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200文字小説集

初○○(200文字小説)

作者: 日下部良介

送信!

今年最初のメールは彼女への年賀メール。

日付が変わると同時に送信した。

「やった!」

一発で届いた。

初日から縁起がいい。


初詣。

おみくじを引いたら“凶”だった。

“凶”を引いたのは初めてだ。

これも縁起がいい。

そう思うことにした。


彼女から着信があった。

発着信。

『今年もよろしく』

うん、うん。


初夢。

彼女と富士山に登った。

最高の初夢。


仕事始め。

会社へ行くと玄関に貼り紙。

『当社は昨年末をもって倒産しました』

…。

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― 新着の感想 ―
[一言]  うは。年明け早々倒産とは…。 それは、ただの凶なんかじゃおつりがきますよ、その分いい事があるはず!  私がお勤めする会社はつぶれてませんでした。1/2に行ったらありました!(クー、昨日も、…
[一言] 初倒産体験ってことで縁起が良い……とは言えませんね(笑) でも、こういうことが一概に言えない世の中だから、一層怖いです。 景気付けの一作目も情緒溢れる作品でしたね。
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