憂鬱な調子者
私個人のこの作品の推しの能力に関するの話です。
そういえばノゲノラの最新巻いつになるんでしょうね
私はいつでも待ちます。
タリルとヒカラとの戦いから4日が経った。
言うて俺何もしてないけど。
今日は特別授業で能力を安定させる為の実戦形式の授業。
「....誰も俺のとこ来ねぇし。しかも寄っても離れる....やっぱ表情が変わらねぇから気持ち悪いのかな....」
こういう時はほぼ確実に....
「お?白神!どした!お前!もう1人が見つかってないのか?」
だろうね....
「....はぁ....そうだよ」
「なら!」
「「俺と一緒にやろうぜ!」」
はっはー当たり。
「すごいな!白神!俺の言うことが分かったのか!」
「....お前と何年一緒にいると思ってんだよ」
「それもそうだな!!!ハッハ!」
クラスの皆がザワついてる。
そりゃそうだろ。能力測定不能のLZと、世界でたったの5人しかいない最強格、LX級のやつが真っ向勝負するんだもんな。
「はーい皆~静かにして~。」
「実戦形式の授業とはいえ、皆の能力を一斉に使ったら、ここの建物がさすがに耐えられないので、1組ずつ戦いましょうね~」
まぁそうだな。流石の父上の建物とはいえ皆の能力を一斉に使うと崩壊する。特に乖十の能力は。
「俺たちの番は~...最後みたいだな!」
「....そうか」
「楽しみだなぁ!な!白神!」
「....そうだな」
「いやぁ~白神と戦うのは久しぶりだなぁ!実に8年ぶりだぞ!!!」
「....よく覚えてるなお前」
「これでも記憶力はいい!」
「ねねね!さっきさ!聞いちゃったんだけど!神ノ丞君と裁兎君戦うの???」
「お!憶じゃないか!そう!俺と白神が戦うんだ!」
「....お前まさか本気でやるつもりか?」
「あぁ!お前と戦う時は本気じゃないと勝てん!」
「え?!そうなの!?神ノ丞君が本気でやらないと勝てないの!?」
「あぁ!それくらい強い!」
「....ハードルあげんな馬鹿。ってかなんでお前いるの?」
「え〜!!同じクラスなのに覚えてないの!?」
「....え?そうなの?マジ?」
「ん?あぁそうだが?憶は同じクラスだが?」
全然知らんかった。
「酷いよぉ〜!!さいとく〜ん!!!」
「え~...じゃあ次!神駛さん!水野さん!」
「あ!そろそろ私だ!じゃ〜ね!行ってくる!」
「....そういえば憶の能力って何だ?名前からすると記憶系?」
「あぁ!そうだ!憶の能力は記憶系だ!しかもただ記憶に長けている能力ではないぞ。」
「?」
「...あいつの能力はメモリー。見た物の情報を一瞬で把握し。脳内に永遠に記憶する能力。別名、超記憶症候群。」
「....は?超記憶症候群って言うと....奇病って言われてるあの?」
「あぁ。それに極めて稀に見る病気だ。」
「大半の人の場合。超記憶症候群と言っても、昔の方が事細かに覚えてる。や、自叙伝的な出来事で、個人的でない物事に関しては、箇条書き程度にしか覚えていないことの方が多い。というか今までそういう症状の人しか出てこなかった...。だが憶の場合、生まれて来てから今までに見てきた風景。通りゆく人の顔色。一日に見た車の数。と言った、全てを記憶しているという。
今まで見たことの無い100%の記憶をしているんだ。」
「....っ....あいつそんな能力持ってたのか....」
世界は広い。能力が被ることなんて沢山ある。だが世の中にはかなり希少な能力もある。その内の一人が憶なのだろう。
見た物を永遠に記憶....どんだけ辛いことか。
なのにあいつは....
「やった〜!!!勝った〜!!!えへへ!ブイ!」
まぁ....今、憶が楽しいなら良いだろ。
「ねぇ!勝ったよ!私!見てた?ねぇ!見てた!?」
「....あーはいはい見てましたから。だからそんなに近づくな。」
「なんでそんな冷たいのさ!!」
その後も他の生徒たちが戦っていき。
「ついに俺らか...!」
「....はぁ~....ほんとに本気なんだな?」
「あぁ!!当たり前だろ!」
「....先生」
「はい?」
「....父上って今呼べます?」
「え?あ、どうでしょう...1回呼んでみますね。」
「....ちょっと待っとけ。乖十その間パンプアップでもしとけ。」
「オゥケィ!」
「今から来るそうですよ。待っといてくださいね。」
「....はい。」
「どしたんだ~~さいとち〜ん~何か困ったことでもあったんでちゅか~パパに言っt」
「....父上....みんな見てる」
「.........」
「で話ってなんだ」
「....乖十と戦うから全力出していい?」
「かいとたんと全力で戦うのか...よし分かった許可しよう!だから待ってろ!この建物だけ今からチョ~キョ~リョクなバリア貼るからな!!あ、ポチッとな」
「よしおk!これでいいだろう!じゃあのさいとち~ん」
「....よし」
「終わったな!こっちももうパンプアップは終わった!!!」
「裁兎君と神ノ丞君が戦う時だけバリア...!?どんだけ強いの!!あの二人!!私、めっちゃ楽しみかも...!」
「よっしゃぁ...行くか!!!不正展開!!!!」
『........これより裁判を始める。』
えるちゃんかわいいよ。かわいいえるる。
元気ハツラツ。才色兼備。八方美人。
何も言うことなしなのですが。
人との距離が近すぎて告白されがち。
ってか元々モテるんですよね。可愛いし。
でもたまにドジっ娘。そこがよし。