表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者が女だと駄目ですか?  作者: 黒犬神
各々の冒険
5/242

勇者

「勇者って何?」


そう聞いた私に非はないだろう。しかし、リリアはまた硬直した


………………。

……………。

………。


「勇者です!!」


「だから勇者って!?」


沈黙に耐えられなかったのか、リリアは顔を真っ赤にしてそう言った


「取り合えず落ち着いて…。私は何をやればいいの?」


「はい。取り合えず何から話せば言いか…。」


リリアはまた困った顔でそう言い


「この世界は貴方の住んでいた世界とは違います。右手を降り下ろして、メニューと言って下さい。」


「メニュー。」


右手を降り下ろすと、透明な枠が出た


これは………。


「ゲームみたいね。」


「ゲーム?これでどうやって遊ぶんですか?」


いや、それを私に聞かれても…。


出てきたメニューを見ると、



◯アイテムボックス

◯スキル

◯マップ

◯フレンド


の、4つが書かれていた。やっぱりロールプレーゲームみたい


「それを見てもらうと解る通り、この世界は貴方の居た世界とは違います。」


まあ、私の世界では無かった


「私は勇者になる人を手伝う為に神様に育てられました。私の役目は、勇者の補佐をすること。そして最初の仲間になることです!!お願いします!!仲間にしてください!!」


リリアは頭を下げて、私に頼んできた


「解った。でも、私は勇者になれるの?それと勇者って何をすればいいの?」


魔王討伐とかだろうか?それとも世界大戦?後者なら断ろう。魔王でも嫌だけど……。


「簡単です。ダンジョンを攻略して、皆から慕われて下さい。」


「皆から慕われる?それは勇者と関係あるの?」


「もちろんです!!皆から慕われてくれると言うことは、それだけ安全な人になること、つまりお金がガッポガッポです!!」


「腹黒!!そう言うキャラなの!?」


急に何を言い出すのかと思えば…。

まあ、お金はあった方が良いけどさ…。


「ダンジョンを攻略して行くって、ダンジョンには何が居るの?」


「魔物がいます。けど、強くなればそんなの関係ないくらいスイスイ行けますよ。」


「魔物って、私に倒せるの?」


「大丈夫です!!だって勇者に成れる素質があるんですよ。大丈夫です!!」


なにこの子?めっちゃグイグイ来るやん


「でも、モンスターって具体的に…。」


私は魔物がどう言うものか知るために話をしようとしたその瞬間、


バリィーン!!


「んなっ!!モンスター!?気持ち悪!!」


バッタの大きいやつが窓をぶち破り、部屋に入ってきた







次回は4日の0時です。しばし待たれよ(´・ω・`)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ