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異常から生まれた能力  作者: coll
第一章:一学期での出来事
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憂鬱な入学式

初めましてcollと申します。

初めての小説です。不慣れな点がありますので

ご了承ください。ダメな点はやんわりと言ってください。

異常から生まれた能力をどうぞよろしくお願いします

この世には2種類の人類がいる。

"正常な人間"と、"異常な人間"

もし神がいるとしたら全人類正常にしてくれたらいいのに....




今日は入学式。とある高校の入学式。

だがその高校は少し変わっていて、

異常な人間、つまり異常者。

まぁ正確には"モノシニリティ"って名前がついてる。

まぁそんなことは置いといて、

異常者が普通に過ごせる高校。

正式名称が国立神夜乃(かみやの)高等学校

っていうちょっと長い名前で略して夜乃高やのこうって言われて────


ん?早く話進めろ?仕方ないだろ....

話さないと通じないだろ?

お前"こっちの世界"の住人イキモノじゃねぇんだから....

ちなみに俺はこの世界の管理者的な立ち位置でやってる。

あ、言ったっけ?まぁいいや、とりあえず俺の話聞け、

まったく....大人しく聞けよクソが....(ボソッ)

ん?どした?いや何も言ってないぞ!ハハ!ゴホン!....


どこまで話したっけ....えっと....

あー....もうめんどくさいから話すっ飛ばすわ、うん。

大事な高校の入学式だぞちゃんと見とけ。

ちなみに俺はもうお前の目の前には出ないからな?

じゃあな!この世界を知っていってくれよな!傍観者しちょうしゃくん♡


─────────────....




この高校は世界でも稀に見る異常者が通える学校だ。この高校は異常者だけが通える高校ではなく、正常者も通えるようにはされている。だが正常者で入る人は少ない。

設立者の1人に父様がいるのもあるけど、一応俺自身、異常者だからこの高校に入ることを決意した。親友と一緒に。


「よぉ!白神(しらかみ)!幼小中高と一緒とは運命か!?ハッハッハッ」


親友と言っても熱くてウザい。


「....乖十(かいと)...朝からうるさい....」


「お前ちゃんと飯食ったか?」


「....ちゃんと食べたよ....」


「そうかそうか!よかった!ハッハッ!」


俺の名前は白神裁兎しらかみ さいと、でこのウザイのが神ノ丞乖十(かみのじょうかいと)

乖十これでかいとって読むらしい一応読めるけどどんな漢字だよ。


なぜ異常者と呼ばれるのか、生まれながらの持病+能力が獲得されるのだが、それが気持ちが悪いとの事で世間から付けられた汚名だ、なぜ持病の子が能力を持つのかは未だにわかっていない。可能性として高いのは遺伝子の変化によるものだと言われている。


「おい!高校着いたぞ!ハハ!」


「....やっとだ....」


「クラス分けが始まってるぞ!白神!行こう!」


「....分かった」


「周りがザワついているぞ!白神!」


「....そうだな」


「お前の人気の凄さがすごいな!ハハ!」


「....人気の凄さがすごいってなんだよ....」


「まぁでもしょうがないよな!ここの理事長はお前のお父さんなんだからな!」


「....あぁ」


「え~...では検査を始めますので皆さん並んでください。」


「お!検査が始まるぞ!並べ!白神!」


「....はいはい....分かってるから」


この高校には検査、つまりクラス分けが行われる。

能力が強ければ強いほどその分その人自身の持病もかなり酷いものになる。一長一短とは言ったものだ。なんて考えてると乖十(かいと)の検査だ。


「俺の出番だな!」


「全力を出してくださいね~」


「全力だな!!分かった!!」


「....あ、まずい....」


「うぉぉぉぉぉぁぁぁぁあああ!!!!!!」


すごい光と風圧と同時に検査機が爆発した。


「...ぇ?検査機が...爆発...?」


「....はぁ」


流石の先生でも驚いてる様子だ、いやまぁ当たり前だと思う。


検査機が爆発つまり最高レベルの能力モノってことだ。

最高レベルの能力モノは全世界の異常者の中で、

まだたったの4人しか生まれていないのにも関わらず

その4人しかいない最高レベルの異常者が

なんと今5人目になったんだからな。


「は、はーいお次の方どうぞ~」


生徒達がザワついている。

そりゃそうだ目の前にチートキャラがいるようなもんだからな。


「おや?」


「....?」


「検査機が反応しない?あなた理事長の息子さんですよね?」


「....はい....そうですけど」


「おかしいですね...」


「検査機壊れましたかね...とりあえず測定不能ってことでいいですか?」


「....はあ....」


このことは珍しくはない。乖十かいとと幼稚園から一緒と言ってたが、その建物全て、俺の父上が作った異常者の為の物。検査は昔からやっている事で、何故か俺は昔から検査機のメーターが動かない。だけど異常者。つまりlZエルズィー測定不能だ。では何故、乖十かいとが皆から驚かれてるのか、と言うと、小さい時に親から乖十かいとは、本気を出すと体が壊れる。という理由で、能力を90%封印されていた為だ。高校生になって体が丈夫になったから、能力の封印も解かれたのだが....


「....流石に化け物だろ」


その言葉しか出なかった。




「おい!白神しらかみ!お前のクラスは?」


「....Aだよ」


「じゃあ能力モノの方は?」


「....lZエルズィー


「んーやはりか...お前はどうして何も反応されないんだ?」


「....さぁ」


「本当はお前も俺と同じくらい...いやそれ以上強いのにな!」


「....はいはいそうですね....で....乖十かいとのクラスは?」


「俺か!俺もAなんだ!ハハ!お前と一緒のクラスだな!」


「........最悪だ....」


「嬉しいなぁ~!ハハハハ!」


こうして新たな高校生活が始まる....はぁ....憂鬱だ....。

初めましてcollです。

どうでしたか?異常から生まれた能力

楽しんで頂けたら何よりです。

ずっと前からストーリー自体は考えてたんですが

なにぶん国語力がないもので....

ただ自分では納得のいったものになりました。


もし宜しければ今後も見ていただけると幸いです。

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