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本当の世界  作者: ロンパン
全ての始まり
5/9

世界観説明

国旗

皇国の国旗

挿絵(By みてみん)


この世界における航空機の発達と歴史(また追加予定)

人間は有機生命体とカテゴリーされている、また羽族や獣人も人間よりも力が強いだけで妖怪や神といった類に対して霊力や妖力等弱いとされ使えるものは人間と比べて僅かに多いだけで対して変わりはない。

なお人間は皇国人(日本人)以外確認されていない。


この世界で地図製作の際地平線の距離に誤差があると報告があった、羽族の協力のもと計測した結果本来は4.5km(測定器の大きさが160cmの場合)であるはずなのに45kmと計測が出た。やむ得ず神妖域の地理学の専門に問い合わせたところこの世界は元世界と比べて単純に10倍以上の広さがあると判断した。

当時の臨時政府はエラトステネスと同様の方法で計測し最後の確認を取って元世界と比べ10倍以上と公式発表した。故に羽族の立ち位置は高くかつ空路は有効に使われるが羽族に依存しすぎた生活に反発したことと道路の整備が蔑にされ問題が出た。

また神妖域は人間を含み獣人や羽族を含めた有機生命体の予想を超えて活動領域が劇的に増えたが奥地に行き過ぎたことにより神妖域で有機生命体に対して危険視する者が増大しそれの対策を練ることになる。


またその開拓地には未確認生命体等との接触(意思の疎通は不可能)し人間が捕食される事件などおきる。


これもまた術者によって解決するが迅速に現地へ武器を送り込むことと近代兵器に力を入れることになる。そこで大型気球の製作していたが羽族の羽の観察やまた飛び方のアドバイスによって自力で飛行機の開発に移る。この時竹トンボを見てこれを利用できないかと考えヘリコプターの原型を作るがテイルロータがなかった為機体ごと回転しそのままバランスを崩して墜落、貴重なエンジンを機体ごと破壊してしまったため元世界からオートジャイロと元世界の情報もしくは現物が流れ着くまで研究は中止になる。


後にがいと呼ばれるかんと対立した大陸国家の戦乱によって海賊が流入、それが原因で蒸気船の戦闘艦の増産を行ったが、日露戦争時のような鋼鉄製ではなく木製が殆どだったために結界を張る事に対して予算が下りないことと神妖域は大陸国家両国を刺激しないためにも、蛮族で蔑視の対象である有機生命体の独断行動にておきた紛争であると釈明。(両国はそもそも気にしてなかった。)


元寇の再来と呼びかけ大兵力を招集し、海賊退治を決行した。相手は妖怪や魔族の類のためケタ違いの霊霊力を保有している、有機生命体及び人間は機動力と遠距離からの砲兵と小銃にて交戦することで辛勝する。(後に漢界寇と呼ばれる。)


双方の国は海賊であったことと有機生命体という獣だったため特に問題にはならなかった、国防と地理の関係にて皇国はその紛争後無人島に駐留させることになる。外交摩擦が懸念されるが島国に対しての蔑視また島の重要性を認識していないため特使による皇国の無人島の領有権を主張してもこれといった反応はなかった。(しかし現代になり両国が領海が大幅に減ったこととミサイルを装備した駆逐艦の登場により危機感を覚える。)

挿絵(By みてみん)


列島鉄道計画

けた違いに国土が広いため空路以外にも鉄道を利用した物流経路を作ることまた公共事業も含めて開始された。空路は飛行機が開発されるまで羽族や巨大飛行生命体を使用していたが生き物であるためある程度の限界がありジェット気流の関係で時期によっては逆風で負担が増大するという問題があった。

加えて一人ずつに持たせて運ぶことにコストもかかるのでイギリスの鉄道を参考に各列島に鉄道網を構築することになる。しかし辺境に行くにつれて海岸付近(国防の観点上例外はあるが10kmは本線から離している。)ばかり構築されていた。

また港からの内陸向けの路線も構築されているがある程度奥まで行くとそれ以上は採算が取れないため放置またはアスファルトを敷くだけになる。

航空機や自動車の発達にてその計画は鈍化するが元世界以上に鉄道の利用が安いことと特定の職業についていれば無料(席に余裕または貨物車に空きがあった場合)で乗ることが可能。

当初の列島鉄道計画は未完成状態だが、強大な物流を支えるにはまだまだ必要不可欠になっている為期待は大きい。


開拓

東に行くにつれ未開拓な地が多い北陸州と呼ばれる北海道に非常に似た地域は平たんなこともあり本州よりも先に開拓が終わる異例なケースがあるが本州の内陸部はまだまだ未開拓地が多くあえて開拓をしていない。

理由としては経済的な問題があった、国防上海岸線にいくつかの路線を建設(大陸に向かって)することに関してはともかく理由もないのに開拓する必要性はなかった。

内需状態を長年保っているが自然と人口が増えるにつれ農地または開拓の必要性に駆られており安全な東の沿岸部から開拓が進められている。

なお西側の沿岸部は大陸や海賊に備えて軍が常駐している。この現象に西には侍東には町民と揶揄されている。




オートジャイロ

皇国は行動範囲が広いことに加え孤島なども多く船だけでは対処できない事態が多々あった、当初は人を運べるほどの生物または羽族などに頼っていたがオートジャイロの情報及び原理が流れ着くと同時に研究が進み軍・警察・民間に爆発的に普及した(とはいえモータリーゼレーション程ではない)。ヘリコプターが流れ着いたときは燃費の問題やバランス技術がなかったこと、加えてコストが高かった為軍や救助隊以外では敬遠されている。故にANAのヘリコプターが侵入した際警察はオートジャイロにて追尾を行っていた。



装甲車(防衛向け)

内地の防衛向けの装甲車。元世界では装輪装甲車による機動力を重視し、侵攻向けの形式と評されるが皇国以外の国では土がむき出しの部分が多い。加えて戦場になると考えられる場所では急斜面や砂利といった装輪装甲車に向かない局面が多く派兵用はキャタピラ方式の装甲車を採用されている。

スラット装甲と呼ばれる網状の物が張られている。元世界ではRPG-7を防ぐために使用されているがこの世界では陰陽術や魔術、また獣人や人型の魔物の直接的な攻撃を緩和するために使用されている。

挿絵(By みてみん)


ハインドっぽい戦闘ヘリ(名前は未定)

まだ情報戦が確立されていないとき、ソ連崩壊またアフガン侵攻時に大量にソ連製兵器が流れ着いた。ただ単にコピーしたのだが改良点としてはエンジンの部分がアパッチと同じ位置に変更している。理由は一発の攻撃にて動力を失う恐れがあるため二つに分散することによりリスク軽減を図っている。また分散によるリスク軽減はフォークランド紛争より以前から図られている。

またベトナム戦争で米軍のUH汎用ヘリがよく撃墜されていることから、兵員輸送と自衛以上の打撃力を持つこのヘリは大いに役に立つと考えられた。

しかしソ連兵の日記や報告書にスティンガーミサイルによるハインド撃墜の報告が挙がっており大本営ではハインドの運用を再考することになる。羽族と陰陽術師その他による演習を結構させたところ大いに役に立ちまた仮想敵国はスティンガーミサイルを運用していない為増産されることになった。

しかし既存戦術でCH-47に大量の羽族と術者を乗せ戦闘時に排出する方式の方が役に立つと反対派の声が出る。

これに対しハインド賛成派は羽族と術者との連携をとるときには兵員の部分に弾薬を積み遠距離から機関砲にて空勢力に対し撃ち込むだけ撃ち込み数が減ったところそれらを投入する戦術を発表したところしぶしぶ了承した。

補足として羽族の運用は飛行機のような固定翼機が主流。同じ回転翼機を例にCH-47を出したが実際にヘリに乗り込むのは人間や獣人のケースが多い。


と名目上はそのようになっている。

軍部はこれらをでっちあげた理由としては戦闘ヘリと汎用ヘリを揃える予算が枯渇していたことが原因だという情けない理由だった。

航空支援として細かな支援は機銃を持った術者や羽族が役目を主にになっている。


挿絵(By みてみん)


空軍の設立

軍部は二十年前防空を主とした空軍の設立。上記のハインドヘリのような圧倒的な弾幕を張る正面火力を強調する前にまず空爆によって戦力を削るだけ削りそのあとに駆逐艦などの対空砲そして最後に国内の航空機による攻撃を行う方針になっている。

プロペラ機だった頃は大陸の攻撃に対し奇襲同様の攻撃また戦闘機にての攻撃は13.7mm、20mm、30mmと大口径にて対処していた。(敵の殆どは30m~50mを超える霊力生命体であったため自然に大口径になっている)基本は地上で待機しているところに爆弾の投下で片付け、直接的な交戦は禁止としていた。ジェット機の採用から一転する。ゼロ戦等を例に日本製航空機の流入は世界大戦後からしばらくして転移は確認されなくなる。ジェット機は米軍とソ連軍を参考に、現在はSU戦闘機を参考にしている。

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