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すのーどろっぷ  作者: ウニパスタ
2/5

1話  最初の仲間はエルフ!?

誤字脱字はスルーしてください。

 俺、蓮川連夜は、友達の近藤杏奈と部屋で『スノードロップ』というゲームを始めてみると黒い煙に包まれ、気がつくと杏奈と草原で倒れていた。そこで銀髪のエルフの少女、エリカと出会った。


「ゴブリンもこの世界にはいるのか、」


 ゔぅー!!


 5匹のゴブリンが木でできた金棒を振りかぶり、襲いかかってきたが俺、杏奈、エリカはそれをするりとかわした。


「どうやったら魔法を使えるんだ?」

「..........まず力を右手に集中させて、魔力を、放つ!!」


 エリカがそう言った瞬間、エリカの右手から水でできた槍のようなものが2匹のゴブリンを貫いた。


 グァッ、。


「なるほど魔力を一点に集めるのね」

「.........ん、」

「よし!。んっんんっん」


 ドクン、ドクン、

 心臓の鼓動と電気が湧き上がっている


「はっーーーーーーーーーーーー」

 

 その瞬間、1匹のゴブリンに電光石火のごとき速度で雷の刃が飛んでいった。


 バリバリバリバリ、


 ゴブリンは、黒い煙を上げながら倒れてしまった。

杏奈の魔法は、モンスターにも通用する強力なもののようだ。


「やった!!!!!!!」

「杏奈すごいな。すごい威力じゃねーか」

「えへへ。すごいだろ〜。もっと褒めてもいいんだよ」


 残った2匹のゴブリンは少し怯えてるようにもみえる。


「次は俺の番だな」

「........がんばれ、連夜」


 俺は、自分の右手に力を入れた。

 エリカや杏奈は簡単そうに魔力を右手に貯めて魔法を放ったがこれが意外と難しい。自分の右手以外のことに意識を移すと魔力が分散してしまうし、魔力の流れを感じることも必要なためセンスも求められるようだ。杏奈やエリカの二倍くらいの時間が経過した頃、やっと魔力が溜まった。


「いくぞ!俺の魔法ーーーーーーーーーーーーー」


 俺の魔法は花魔法である。よくやるゲームやマンガだとあまり主人公が使うようなものではないものの若干の期待を寄せていた。


 ポンっ!


「え?」


 まさかのビームや武器が出るものではなく、ただの『スイレン』の花が咲いただけだった。


「花が出るだけ、、?」

「そうみたいね、、ドンマイ、レン」

「クソがーーーーーーーーーーーーーーー」


 その後、杏奈の雷刃とエリカの水魔法でゴブリンは片付いたが連夜は自分の魔法に価値がないことに打ちのめされたようですこし萎えていた。


「みんな俺の魔法が役に立たなくてごめん、、」


 連夜は巨木の後ろに隠れてしまった。いくら魔法を使っても花が出るだけで何も起こらないのだ。


「いや、大丈夫だからきにしないでこっちにおいで」

「でも、、、」

「いやレンの分は私とエリカでカバーするから」

「ありがと、、、ぐすん、」


 のろのろと巨木の影からでてきた。そして俺は疑問に思ったことをエリカに聞いた。


「そういえばどうしてエリカはここにいるの?」

「........気づいたらここにいて、連夜がいた」

「仲間はいないのか?」

「.........みんな殺された。今はひとり」

「そうなのか大変だったな」


 エリカは、幼いころにエルフの村が襲撃を受け、その時に自分以外のエルフは亡くなってしまったようだ。


「寂しくないのか?」

「.........もう慣れて平気」

「っ.............」


 ギュッ


 俺はエリカを強く抱きしめた。エリカは300歳を超えてるとはいっても見た目は中学生くらいである。そのため俺の目にはまだ小さいエルフの女の子に見えるのだ。


「お前、俺たちの仲間にならないか」

「..........いいの?」

「ああ。そうしたらもう寂しくはないだろ」

「..........うん。ありがと。よろしく」

「ああ、よろしく。杏奈ーーー、いいよなーーー」


 杏奈に声が届いた


「私もギュッてしt........。あっ、全然いいよ。エリカちゃんよろしくね」

「..........杏奈もよろしく」


 少し杏奈の顔が赤いようだが杏奈もOKしてくれた。エリカが仲間になってくれたのなら心強いだろう。


「これからどこに向かおうか、」

「........あっちに町があるから。そこにいこ」

「町があるのか!」

「........ん。大きい町だから少し寄ってく?」

「そうかじゃあ寄っていこうか」


 新たな仲間ができ、仲間と共に一旦町に向かうことにした。エリカと話していると背中に殺気を感じるのは気のせいだろう。

なんかエリカのシーンが浅くなってしまいました。

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