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第2話 謎の少女の正体とは

STTというのは「サウンドテーブルテニス」の略で視覚障害者が行う卓球の競技です


球の中に金属の球が4つ入っていて、その音を頼りにプレーします。 静寂の中でプレーする姿から会場には緊張感が漂います

「1年生! STTしょ」

そんな掛け声から教室に入ってきた子はプロローグ 第1話で登場した女の子だ 

折々登場するその少女はまだ名前はわからないだがこの学校で1番面識のある生徒である



身長は140センチぐらいで髪はショートカット

髪はサラサラで教室の照明にあたって天使の輪が頭に上にのっかっていた

今朝は慌ただしくよくわからなかったがかなりの美少女だ

その子は教卓を探しながら教室の中央に立つ


白い杖 白状を使っていないが彼女はもう白状を使わなくてもわかるようだ

よほどこの学校 教室を知り尽くしているのが一目でわかった


関心してみていると1人の生徒が静寂の教室で口を開く



裕也「天音! 卓球部の勧誘に来たのか?」


卓球部?それよりもその子は天音という名前らしい


天音「裕也君 天音 じゃなくて天音先輩ね!」


裕也「小学部のときからずっと一緒だったじゃねーかよ!」


裕也と天音は小学部の頃から先輩後輩の関係みたいだ


天音「裕也に先に言われちゃったけど自己紹介するね!」


「私の名前は東条天音(とうじょうあまね)


ここ新潟盲学校高等部の2年生だよ!」


「高等部?2年生?ってことは先輩!? 完全に中学生で年下だと思っていた)



天音「そこ!私が年下だと思ったでしょう!」


え、? 心の声が読めるのか、


天音「いや、言ってたし」



裕也「それはそうと天音、あ!天音先輩、卓球部の勧誘に来たんじゃないの?」


そうでした(笑)と言わんばかりに頭に手を置いて首をかしげた





STTはサウンドテーブルテニスの頭文字をとってSTTって言われているの

盲人卓球ともいわれていて通常の卓球はネットからはさんでピンポン玉をネットを超えていれるんだけど

サウンドテーブルテニスの場合はネットをくぐらせてピンポン玉を打つのが大きな特徴だよ

ピンポン玉には金属の玉が4つ入っていてそれを頼りにプレイするんだよ

サウンドテーブルテニスにはアイマスクをつけて卓球をするアイマスクの部とアイマスクをつけないで卓球をする弱視の部 つまりアイマスク無しの部門もあるよ


それから通常の卓球と同じで大会があって個人戦と5人で行う団体戦があるんだよ

サウンドテーブルテニスの卓球台は通常の卓球台と違って1、5センチの壁 つまりエンドフレームがあってそこにボール当たって残ったら得点 当たっておちてしまったら アウト つまり相手の得点になるんだよ

フレームにはエンドフレームとサイドフレームがあってサイドフレームが当たっても セーフ 打ち返せるよ





1年生「、、、、、、」





天音「ごめん!細かいことは部活動体験で話すね」








天音「どう?面白そうでしょう?」


綾音「めちゃくちゃ難しそうですね」


裕也「俺は野球部だから無理」と批評だった


俺もあんまりな顔をするとその様子を察したのか天音は隣室に聞こえるぐらいの大きな声で檄を飛ばした




天音「1年生が来てくれないとダメなの!!!」




「え?」




みんな驚いた顔をして

周囲が黙り込む

そんな淀んだ雰囲気のなかで天音はさらにしみじみと言葉で自分の思いを入ったばかりの新1年生に投げかける



サウンドテーブルテニスはパラリンピック競技にはなっていませんが 年に一度開催される国体や または障害者スポーツ大会などの大会があります


もし、この小説でご興味を持っていただけましたら是非YouTubeも観てほしいです!

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