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轢かれて死んで来世は楽しむぞ!と思ったらただの狐だった。 ep.1

初心者です!

気が付くと私は何かに覆われていた。


『重い…っ冷た!…雪?私は死んだはずじゃ?体は…動かせる。』


幸いか呼吸ができる程度には雪の量が少なくあっさり抜け出せた。が、周りには木々や雪しかなく木漏れ日や雪による反射で綺麗だと思ったけど正直言って眩しい。


『森?ここどこ?てか私、轢かれたよね?夢?なぜこんなところで寝ていたんだ?』


位置だけでも確認しようとスマホを取り出す。変化に気が付いたのはその時だった。


『ん?ポケットが、ない…毛?』


恐る恐る体を見ると毛深く雪のように真白な体、私の体だが人の体ではない。そう、人の体ではなかったのだ。手?は犬のようで目線はまるで小動物のように低いし…。私は少しの間考え、最終的にこんな答えが出てきた。


―――転生―――


通学路でスリップした車に轢かれて恐らく、というか絶対死にそして狐(犬のような手足に太いしっぽからその可能性が高い)に転生した、これが一番しっくりくる…


『相変わらず私ってオタク脳だなぁ~。情報足りないし、このまま考えても仕方ないか。人に会えればラッキー。最悪この森を抜けられればいい』


そう思い私は適当に走り始めた。体の変化については問題ない。それどころか最初からこういう体だったかのように動かすことができる。私は雪景色と転生による体の変化を楽しみながら走った。



『はっやーい!体がすごい軽い~二メートルくらい跳べてるんじゃない!?けど景色変わらな~い』


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――


十数分後、グぅ~と腹の虫が鳴った。


『そういえば、お腹すいた』


転生という非現実的なことで空腹を忘れて走り続けたから仕方ない。そう思って私は走るのをやめて食料を探し始めた、んだけど十分くらい嗅覚も使いながら探したけど収穫はゼロ。


『木の実だったり動物も何もないなんてことある?ここで私、餓死するのかな?特殊なことは体くらいだけどせっかくの転生だからもっと、生ぎたい!!!!』


そう、走りながらステータスやら魔法やら使えるか試したけど全部できなかったのだ。二度目の生とは言え狐(多分)だし、異世界かどうかすら怪しい。異世界じゃなくても恐らく人がいるところに行けば狩られるか追い払われるだろう。


ぐぅぎぅるぅぅぅ


『お腹すいたぁぁぁぁあぁぁ~!!!!!!!!!!!!ヘルプミー!!!!!!!!!』

短いのは気にしないでください。変なところがあればコメントで教えていただけると幸いです。

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