表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者が女だと駄目ですか?  作者: 黒犬神
各々の冒険
48/242

リジン商会

リジンさんの経営しているお店に入ると、とても広いことに気がついた


「おっきいー。凄いね、」


「広いですね…。あっ、あっちがカウンター見たいですよ。」


お店のなかは広く二階まで吹き抜けになっていて、途中でカウンターを通らなければ先に進めないようになっていた


「ご用件はなんですか?」


「リジンさんに会いに来ました。ハルナと言います。」


「はい。お待ちしておりました。此方へどうぞ。」


カウンターの横を通り抜け、別の部屋に案内される


「ここで少々お待ちください。」


「わかりました。」


案内された部屋に入ると、テーブルとイス、他にも大量の家具やら飾りが置いてある部屋


たくさんの物があるのに、狭くなく、きれいに片付けされた部屋だ


「素敵なお部屋ですね。」


「そうね。もし住むのならこう言う部屋に住みたいわね。」


地球でも独り暮らしをしていた私だが、高校生の独り暮らしなんてたかが知れている


可愛いものとはほぼ無縁、


思い出すのは、ベットにあったお人形くらいか


「可愛い物も、買っていきたいね♪」


「そうですね。洋服とか、宝石とか…。えへへ♪」


幸せそうに笑うリリア、


地球では、完全に無縁の宝石も、今の私なら買えるかもしれないな


そう思うと、これからも頑張ろうと思えるのだった






暫くすると、トアがノックされ、男が入ってきた


「お待たせして申し訳ない。本日はわざわざお越しいただき感謝します。」


「いえいえ、暇でしたから。」


入ってきたのは、昨日会ったばかりのリジンさん。


その手には鞘に納められた剣が大切そうに持っている


「昨日、呼び止めてしまってすいません。まずはこちらをお納めください。」


そう言って渡されたのは、昨日もらったものよりも大きい袋


「銀貨30枚と、金貨2枚、お持ちしました。」


「えっ!?そんなに!?」


昨日も既に銀貨を頂いている。


そんなに貰うのは申し訳ない


「いえいえ、命の代金と思ったら安いものです。どうぞ。お納めください!!」


「はぁ、ありがとうございます。」


強く、袋を渡され、安心したように笑うリジンさん


「そして、今回のメインはこちらです。」


リジンさんは、先程持っていた剣を見せてくれる


「昨日、もうひとりのお方から、エンチャントしていただいた物です。炎よ、」


剣が炎に包まれ、剣が一瞬で赤く染まる


「時間限定ではなく、永久エンチャントをするとは…。大魔導師のお方ですか?」


「いいえ、普通の魔法使いです。」


リリアが話し、否定する


「そうなんですか、以外ですね!!大魔導師クラスのお方と思っていました。」


「はっ、はぁ、ありがとうございます。」


「そこで、相談なんですが、この剣を金貨20枚で買わせてください!!」


「へっ!?金貨20枚!?」


それは、バカみたいに高い値段だ、


ホテルの一泊が二人で銀貨2枚、昨日食べたムニエルは、銅貨8枚だ


この世界のお金は、上から


ラクト硬貨


金貨


銀貨


銅貨


鈴銅貨


黒銅貨


の順番だ


価値は


ラクト硬貨=1000000円 =100万円


金貨   =100000円 =10万円


銀貨   =10000円  =1万円


銅貨   =1000円  =1000円


鈴銅貨  =100円   =100円


黒銅貨  =1~~10円←大きさで大体の価値を決める



んで、金貨20枚だ


「ど、どうしてこんな値段に…。」


「それはもちろん、魔法道具だからですよ!!お願いいたします!!」


「わ、わかりました…。」


私達は、ほぼごり押しでお金を押し付けられてしまった


「ありがとうございます!!これからもどうぞ、リジン商会をよろしくお願いいたします!!これ、どうぞ!!」


渡されたのは、リジン商会代表、リジンとかかれたプラカード


「これを見せれば、大体の買い物をおまけします!!」


「えっ!?こんなに沢山の物を…。」


「お願いいたします!!また、リジン商会をよろしくお願いいたします!!」


こうして、私達はかなり強引に渡されてしまったのだった




次回、全く関係なくは無いけど、ない話をします。

見ないでね!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ