憂鬱な裁判官
ウマ娘ですねやっとURA優勝出来まして。
ほんと涙がめっちゃ出ました。
最高です。ウマ娘。
この学校の生徒会の仕事は、どうやら基本的には一緒らしい。そう"基本的には"なのだ。この学校には風紀委員がない為、生徒会の仕事は風紀委員+生徒会、と言う面倒臭いにも程がある仕事内容だ。
「....めんどくせぇ」
「しょうがないだろう!白神!生徒会に入ったんだからな!」
「....あんなん半強制だろ」
「そんな事言うなよ!ハハ!お前の能力は生徒会に向いてるんだからな!お前が居たら生徒会も百人力なのだよ!」
「....あー....はいはいそうですね」
コイツうぜぇしうるさい....ほんと....
そしてこの学校の生徒会には、特殊な仕事がある。校則違反、もしくは異常者が犯罪を犯したときに罰することが可能になる。正常者は異常者を訴えたりできるのだが。異常者は能力を持っている為。訴えても能力を使って殺られる可能性がある為。迂闊に訴えれないのだ。
法律改正しろよ....
って思いながらも乖十と一緒に校内を歩き回ってると、庭でいじめられている子がいる。しかも....周りは助けねぇ....
「....チッ」
なんで周りは助けねぇんだよ....
「....おいおい、いじめるなよお前ら」
「あ?なんだテメェ」
「お前もいじめられてぇのか?」
「あれ?こいつ生徒会の一員じゃん」
「え?マジ?こんな奴が?」
「....人の話聞いてたか?」
「は?いじめるのは俺の勝手だろ!」
「なんかこいつムカつくなぁ...」
あぁ....そう来るよね....そうだと思った。
「....はぁ....さて、始めますか....」
────────........。
『これより裁判を行う』
「は!?なんだこれ!?」
『被告人の罪状を言い渡す』
『有罪』
「は?!何言って...」
『よって被告人の処刑内容を言い渡す』
『被告人は腕が一定期間使えないように』
『腕を5ヶ月間の麻痺に決定』
『以上。閉廷。』
────────........。
「あ、あぁぁあ...う、うう、腕の感覚がねぇ!」
「ま、まさかさっきの幻覚じゃねぇのか!?」
「な、何もんだお前!」
「....俺?俺は白神裁兎....ただの一般生徒だよ」
「....てめぇら....2度目の罪は更に重くなるぞ」
「ヒ、ヒィィィイイイ!!!」
あ、気絶した....まぁいいや。
「流石だな!白神!」
「....お前なんで助けなかったんだよ」
「一応白神の初仕事だからな!奪うわけにはいかん!」
「....お前最低だな」
異常から生まれた能力どうですか?
楽しんでますか?
長い話にするつもりなので
これからもよろしくお願いします。