第1話 STT
STTというのは「サウンドテーブルテニス」の略で視覚障害者が行う卓球の競技です
球の中に金属の球が4つ入っていて、その音を頼りにプレーします。 静寂の中でプレーする姿から会場には緊張感が漂います
私の名前は 橘 亮
私は生まれつきの弱視だ 弱視というのは目が全くみえないことではなく人によって見え方がさまざまだが
私は右目がぼやける遠くが見えない わかりやすくいえば右目だけラップにつつまれた感じだと思う
小学校 中学校は普通の学校に通って高校生のときから地元の盲学校に入学をした
地元と行っても家から学校まで2時間はかかる距離にある
新潟県は意外に広いからな 縦に
俺は盲学校に行きたくなかった
盲学校に入学 つまり自分が見えないと世間に言っているような感じがしたからだ
しかし、いろんな観点から盲学校に入学することを決めただった
入学式当日
うららかな春の季節 桜の花が咲き誇り時より風でちらちらと光耀うこの季節
盲学校の校舎の前にはたくさんの人が集まっていた
盲学校は目が悪い学校と思っていたが普通に歩いている人もいるらしい
俺と同じ弱視の人たちだと察した
ちょっと遅刻したためかもうほとんどの生徒は校舎に入っている
「ちょっと遅れたけど入学式に間に合ってよかったな」
思わず独り言を漏らしているのは
一人になっていて気持ちが高まっていたからだろうか
校舎の道で私は3年間の期待を膨らませつつゆっくりと歩いていると
急に後ろからぶつかってきた人がいた
「す、すいません!」
ぶつかったほうに振り向くと白状をもった中学校か高校生のようなわからないようななの子が私を見上げるようにそこにたっていた
??? 「ごめん、目が見えなくて急いでたから気づかなかった!大丈夫?」
「いぇ すいません 大丈夫です」
???「あれ?君 今日から入学なの?」
亮「そう です、けどなんで?」
目が見えない人は聴覚が定量があると聞いたことがある
絶対音感的な能力もたくさんいるんだろうか
目が全く見えないのによくわかるなぁ と心の中で困惑していると
その子が私に近づき
「STTって知ってる?」
と
さらに私を困惑させる発言をさらりと口にしたのである
小説を書くの初めてなので
これからよろしくお願いします
学生の頃STTをやっていて半分はノンフィクション的な感じですが
めちゃくちゃ内容誇張してます