天の声
私達は小屋を離れ、真っ直ぐに道を歩き…たかった
「道、無いね。」
「しかたありませんよ。ここ、ひとは滅多に訪れない場所ですから。」
私達は野原を歩く、
道は何もなく、目印もない。そこで役に立つのは太陽を使った町を目指す
すると、
《スキル、探索者を取得しました。スキルポイント4ポイントを得ました。》
突如、声が聞こえた
「へっ!?だれ?」
「どうかしました?」
もしかして、リリアには聞こえてない?
《私はナビです。リリアには聞こえていませんよ。》
「そ、そうなんだ。」
《出来れば、私の言う通りにしてもらえませんか?そうすると、貴女には便利ですよ。》
「わかった。何をすれば良いの?」
《まず、ウィンドウを開いてください。そして、スキルを選択。》
言われた通りにウィンドウを開いて、スキルを選択する
ないお(´・ω・`)
っと、書かれたところを触ると
《ありがとうございます。次は先程てにいれたスキルを使ってみましょう。》
先程までの何もなく、
ないお(´・ω・`)
っと書かれたところが変わり、《探索者》と出た
《新たにマップスキルを獲得しました。》
「今度はマップ?」
《はい。メインのウィンドウに戻ってみてください。》
戻るボタンを押すと、先程までなかった
《マップ》
っと言う項目が出来た
素直にタッチすると、
なんもないやん
《当たり前です。》
「当たり前なんだ…。」
《マップの効果は一度いったことのある場所が表示されます。だから貴女のいる部分は染まってますね。》
「へっ?この点のこと?」
そのマップという物の中心がグリーンの点になっている
《マップです。》
「ちっさ!!」
中心の点がマップらしい
《か、勘違いしないでください!!これは自分の行ったことのみ、マップが埋まります。》
「略して言うと?」
《歩けばマップの出来上がり♪です。》
「かなり筋肉思考だね…。」
《ゲームの基本ですよ。頑張ってください。》
つまり、自分が歩いたところのみがマップとして埋まり、マップとしての効果があると、
つまり、今は何の役にもたたないと。
超意味ない…。
《なんですか?その不満そうな顔は?》
「別に、不満じゃ無いけどさぁ~。」
《なら、頑張って。》
「他人事だからって、軽くない?」
《他人事でしょ。》
うぅ、酷い…。
《はぁ、まあ、頑張ってください。応援してますよぉ~。【かっこぼー】》
「かっこの中にかっこがあると醜いよー。ニヤニヤ。」
《ほっといてください。》
なんか楽しくなってきた。
「あの、ハルナさん?」
「あ、ごめんね。リリア。」
そう言えばリリアには聞こえてないんだった
《リリアも元気そうですね。》
「あれ?知り合いなの?」
《同じ学校です。同級生でした。》
「へ~。同級生だったんだ。」
「ハルナさん。しっかりしてください!!戻ってきて!!」
リリアに心配されてしまった
「ごめんね。リリア。今、………。あれ?名前は何?」
《そう言えば言ってませんでしたね。私の名前はヘレナです。よろしくお願いします。》
「うん。よろしくお願いします。私はハルナです。」
《知ってますよ。見てましたから。》
「見てた?」
《はい。貴女が目覚めたとこからあなたとリリアがイチャイチャして………。》
「えっ!!本当に!?」
《本当です。貴女は…、その、何と言うか…。》
「言わないで!!言わないで!!」
覗き見されてたなんて…。凄く恥ずかしい…。
《まあ、これからも覗き見しますが、気にしないでください。》
「言わなくて良いよぉ~。そう言うの…。」
私は恥ずくて、地面に座り込みながらそう言いはなった
昨日は睡魔に勝てずに寝てしまいました…。
すいません。これからは頑張って生きます!!
間違えた。行きます!!




