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STT 「サウンドテーブルテニス」  作者: 太陽
サウンドテーブルテニス編

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27/46

今年の卓球大会は地元開催です!



「あの、ちょっと気になることが 、、、」




天音「すごいよ!北信越卓球大会が地元 新潟で行われるなんて!」


綾音「え?そんなにすごいんですか?」



地元開催の話で俺の話などきいてもいない



加藤先生「はい、北信越盲学校卓球大会は1年に1回開催され 毎年ポストが決まります 5年に1回の地元開催なので結構すごいことなんです」



女子?女子たちは俺のことを忘れて大喜びしていた


加藤先生「さらに今回は多くの地元メディアや新聞 テレビ番組などの特集が組まれるようなので張り切って頑張っていきましょうね」




「はい!」



「あの?いいんですか?」




加藤先生「天音さんはNHKさんのドキュメンタリー取材も受けています」



天音「そうなんだ!なんか緊張しちゃうね!」



遥「天音の人気はもう盲学校を通り越してアイドル級だからな」



綾音「天音先輩ってほんとにすごい人なんですね!」



遥「知ってるか?天音は実はサウンドテーブルテニスから人気になったわけではないんだぜ」



綾音「え?そうなんですか?」



加藤先生「そうですね 私が盲学校に赴任した時でしたね」



俺も覚えてる 5年前の全校盲学校弁論大会 

天音先輩は小学生で 「白杖と私」 という論題で社会人 高校生がいる中 最優秀賞という大きな賞をとった

それは盲学校のみならず今の社会の現状に一石を投じる物だったらしくそのおかげもあってか政府は地方でのメロディーがでる信号機の普及が90%にまで向上したという



天音「先生!ドキュメンタリー取材の内容ってどんなのなの?」



加藤先生「NHKフォーラムでパラリンピックになりそうな競技で活躍する選手の取材で障害のある方への理解を深めることを目的としています.」



綾音「すごすぎますね!」


遥「さすが未来のメダリストだな」


天音「えっへん!卓球の団体戦頑張らないとね!」



「あの!ちょっと!」



遥「よし!地元開催で1回戦負けは絶対許されない 絶対勝つぞ!」



「「「おー!」」」



「あの!すみません!」



遥「なんだ、!そんなに大きな声を出して」



「団体戦のメンバー足りません」



「え?」



天音先輩 アイマスクあり

綾音ちゃん アイマスク無し

遥先輩アイマスク無し

俺 アイマスク無し



団体戦は5人で試合をしますからもう一人メンバーがいません




「え?えーーー!」



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