ゴミ57 キャラクター紹介
名前:五味浩尉
種族:達人
年齢:39
性別:男
技能:ゴミ拾いLV6
1.強調表示:ゴミが視界の中で光って見える。
2.機能拡張:持っている間、ゴミ拾い用具がチート化する。
3.破壊不能:持っている間、ゴミ拾い用具が破壊不能になる。
4.自動分別:ゴミ袋やゴミ箱を持っていると、中に入れたゴミが自動で分別される。
5.自動操縦:道具が半自動・全自動で動くようになる。
6.ゴミ探知:本人と道具を中心として半径1km以内のゴミを探知できる。
主人公。斜面を転げ落ちて、気づいたら転移していた日本人。
騎士爵を持ち、廃棄物処理特務大使に任命されている。その扱いは近衛騎士と同格。大使としての行動には「国王の名の下に」という前置きが付くため、貴族でも逆らえない。
ゴミ拾いを専門とする非戦闘員のはずだが、技能がレベルアップした結果、ゴミを使って戦えるようになっている。
大使として全国20都市のゴミ処理を改善するために旅をしている。
◇
名前:アロー
種族:エルフ
年齢:211
性別:女
技能:魔力回復力EX
技能の効力によって魔法を体から離して使うことができない。体から離さずに使う魔法は、エルフが使う「精霊魔法」の中には存在しないため、アローは魔法が使えない。
目が良すぎて、動いている相手が止まって見えるほど。そのため狙いが正確すぎる欠点があり、矢が届く前に移動されて命中しない。
魔法も弓矢も使えない「壊れた矢」として、冒険者の間では有名だった。五味からコンパウンドボウをもらって前哨狙撃兵としての実力を開花させる。その活躍を目撃されて、冒険者の間での評価も少し変わりつつある。
◇
名前:オーレ・ツエー・ブーン(以下省略)
種族:人間
年齢:41
性別:男
技能:剣術
Aランク冒険者 剣豪
剣術以外はからっきしで、剣術では仲間を置き去りにするほど強いため、ソロで活動しているが対応できない状況も多い。Sランクに近いと言われながら昇格できないでいる。
ダイハーンに向かって移動中、主人公らと出会う。ダイハーンを目指す目的は、遠距離攻撃ができる魔道具を買うため。
敵の胴体を狙った左右からの2回攻撃を得意とする。一瞬で10体のオーガを倒すほどの剣技だが、150体ぐらい斬り伏せると疲れて座り込む。本人が「100でも200でも」と言っていたから、頑張れば200体までは連発できるのだろう。
◇
名前:エコ
種族:猫獣人
年齢:29
性別:女
技能:商売
猫耳商会の会頭。キオートのゴミが魔物に利用されており、討伐難易度が上がっていることを危険視している。このままでは人里に攻め込んでくるかも……と領主に訴えて却下されていた矢先、五味が来て形勢逆転。さらに魔物の襲撃を知らせる兵士が飛び込んできて……。
猫耳商会は王都に本拠地を置く、全国規模の運送会社。全国の港町には必ず猫耳商会の支店がある。陸路での輸送も手がけているが、荷物の最大積載量が圧倒的に違うため、船での運送がメインになる。猫耳商会の看板は招き猫で、2000年前の達人からそのデザインを教わった。
◇
名前:シチミカラコ
種族:達人
2000年前の達人。猫耳商会に招き猫のデザインを教え、それが看板に採用されている。
まだ生きている。
◇
ニアベイの騎士団
池山の峠道に出るハーピーに苦戦していたところを五味たちに助けられ、ニアベイの滅亡を回避できたと深く感謝している。キオートのスタンピードに駆けつけ、五味に恩を返した。
◇
ニアベイ領主
飾らない人柄で、五味から好感を持たれている。自分のハゲ頭を叩いたり撫でたりする仕草が多い。
◇
キオート領主
エリート意識に染まった貴族。戦時なら指揮官としての能力はあるが、ゴミの問題を無視してキオートに危機を招いたアホでもある。
この危機はエコによって事前に忠告されていたため、事後、エコに感謝と謝罪をすることになる。そのことに大変悔しがっており、屈辱で頭がいっぱいになっているが、これだけの事件になったら国王に報告しないわけにはいかないので、近くそのアホさ加減を叱責されて青い顔をする事になる。
◇
冒険者たち
紙飛行機が密かなブームになりつつある。五味たち一行の活躍も話題になるだろう。直接見た者は、アローへの評価を改めているが、そうでない者はアローの矢が1kmも先で命中するなんて信じられないので嘘か見間違いか偶然の幸運だと思うことになる。アローのざまぁはまだ遠い。
明日から第3章です。




