現実逃避
「勇者になって、世界を救って下さい!!」
要約するとこんな感じだ
焦るな私。これは罠だ。どっかの映画で見たような気がする…。そうだ、これは罠だ、もしくは夢だ
よ~く目を凝らして回りを確認して見よう
窓がある。その窓からは森が見える。わ~。綺麗だなぁ~。
暖炉がある。薪が燃えてる。
………。おかしいなぁ、日本は物凄い暑さで、過去最高記録を更新したばっかりなのに…。
テーブルの前に座ってる女の子を見てみよう
紙の色は自然な金色のロング、目の色は赤色の目をしている。
服は見えそうで見えない薄い服。胸はある。ありやがる。多文C~Dはある。まったくけしからん乳だ
私を見てみよう。
日本人だ。髪型は、腰まであるロング。目の色は黒。変な趣味なんかないし、顔も体型も良い。胸は無い。彼氏も居ない。なぜだ?
こうした状況を考察してみて、結果は………。
「これは夢だ。暑くてうなされて居るんだ!!」
「えっ…?」
あれ?なんでリリアが変な人を見るような目で見てくるんだろ?解せぬ
「なるほど。お腹が減っているんですね。今ご飯を作ります♪」
「えっ、ご飯?」
驚くことにこの夢の中ではご飯が有るらしい。凄いな
いそいそと準備をするリリア、
フライパンを出して、暖炉にかけて熱し、卵を割ってフライパンで焼く
ジュ~~。
その間にパンを切り、苺ジャムを塗って、挟む
サンドイッチだ。
その間に卵が焼け、お皿に乗せる
お湯を沸かし、コーヒーの粉を入れて完成だ
「どうぞ!!簡単な物ですが。」
「ありがとう。いただきます。」
目の前にはサンドイッチと卵焼き、コーヒーが置いてある
取り合えず、サンドイッチを手に取り食べる
「美味しい…。」
苺ジャムと思ったら、違ったようで、甘酸っぱいベリーのような味で、とても美味しい
その後ももくもくとテーブルにあった卵焼きやコーヒーを食べた
どれも初めての味だったがとても美味しい
「落ち着きました?」
「うん。ご馳走さまでした。」
どうやら落ち着かせようとしてくれたらしい
うん。落ち着いた。
改めて、ご飯は美味しかった
………………。
ご飯まで食べさせて貰った
今私がするべきことは………。
「勇者って何?」
単純な疑問から攻略していくことだろう
アイスが旨い。パピコ旨い。分ける人は居ないから二つ食べれるし!!