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レフォナ  作者: 神前誠
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第五章 戦いの前に

第五章

この世界は7大陸に出来ている、多くの地面を持つ国の順番は。

1 ほぼ全て南から東までの陸上部を統べる【リーザティア】の国

2 上東から北まで統べる戦士の国【クラルス】

3 西にある砂漠の国【ラピス】

4 俺たちが居るん国【ルビー】

5 西南に居る【ラピス】と【ルビー】に囲まれる国【クリティナ】

6 北に居る小さな国、雪の国と言われる【アルビオン】

7 全て国の中心部に居る無法の国、名前もいないので【無名の国】と呼まれている

全てが一つに繋がっている。大きく【レフォナ】を作った。でも陽子が言った『レフォナはそんなだけじゃないですよ』って。この大陸【レフォナ】は海洋国のようだ、海の向こうは何があってのか?今誰も知ることないだろ。何でいってみないか?と聞く俺に『遠くはいけない、全て送った船は戻らない。レフォナはまるで大きな監獄島のようだ。でも心配ないで!全て地の面積は元の世界の地球以上だから』はっ!?と言う俺に「ふふ」って笑顔に返した陽子。

「はぁー」

「なんにを考えてるのまこと?」

「いや別に。ただ回想しただけ」

「もかして、あたしの可愛い寝顔!やだ!エッチ!」

「...」

ゴブリンの戦いから3日経ってた。1日目は筋肉痛。ベッドから動けないくらいだ。丸一日ベッドに大人してた。3日目から歩けた、でもこれからは一週間は戦い禁止と言われた。やることもないから本を読んで知識を学んだ。本は不思議の言語に書いているが、多分この【言語】のスキルで、読むことが出来た。

と引っかかることがあった、1つ目は人間以外は亜人、獣人も存在する。要注意は魔人だ、情報はかなり少ないけど、一般的は強い、残悪と書かれている。

2つ目は俺に居る国は【ルビー】という名前のだ、さっきから俺の顔を弄んでる少女。

「やめんか!」

「わあ!動いた!てっきりあたしも時間停止の能力あるって思った!」

「ははは、それは俺の特技からお前なんかあるはずが無い!」

「まぁそうだね、【ファイア】」

「あっちぃ!?」

小さな火を左首に飛んだ。

「駄目ですよ誠くんをいじめたら…」

あぁー陽子お前は天使かー。

「私も混ぜてと言ったのに!」

死んだな天使はー。

「【フリーズ】」

「サムっ!?」

突然冷たい指に俺の右首に触った。

「ふんー【ファイア】」

「あぁっちいい!!」

さっきよりも熱い!

「【ふぅーりーず】」

「サムっ!!余計な事しなくてもいい!」

「ふーん【ファイア】!」

「【フリーズ】!」

やはい!逃げろう。このまま続けば俺が死ぬ、そんな予感がした。

「【ファントム】!」

白くと赤く、陽子とルビーの指、まぁほっておいて。俺は本を持って家をでた。

「【ファントム】」

「きゃー!!?」

「あちゅいっ!!?」

と嬌声聞こえた。

家の後ろの森へ入る、座り心地よいの所を探す。

「ここいいだなー」

俺持っている本は陽子の物だ、モンスターとか植物たか動物とか色んな情報が丁寧に記録されて。

「はぁー、やっぱお前に適わはいなー」

「クス…」

「ん?」

瞬くだけど小さな声が聞こえた。

「ウゥ…」

泣き声だ!何処?

俺は駆け出した、あの泣き声の所へ。だんだんとはっきり聞こえた。

「くす…くす…」

それは小さな姿、ボロボロの服、否、服よりただの布であった。

少女の近くに歩んで声を掛ける。

「ねー、迷子か?」

「は!!!?ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」

怯えて震え、少女は頭に両手を抱いて、必死に誤り言葉を言い続ける。俺も少し戸惑いが、すぐ状況を理解した。

「大丈夫だ!お前を傷付ける事はしないだ!」

「ひぐ…ぅう…本当ですか?」

「うん、だから怯えなくてもいいだ」

「はい…」

「俺の名前は神前誠、初心者の冒険者だが、困ったことあるなら力になるよ」

「冒険者…冒険者!?」

彼女は俺に向いた、両手は頭から下げて。ショートで白い髪。小さくでも可憐な顔。俺の手を握って上目遣いで俺を見つめた。その目はまるで希望の光を見かったのように輝いていた。

「ボクの依頼を受けいれますか!?」

彼女を家に連れていた。はぁー、どうすれば説明出来るか、いきなり会ってばかりの女を家に連れ帰るなんて。俺はゆっくりとドアを開けた。

「ただいまー」

「おかえりな...ハァっ!!!」

偶然に玄関で掃除している陽子が、俺の隣の娘をみると全動作痺れて止まった。

「おい!!大丈夫のか!?」

「…ハァ!?...乱れて所見られてしまった!いいえ、私は大丈夫です」

呼吸方を今覚え出すんだなこいつ。

「まぁ、ならいいが」

「...あのう誠くん、その子はどちら様でしょか?」

「まぁ、それはあとだ。服と風呂準備してくれないか?」

「はい、すぐ用意します!」

「あー!その声はまこ…と...ハァっ!!」

「陽子と同じの反応するな!」

「誘拐め!!」

ルビーは勢いで俺の腹部をキックした。

「ギップ!?...誘拐はんかしてない!」

「じゃないであの子はそんな格好するの!君こっちおいでね」

「あはは、賑やかな家だね」

「もしかして…あたしの勘違い?」

「まぁそうな」

「あー!蹴ったことをすみませんっす。テヘペロ☆!」

「一発殴ってもいいか?」

「あぁー助けてようこちゃん、誠くんが暴力を振ってるー!」

そこに陽子は戻った。

「メッ!ですよ誠くん。と風呂は用意したんです」

「いつも早いな。じゃお前は風呂を入って」

「本当にいいですか?」

「うん、話はその後だ」

「じゃ、私も一緒に行きます」

あの子と陽子は風呂へ行った。でもすぐ陽子が戻った。

「一緒にではないか?」

「そのつもりですが、恥ずかしいと言われて、追い出されました。うぅ私が嫌われましたか」

「普通は追い出されるだよ。でも嫌いではないと思うよ」

「そうでしょうか」

「きっとそうだろ。すまんがあの子の昼ご飯の分も準備してくれ」

「はいそうします」

「でー、あの子とこで会えたか?教えくれる?」

「家の森の中だよ。泣き声が聞こえて、探したら見つけた」

「その時の格好で、いやらしいこともしてた?」

「してねーよ!陽子に殺される!」

「本当にー?えっ?何でようこちゃんが出るか?」

「うるさい喧しい!」

「ははー!まことが怒った!」

10分経過した、あの子も戻った。風呂上がりの姿はやっぱ可愛いな、まるで別人みたい。

うん?頭の横の髪ちょっと変だな。さっきから上下に動いた。ルビーは時々もそうけど、これには比べられない。否、待ってよ。よく見るとあれは髪じゃない丸い三角の形ふわふわって感じ。もしかして伝説の

「ネコミミだとー!!!」

「きゃぁー!?」

少女は両手で頭を隠した。

「何を言ってるのあなたっ!」

ルビーに足が踏まれた。

「いやーつい思考を言ってしまった」

「...なんだと!?」

「おい!まるで「こいつ思考もあるか?」って顔をやめんか!」

「...んー!?」

「...「こいつあたしの思考も読めるか!?」って顔を止めんか!」

「ははは、まこと面白いな!」

「二人仲良いな、付き合ってますか?」

「ば、バカいうなー!」

そんなことを放す、ルビーはよそを向いた。

「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」

「いや、お前は謝る必要はないよ」

「ごめんなさい!」

「はー」

ため息を吐いた。

「じゃ昼ご飯しましょうか!」

「ボクが本当にいいですか?」

「もうちろんです、どうよ遠慮なく食べてください!」

「いただきます!!もぐもぐもぐ!」

「お前はちょっと遠慮してよ」

「もぐもぐ、なむなむ、ぱくぱく...お代わり!!!」

「速!!はー。おい、お前はどうした?なんで泣いてる!?」

「ご…めん…なさい、こんな美味しい食べ物…初めてで」

「そうだろ!上手いだろ!もっと食え!」

「あなたが作ったんじゃないよ!」

「ご馳走様でした!凄く美味かったんです!」

「では、まず自己紹介からだ。俺は神前誠、一応冒険者だ、こちらは霧崎陽子とルビー・アウラ。同じギルド«アッドテール»の一員だ」

「ボクはの名はベル...奴隷です」

「…そうか。でー依頼ってなんだ?」

「…ボクの依頼、本当に聞くの?」

「うん、だから言え」

「ある人を倒したいです」

「そいつは男と悪人?」

「うん、悪いヤツです」

「詳しいことを言え」

「名前はベンジャミン」

「陽子とルビーはそいつ知ってる?」

「はい、この町の一番強いギルドのギルドマスター。不良の集まりの場所ですね。弱者に暴力を振る、女なら下僕にさせる。本当に困った連中ね」

この町は«リーフ»ルビー国にある遠い南のほう、首都から離れたけど、第二首都も言える大きな町だ。

「俺がそいつを倒せるか?」

「誠くんの【ファントム】を使ったなら簡単に出来ますが...すぐに代わりやつがあると思います」

「おいベルお前の目的はそいつだけ?」

「違うです、やつを憎んでいるが、本当の目的は家族を救えたいです」

「ふーん、事情は把握した。お前とお前の家族はそいつに捕まれて、奴隷にさせた。それでお前が逃げて、それで冒険者に探してやっと俺に出会えたって言う流れか」

「すごい、当たってます!(パチパチパチ)」

「いやーそんな事誰も予想できるよ、だねようこちゃん」

「はい!」

「なん…だと…!?」

「違った事は、ボクがもともとは奴隷でした」

「そうか、ベルちゃんはあの事件の被害者か」

「ん!?なんの事?」

「いいえ、後で話します」

「んで、依頼の内容はベンジャミン倒すとお前の家族を助けるでいいな」

「はい!でも報酬の支払うことについてですが」

「いらねーよ報酬なんて」

「えっ?」

「このギルドは無料で依頼を受けてだ!」

「そんな設定あるかようこちゃん?」

「いいえ、ないと思う」

「今が決めた!ギルドマスターは俺でから」

「ぅうー!!なんであたしがジャンケンで負けたんだろ!悔しい!」

そう昨日ギルドマスターにかけてジャンケン勝負に勝った!まぁ、別にルビーがギルドマスターもいいけど、仕方がない俺が勝ったから。

「えぇ!?ギルドマスターってジャンケンで決めるなの!?」

「まぁー、話に戻りにする。今夜までに終らせてもいいか?」

「聞きたいことがあります。あなたのレベルはいくら?

「えーと、レベル5」」

ゴブリン戦の後本を開いてみた、レベル5に上がった。

「えぇ?無理無理無理!ベンジャミンは本当に強い冒険者Cランクだよ、レベルは21だよ!」

「おい、陽子Cランクって凄いのか?」

「冒険者のランクについてこ説明いたします。冒険者は6ランクに分けられています。Fランクは見習い冒険者、EランクはFランクとあまり変わらない、初心者の冒険者、Dランクは普通の冒険者、Cランクは一人前の冒険者、Bランクは達人の冒険者、Aランクは勇者!そしてSランクは伝説です」

「んー?、7じゃないかよ!んで俺は何ランクにいるの?」

「Fランクにいるところですね」

「やっぱりこの依頼は無理ですね。ボクほかの人を探す…」

「待て待て、探しても多分無駄だけ。いってだろ、今夜で終らせてやる」

「なんで、ボクはただの奴隷なのにそこまでを?」

「可愛いネコミミの女の子は正義だー!」

「...言い忘れただけど、ボク男性でよ!」

「......なっ!!!?」

いやいやいやいやいや!ありえない!いるはずがない!!こんな、こんなカワイイのこが、オトコの娘だと!!!!神よにくぃぃぃいいい!!!!

まぁどうでもいいやー。

「えっ!!!」

どうやらルビーもそう思うだ。

「まいいっか!性別は関係ないや!可愛いは可愛いや!」

なん…だと…!?関係ない…だと!

いや、思い出して、こいつスライムを喜んで抱きしめてだよ!普通がない!

「ルビーさん、ありがとー、あなたはいい人ね!」

「陽子、お前は知ってた?」

「いいえ、知ったら一緒に風呂入らないよ」

「お前の知識を超える事もあるのかー」

「私知らないこと多いですよトクニマコトガ」

「はっ!何をつぶつぶしてたか?」

「いいえ!何も!」

「まぁいいけど。話を戻るにする。この依頼反対する人ある?」

「いいえ!」

「ないです!むしろあのべ?...べんさら?をぶッ倒したいところだ!」

「いや、そいつはこのギルドマスターに倒されるだ。そもそもお前が行くなくてもいいよ」

「誠くんベンジャミンのいる所知ってますか??」

「ふんっ!ない!教えて陽子」

「はい、でも今回は私達も行きます」

「なら仕方がない。で、どこ?」

「リーフ町ギルドバーにいるですよ」

「見たことあるが寄ってことないな」

1日目以来は町の中に足を踏むことはない。

「はー。男の冒険者ばかり災厄な場所だ」

「では、行きましょうか!」

「もう行くの?」

「晩ご飯までに帰りたいから!」

「おお!お前もやる気な!」

「その前に、ちょっと誠くんを借りますね」

「うん、ようこちゃんに上げるよ。ただで!」

「ふふ、遠慮なくいただきます!じゃ、私の部屋に来てね!」

「うん。え?えっ!!!!?」

さ、誘い!これとも死亡フラグ!?

「何を考えてるの?来て!」

俺は陽子を追いかけた。

部屋の前に立つ、やっば恥ずかしい。ペったん子除いて。女の子の部屋に入るのは初めてだ。陽子は部屋のドアを開けた。目に映る光景は。

「本多いな」

「き、気にしないで!本読むは私の趣味ですから!!」

まぁ、知ってますけど、ちょっと気になるな。俺は周りをキョロキョロした。うん?ある本が違って見える、日本語で書いていた...タイトルは『男性をあなたにメロメロさせる作戦!!』、『あなたも小悪魔女子になれる!!!』、『素直なれない男を落とす!!!!』......触れないにしよう!

「誠くんに上げたい物があります。私は初めてなので、うまくいかないかもしれないが」

......

「はいこれを!

ふー、どうやら俺が勘違いだ!

陽子は2本約40センチの短刀を渡した。

短刀1本は紫黒色、もう1本は薄金色。二つは鍔いない、ほぼ同じが、薄金の短刀は真っ直ぐ両刃作り、紫黒のはちょっと反り片刃作り。見た目は文句もできない、2本はまるで太陽と月の象徴のようだ。

「これ貰っていいのか?」

「はい、誠くんのために探したんですよ!貰わないと困るんです」

「ん!?何で面倒なことを 。まぁ、ありがたく頂く」

「ふふ、どういたしまして」

「この短刀、名前あるんの?」

「はい、金色の短刀は«陽刀»、それは«月刀»、と私が名前を付けました。どうですか?」

「うん、悪くない、気に入っただ」

「それは良かったです。と、これです!」

陽子の手には服がある。

「これは私が編んでですよ!かっこいでしょ!」

メイン色は黒、白、青。レザーのようにできる軽そうだ、これ大丈夫かな?

いや、問題はそこじゃない、これ手作りだろ。しかも陽子から、破ったら怒られるだ!

「あ、ありがたく頂く!」

うわ、普通の服にあまり変わらない軽さ、それに柔らかい。大丈夫だろこれ。

「...さっきからキョロキョロしていて、どうですか?私の部屋」

「いや、お前みたいな部屋な」

「それはどういう意味でしょか?」

「蘊蓄っぽい、それに可愛い」

「......」

「どうしたの?用が済んだなら先に降りるよ」

「...うん、いってらっしゃー」

うん!?何か俺、恥ずかしいえ事を言っちゃった気がするけど!まぁいいか。

階段を降り、リビングルームにいるルビーとベルは楽しんで話し合っている。

「おいー、戻ったよ」

「お帰りなさいです」

「あ、おかえり、ようこちゃんは?」

「部屋にいるよ」

「もう装備貰えたのか、じゃ準備バンタンだね、行こう!」

「陽子はどう?」

「すぐ追えるだろう」

「いやいや、作戦とかしなくちゃな」

「作戦なんかいらないよ、前線を突破もみだ!」

「はぁー、呆れるな。だが無謀で行くにはならないだ!これは俺だけの戦いじゃないからな」

「チェー!あんたには言われたくないわ。もう一回ギルドマスターにかけて勝負だ! 」

「は!望むところだ!」

「最初はグー。じゃんけん...っぽん! 」

「ははは、二人盛り上がったね。あ、お帰りなさい陽子さん」

「ただいまです」

「あぁーー!悔しい!また負けたーー!」

「むははは!...あ、陽子戻ったか、何か作戦があるのか?」

「はい、作戦というか単なる挑戦です、ギルドバトルで」

「ギルドバトルとは?」

「簡単に言うとギルドマスターを倒せば勝ちです。私たちのギルドを登録しましたつい先」

「えっ?新しいギルドを登録する条件は4人以上はずですが?」

「そう、ベルちゃんも含めてね」

「えーーーっ!!?」

「まぁ、あたしたちに任せない」

「いや!ボクも一緒に戦い!ボクの家族のためにも!」

「ルビーはともかくお前は本当に出来るか?」

「出来ますが!こう見えても、ボク強いのよ、特にスピードにかけては誰にも負けないよ!」

「よし!その気合いで十分だ、俺についてもよいだ!」

「ありがとうございます!!」

とは言え、俺はリーダーになる資格はない!こう言っても安心させるだけだ。俺は自分の能力を分かるタイブだ、無茶はしたくない。けど考えずに行動する癖がある。特に理不尽なことはほっとけない。でも今は止めない。この町一番強いギルド?はー!関係ない!こんなカワイイなこを酷い扱えするなんてクズ以下しかない。

「ふーんー、真剣な顔していて、またあたしのエッチの姿想像するか?」

「お前みたいなペっ…ぐぅはむ!!!?」

「ペったん子いうなーー!!」

ま…まだ言ってないっす!

「あら!あっちは早いな。では私の出番ですね、よいしょっと!」

「うん?なんだ陽子...えっ!?どこ?おいー!」

「探しても無駄よ、ようこちゃんは行っちゃった」

「いえいえいえ、行っちゃったというより、消えたよ。つい先ボク隣にいるし。まさか転移魔法!!」

「うんそうだよー、ようこちゃんすごいだろー」

「マジか!反則のヤツめ!他人に転移出来るか?」

「ふーんー。見たことないね」

「そうか」

出来るなら便利だけどな。

「それより、ボクらどうすればいい?陽子さんを待つんですか?」

「そうしかないな」

と言うや否や、陽子が俺目の前に現れた。

「うあ!」

「遅くごめんね、思ったより敵が多かったわ」

「え?まさかお前が一人で行ったのか?」

「はい」

「アホか!怪我をすればどうするのよ!!今後は俺に一言をいえよー!」

「うぅ、ごめんなさい、反省します」

「コラ!ようこちゃんをしかるなー!」

また一発食えた。

「いや、これは別に叱るじゃなくて...」

「じゃなんだ!」

「それ…は......うるせぇペったん子!!」

「ペったん子いうなーー!」

「まぁまぁ、誠くんを許して。確かにそれは私の迂闊でした。それより、はい、これはギルドの紋章です。誠くんに預けます、無くしてはいけないよ」

陽子に渡した物は丸い、直経は5センチくらいか。中心にある模様は左右に広がる翼。遠くの空に目指しているのようだ。

「これから、この紋章は我のギルドの希望、目標になり。一緒に《ウトピーア》へ辿り着く、大切の仲間だ!」

いきなり陽子は言った。あぁー確かにウトピーアに目標としてこのギルドを作った気がするな。うんうん、忘れていないよ俺は!」

「おぉー!パチパチパチ」

「ふうー、では装備を整えて行きましょうか」

「ついに来たか。出発だ」

ありがとうございます

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