仕返し
顧問の先生は中学校時代 全国クラスの僕と愛花に期待をし高校生でも全国出場を果たしている愛花に対してはより一層期待も強くなっていく それと比例するかのごとく他の生徒には風当たりが強くなっていった
僕はいつものように「調子に乗ってじゃーねよ」といったお決まりのセリフで脅迫していったが部長である愛花と副部長である僕は女子卓球部を躊躇なく辞めさせられたため たくさんの恨みをかった
特に愛花に至ってはそれどころでは済ませられなかった
ある放課後、みんなが帰ろうとしているときに事件は起こった
「あれー?私の筆箱なくね?」
女子が教室で大きな声で言った。
「え?なくなっちゃったの?」
「うん…。どこいっちゃったんだろ......ね?」
もちろん、その女子は場所は知っている。
そしてみんながそれに気づきあつまってきている
「一緒に探すよ!」
「どこにいったんだろうね?」
「とりあえず教室探してみよっか?」
その中に愛花の姿もあった。
女の子たちは愛花にみえないところで合図を送っているようであった
.
担任の先生もこの騒ぎに気づいたようで一緒に探してくれた
そして、愛花の机から探していた筆箱が出てきた
「あったよ!」
「え!ほんと⁉どこにあったの?」
女の子たちは分かりやすく大きな声で生徒たちに知らせる
「..愛花の、机の中から」
その言葉に教室がざわついた。
「え?愛花ちゃんが犯人なの?」
「マジかよ…」
「お前がなあー」
愛花自身はなんのことだかさっぱりわからないようであった
愛花「みんな 違うよ!.なんであいつのこと信じるの?…」
.「....この期に及んで まだそんなこと言ってんの?。」
「、なんでこんなことしたんだ......?」
先生が問い詰める
愛花は悲しみの表情をうかべた
それが合図のように、次々と愛花を責める言葉が出てくる。
「あーあ お得意の嘘泣きですか⁉」
「先生!この子いつもこんなひどいことすを平気でするんです!それで私たち卓球部を辞めさせられて」
「そうなのか?」
「違う! あいつが悪い!!あいつが愛ちゃんにかなわないからっ!」
「はぁ? これをみてもそう言えるんかよ!」
女の子がカバンから取り出したのは録画ができるカメラだった
そこには確かに愛花が筆箱を入れている瞬間の映像が映し出されていた
愛花「え?なんで?」
女の子の計画はこうであった 女の子は愛花と同じ筆箱を買っていて カバンに入れたのは間違いなく愛花だが、身に覚えがないというのは実は嘘ではない。
それはほんとに愛花が使っている筆箱で間違いはない
しかしその女の子が使っている筆箱も同じ筆箱で中身もほとんど同じ
その筆箱を愛花の机にど隠していれてしまえば愛花が持ち出したことと同じになり 犯人に仕立て上げられる思惑だった
愛花「わ、私、ほんとにやってないの......!」
「ちょっと来なさい」
愛花「はい」
愛花と先生が教室をあとにした
「フハハ ざまあみろよ!フハハ!」
ホントの女の子に隠していた筆箱がそこにはあった それを強く床にたたきつけて壊していた
(証拠隠滅よ これで もう私の筆箱はない バカ愛花の筆箱は私の筆箱になったんだ(笑))
これにより愛花はクラスで泥棒の犯人として仕立てられ 先生たちの信頼も失墜させる結果となったのだった




