再生、そして復讐の始まり
『起きてください』
うぅ…何が起きた?声が出せない。動けない。一体どういうことだ?俺の世界はどうなった?ここはどこなんだ?真っ暗で何も見えん。
『やっと起きましたか』
女の声?誰だ?
『私は機会提供者』
チャンス⁇というかなぜ俺の考えてることがわかる⁉︎
『あなたの考えて思ったことは私には全てわかります。声は出せませんがそれを利用すれば私との会話も可能です』
なるほど、理解した。では早速だが、質問に答えてくれ!俺の世界はどうなった?
『あなたの世界は消滅しました』
なんだと⁉︎ではなぜ俺は生きている?
『あなたは選ばれたのです』
選ばれた?
『そう、あなたは様々な審査を通過してここにたどり着いた』
審査だと?俺の仲間はどうした?
『あなたの仲間は世界と共に消滅しました』
そうか、それは残念だ。次の質問だ。ここはどこなんだ?
『ここは再生して復讐をするための世界』
復讐?どういうことだ?俺の世界は何者かに壊されたのか?
『その通り、あなたの世界は“あるもの”による影響で消滅しました』
あるもの?なんだそれは?
『申し訳ありません。そのことについての情報はお伝えすることができないのです。再生をする条件として消滅の原因は全て自身で探るということになっているのです』
わかった。復讐はできるのか?
『可能です。ただし復讐をしても消滅した世界が元に戻るわけではありません。それでもあなたは復讐をしますか?』
ああ、俺はやる。消滅の原因をぶっ壊し、世界とともに消滅した仲間達の無念を俺が晴らす!
『わかりました、あなたにチャンスを与えます。このチャンスをどう利用するかは全てあなたが決めること。願わくばあなたの復讐が上手くいくことを祈っています』
ありがとう。
『これは私からのプレゼントです。どうかお役に立ててください』
プレゼント?まぁ、受け取っておこう。
“あなたに授けましょう、世界を書き換える力を”
じゃあ、行ってくる。
こんにちは、作者のユウキ ユキと申します。初投稿です!とあるアニメを見て自分も物語を描きたい!小説家になりたい!と思い、描いてみました。少しでも多くの人におもしろいと思ってもらえるような作品を描きたいです!この物語はこれからも描き続ける予定なのでこれからも温かく優しく見守ってもらえると嬉しいです!ではまた次回〜