだが?」


全然知らんかった。


「酷いよぉ〜!!さいとく〜ん!!!」


「え~...じゃあ次!神駛かみはやさん!水野さん!」


「あ!そろそろ私だ!じゃ〜ね!行ってくる!」


「....そういえばえるの能力って何だ?名前からすると記憶系?」


「あぁ!そうだ!えるの能力は記憶系だ!しかもただ記憶に長けている能力ではないぞ。」


「?」


「...あいつの能力はメモリー。見た物の情報を一瞬で把握し。脳内に永遠に記憶する能力。別名、超記憶症候群ハイパーサイメシア。」


「....は?超記憶症候群ハイパーサイメシアって言うと....奇病って言われてるあの?」


「あぁ。それに極めて稀に見る病気だ。」


「大半の人の場合。超記憶症候群ハイパーサイメシアと言っても、昔の方が事細かに覚えてる。や、自叙伝的じしょでんな出来事で、個人的でない物事に関しては、箇条書き程度にしか覚えていないことの方が多い。というか今までそういう症状の人しか出てこなかった...。だがえるの場合、生まれて来てから今までに見てきた風景。通りゆく人の顔色。一日に見た車の数。と言った、全てを記憶しているという。

今まで見たことの無い100%の記憶をしているんだ。」



「....っ....あいつそんな能力持ってたのか....」


世界は広い。能力が被ることなんて沢山ある。だが世の中にはかなり希少な能力モノもある。その内の一人がえるなのだろう。


見た物を永遠に記憶....どんだけ辛いことか。

なのにあいつは....


「やった〜!!!勝った〜!!!えへへ!ブイ!」


まぁ....今、えるが楽しいなら良いだろ。


「ねぇ!勝ったよ!私!見てた?ねぇ!見てた!?」


「....あーはいはい見てましたから。だからそんなに近づくな。」


「なんでそんな冷たいのさ!!」



その後も他の生徒たちが戦っていき。


「ついに俺らか...!」


「....はぁ~....ほんとに本気なんだな?」


「あぁ!!当たり前だろ!」


「....先生」


「はい?」


「....父上って今呼べます?」


「え?あ、どうでしょう...1回呼んでみますね。」


「....ちょっと待っとけ。乖十かいとその間パンプアップでもしとけ。」


「オゥケィ!」



「今から来るそうですよ。待っといてくださいね。」


「....はい。」


「どしたんだ~~さいとち〜ん~何か困ったことでもあったんでちゅか~パパに言っt」

「....父上....みんな見てる」



「.........」



「で話ってなんだ」


「....乖十かいとと戦うから全力出していい?」


「かいとたんと全力で戦うのか...よし分かった許可しよう!だから待ってろ!この建物だけ今からチョ~キョ~リョクなバリア貼るからな!!あ、ポチッとな」


「よしおk!これでいいだろう!じゃあのさいとち~ん」


「....よし」


「終わったな!こっちももうパンプアップは終わった!!!」


「裁兎君と神ノ丞(かみのじょう)君が戦う時だけバリア...!?どんだけ強いの!!あの二人!!私、めっちゃ楽しみかも...!」




「よっしゃぁ...行くか!!!不正展開チートカスタム!!!!」

『........これより裁判を始める。』

えるちゃんかわいいよ。かわいいえるる。

元気ハツラツ。才色兼備。八方美人。

何も言うことなしなのですが。

人との距離が近すぎて告白されがち。

ってか元々モテるんですよね。可愛いし。

でもたまにドジっ娘。そこがよし。

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