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異常から生まれた能力  作者: coll
第一章:一学期での出来事
3/65

憂鬱な裁判官

ウマ娘ですねやっとURA優勝出来まして。

ほんと涙がめっちゃ出ました。

最高です。ウマ娘。


この学校の生徒会の仕事は、どうやら基本的には一緒らしい。そう"基本的には"なのだ。この学校には風紀委員がない為、生徒会の仕事は風紀委員+生徒会、と言う面倒臭いにも程がある仕事内容だ。


「....めんどくせぇ」


「しょうがないだろう!白神しらかみ!生徒会に入ったんだからな!」


「....あんなん半強制だろ」


「そんな事言うなよ!ハハ!お前の能力モノは生徒会に向いてるんだからな!お前が居たら生徒会も百人力なのだよ!」


「....あー....はいはいそうですね」


コイツうぜぇしうるさい....ほんと....


そしてこの学校の生徒会には、特殊な仕事がある。校則違反、もしくは異常者が犯罪を犯したときに罰することが可能になる。正常者は異常者を訴えたりできるのだが。異常者は能力モノを持っている為。訴えても能力モノを使って殺られる可能性がある為。迂闊うかつに訴えれないのだ。


法律改正しろよ....


って思いながらも乖十かいとと一緒に校内を歩き回ってると、庭でいじめられている子がいる。しかも....周りは助けねぇ....


「....チッ」


なんで周りは助けねぇんだよ....


「....おいおい、いじめるなよお前ら」


「あ?なんだテメェ」


「お前もいじめられてぇのか?」


「あれ?こいつ生徒会の一員じゃん」


「え?マジ?こんな奴が?」


「....人の話聞いてたか?」


「は?いじめるのは俺の勝手だろ!」


「なんかこいつムカつくなぁ...」


あぁ....そう来るよね....そうだと思った。


「....はぁ....さて、始めますか....」



────────........。



      『これより裁判を行う』


「は!?なんだこれ!?」


     『被告人の罪状を言い渡す』


         『有罪』


「は?!何言って...」


  『よって被告人の処刑内容を言い渡す』


  『被告人は腕が一定期間使えないように』



     『腕を5ヶ月間の麻痺に決定』


       『以上。閉廷。』




────────........。



「あ、あぁぁあ...う、うう、腕の感覚がねぇ!」


「ま、まさかさっきの幻覚じゃねぇのか!?」


「な、何もんだお前!」


「....俺?俺は白神裁兎....ただの一般生徒だよ」


「....てめぇら....2度目の罪は更に重くなるぞ」


「ヒ、ヒィィィイイイ!!!」


あ、気絶した....まぁいいや。


「流石だな!白神しらかみ!」


「....お前なんで助けなかったんだよ」


「一応白神(しらかみ)の初仕事だからな!奪うわけにはいかん!」


「....お前最低だな」



異常から生まれた能力どうですか?

楽しんでますか?

長い話にするつもりなので

これからもよろしくお願いします。


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