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解体魔

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

泣きながら『あんな奴と別れて良かった……』と言う人が、『どうしたら私だけを見てくれたの?』周りに遠回しに聞く人が、まぁ興味惹きます。


過程が知りたいし、本心はどこにあるのかめっちゃ知りたいから。

分析。分けて、折ける。その言葉の通り、一つの物事を事細かに分ける事にある。

例えば一つの玩具。プラスチック、ネジ、バネ、其れらの素材の含有量がどれぐらいなのか判断するには、どうしてもバラす必要がある。

故に何かを深く判断するには、素材事に徹底的に分けなくてはならない。


彼奴は数多の人間を見てきた。良い人間も悪い人間も。ただ多くの人間は彼奴のお眼鏡に適わないらしく、そこまで強い興味を持たない。だから何時も強く求める事無く、素通りする。

――この人間は? 何か分かることは? 感じる事は?

そう此方が問いかけても、微妙な反応しかしない。少し首を傾けて『綺麗な人』、『優しい人』、『可愛い人』そんな単語だけを並べて会話を終わらせる。

けれどもいざ、お眼鏡に適う人間を見つけると、根掘り葉掘り全てを知ろうとする。今の精神状態がどうなのか、何故こんな事を言ったのか、そんな白と黒、裏と表、それらを徹底的に分析して、悦に浸る。

良くも悪くも、熱の上げ下げが激しい奴だった。

そんな彼奴に俺は一つの質問を投げかけた。

「お前が興味を持って、知りたいと思う人間はどんな奴だ?」

「言動が一致しない人。裏表がある人。人として徹頭徹尾じゃない人。そう言う人は噛めば噛む程味がでる。スルメ人間」

此方が首を方向けていると、彼奴は笑った。

「そう言う人はバラさないと分からないから。だからバラすの。バラバラ、バラバラに。そうしてその善し悪しを判断するの。

例えば 『ムカつく』。この言葉に込められた感情の比率を考えるの。本当に腹が立ってそう言ってるだけなのか。それとも嫉妬心から来るものなのか。愛しさの裏返しなのか。其れらを他の要素を持ち寄って、種別分けを行うの。そうして一番大きくでた感情の比率がその人の本心」

此奴が行っている分析は、料理を出されたときに調味料の含有量を調べる後近いものだった。砂糖が多いから甘い。塩が多いから塩っぱい。そうして得た過程を答えをひっそりと愛する。

「『別れて良かった』と泣きながら話す人間が、私は愛おしい。絶対にそう思っていなさそうだから」

第一印象と第二印象が違う人っているじゃないですか。

あーいう人が大好きでぇ!! もう大好きでぇ!! 骨の髄までしゃぶりたい。バラしたい……!!

※あ、人格をみたいという事。

※とある戦闘狂浮かべました。


最近見たのだとこんな人。

とっても綺麗なんです。だからきっと異性にモテるだろうなって人。

でも浮気や不倫を繰り替えされて、傷心してしまった人。


一見すると物腰穏やかで、丁寧。

でも言動を一つ一つ見て、分けて行くと、なんて言うかな……重い。

『私はここまでしているの』

『貴方にここまで尽くしているの』

『だから貴方も私と同じ分だけ尽くしてね?』

そういう人。

其れを見抜かれて、

『貴方は重いから不倫されてしまった』

『不倫する方が絶対悪いけど、そういうの言動やめなさい』

『相手にとって負担だし、重い』

って忠告をされてました。


でも別の記事でボロボロ泣いてるのを見て、『どうすれば離れないでいてくれますかね』と他者に聞いてるの見て、

浮気されてもその人の事が本当に好きだったし、他に拠り所がなかった。

どんなにロクデナシでも、その人依存するしか道がなかった。


そう思うとなんだなぁって思うんですよ。

一概に『ドキドキするだけの恋愛がしたい』だけの人には思えないんですよ。


苦しみの果てにズレた事を言ってしまうのは、誰にでもある事じゃないですか。

周り就活皆成功してて、自分だけ内定なくて、『なんでお前ばっかり!! おかしいだろ!!』って叫ぶの、珍しい事じゃないじゃないですか。


これが恋愛だと、傍にいて欲しい。

その為ならば、相手が例え重いと思っても、不安にさせても、仕方ないって。


まぁそうやって依存しないのが一番ですし、そん真似しちゃ行けないってのが私の意見なんです。

依存しないでさっさと捨てて、切り替えて生きていって欲しいといのが、私の求める理想です。

でも、本人が、誰かが早いタイミングで気付けたら、また違った未来があったのかなって思うんですよ。


そう言うのって細かく分析して、心理状態見ないと分からない。

今は情報社会だから、そんなのしてる暇がない。って人が多いけど、それ故に傷つけることも多いだろうなって思った話。

少なくとも私の中では『ただ恋愛ごっこの果てに、そうなった』とは思えないという意見。


人を傷付ける小説を書いてる私が言えた義理じゃないですね。

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