???
「あぁ、暇だなぁ~。」
彼女は何度目になるか解らないほど、暇だと言い続けた
「何処かに良い子、転がってないかなぁ~。」
そんなに簡単に人が転がっているわけないですよ~。
っと、幻聴が聞こえ始めた
幻聴の主は、同じ学園の中でも仲良しだった女の子の声
「会いたいよぉ…。リリア……。」
この女の子、とてつもないレズっ娘なのだ
「とにかく、良い子を見つけよ。純情なロリが良いなぁ♪」
ローリ、ローリと、歌いながら丘を歩く女の子
見た目はとてもよく、髪は流れるような黒のロングヘヤー、胸は爆発的な大きさで、包み込むような大きさであり何も喋らなければとても上品な人に見えるだろう
「ふふん。でもでも、やっぱり強いのも良いけど、弱いのも良いよなぁ~♪強さを重ねもった、ロリ!!出ておいで~♪」
丘を歩く女の子の足取りは軽い、
「ローリ♪ローリ♪ロー………。ん?」
女の子はふと、足を止めた
「ロリの匂いがする!!こっちだぁ!!」
女の子は全力で己の嗅覚を信じて走る、
もう、残像が残るくらいの勢いで走る走る
「出てこい!!ロリぃ!!」
ドヤッと丘の上に出て、ロリの香りがする方を見下ろす
見えたのは、数人の死体が見えた
「誰も望んじゃいないわぁ!!」
女の子は思いっきり地面にあった石を蹴り飛ばす
ひゅー、コツン♪と飛んでいき、着地をする石
「………………。貴方も、………なの…。」
あれ?誰か居るぞ?
「うひゃあ♪ロリだぁ!!見つけた!!見つけたよ♪」
女の子の望み通り、崖のしたに一人の女の子が居るのがわかり、本当に飛び上がる女の子
「うふふ。お姉ちゃんと遊びましょ♪」
女の子は崖のしたにいた女の子を襲いかかるべく、崖下に飛び降りる
「大丈夫?大丈夫じゃ無いよね?それじゃあ、私と一緒に寝ましょ♪」
「………………………。嫌…………。来ないで………。」
何故、女の子は気がつかないのか?
崖のしたにいた女の子の回りには数人の死体が転がっていて、女の子以外には生きた人が居ないことに
その女の子の手には真っ赤に濡れたナイフが握られていることに
「さあ、お姉ちゃんと裸でお昼寝しましょ♪」
先程、走ってきたロリ大好き女の子は、心が腐っている
たとえ、自分より年上だろうと、興味があれば徹底的に愛し、無くなれば棄てる
それは年上だろうと、年下だろうと変わらない
だからこそ、今は目の前の女の子を愛していた
「さっ♪こっちにおいで♪」
笑顔で両手を広げ、並みの女性なら優に越すであろう胸を強調する
反対に、もう一人の女の子は、顔色を変えないまま、笑顔の女の子を見つめる
「お願い、来ないで…。」
少女は真剣に懇願する。
まるで何かを恐れるように
「大丈夫、痛くはしないよ?だからおいで♪」
「行かない…。何処かに行って………。」
そう言われて、すこし頭に来る爆乳少女
「あらあら、つれない…。それじゃあ、こっちから行っちゃうよ?」
「…………。もう、嫌………。これ、以上は…、や、だ…………。」
う~ん♪そそるぅ♪
爆乳少女はゆっくりと、嬉しそうに女の子に近づく
「私ね、ここ最近欲求不満なの…。ねぇ、お願い?」
「嫌…、嫌、嫌、嫌ぁ!!」
赤く濡れたナイフを持ち、近づく爆乳少女にナイフを押し当てる
「嫌って、言ったのに…。あ、ぁぁ。」
少女はナイフを爆乳少女から引き抜く、
「ごめんなさい……………。」
本当に悲しそうに少女は呟き、地面に倒れた爆乳少女から引き抜いたナイフを見る
「?変なの、付いてる、」
ナイフは何か透明な、ねばねばする液体を付けていた
「あら?変なのなんて、ひど~い。」
地面に倒れた女性は、地面から少女を見つめる
「何で、生きてるの…?」
「いやいや、お嬢ちゃん?ナイフを腹に指した程度なら死なないよ?」
それはふつうあり得ないが、目の前の爆乳少女は笑顔で少女を見つめる
「うふふ。可愛い♪あれ?服を着てないの?ヤバイ、野外プレイ!?そそっ、そそるぅ♪」
爆乳少女は立ち上がり、目の前の女の子を抱き締める
「うふふ。気に入った♪貴方についていくわぁ!!」
「苦しい、…………やめて、やめてぇ!!」
爆乳少女が全裸の女の子を抱き締めると、抱き締められた女の子はナイフを振り回す
「むっ!?ダメだぞ。そんなものポイしなさい♪」
「えっ、やぁ!?」
ナイフを片手で奪い、遠くに放り投げる爆乳少女
「うふふ。貴女、腐ってるわね♪あまーい香りがする♪」
今、この時ナイフを奪われた少女はひとつの答えを導き出した
私は殺される
「あ、あぁぁっ。」
「ん?なぁ~に?」
爆乳少女はにやにやと笑いながら少女を見つめる
爆乳少女はひとつの結論にたどり着いていた
この娘、壊して食べちゃおう♪
しかし、この時爆乳少女はひとつ大きな間違いを犯していた
それは、この少女は既に壊れていた事だ
「もう、嫌、嫌、嫌、ぁぁ!!!!,」
「ちょ!?それって!?」
爆乳少女は驚きに目を丸める
今目の前で行われようとしているのは、魔法
それも、かなり凶悪なものだ
「お願い!!!!,」
目の前が真っ暗になり、あっという間にそれが広がる
先程少女の回りに転がっていた死体は、急に腐り初め、汚い虫が湧き始めた
今、この少女が使った魔法は
範囲指定型魔法のひとつ、
終焉プラネット
この魔法は、指定した範囲を腐らせる魔法だ
これの範囲に指定された物はすべて腐り、腐葉土の土に戻る
少女は鳴き声をあげながら
「やっぱり、この、匂い、なんだ………。」
辺りは甘い、とても甘い香りがする腐葉土の土になっていた
先程、少女に抱きついた爆乳少女は見当たらない
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……………………………………………………………。」
少女は小さく、腐葉土の土に座りながら謝り続ける
また、やってしまった
私の回りのひとは何故、私ばかりを苛めるのだろう…。
回りにいた人間の死体たちは、元々少女を襲おうとして、少女に殺された人だった
そして、またやってしまった
少女は鳴きながら、転がっていたナイフをもった
「こんな世界、嫌…。」
そして、自分の首に近づけ、自分の首を、………
「うははは!!私!!復活!!」
地面から爆乳少女が飛び出し、少女の持っていたナイフを弾き飛ばした
「な、何で、生きてるの…?」
「うふふ。そ、れ、は!!私だからさぁ!!」
ドヤッと、胸をはる、本当に胸を強調する爆乳少女
「やっぱり、貴女は私を愛してる!!ねっ?お友だちになりましょ?」
「………………友達?」
女の子はナイフを暴れるのを止め、不思議そうに爆乳少女を見つめる
「友達………。なれるの…?」
まるで、ヒーローになるベルトを見た子供のように半ば疑い、残りは憧れの目線で爆乳少女を見つめる
「っ!!なんて破壊力………。」
爆乳少女は驚きに顔を赤くし、
「ええ、勿論。友達になってくれる?」
「…………。友達………。」
先程までの暴れっぷりはどこへやら、女の子は複雑な顔で爆乳少女を見つめる
「私、貴女、刺した。友達になってくれるの?」
「勿論!!刺した程度じゃ愛は止まらないよ!!」
爆乳少女は嬉しそうに笑いながら手を差し伸べて
「行きましょ♪貴女の望む場所に!!」
赤い液体で濡れた女の子に手を差し伸べ、女の子は手をとった
「うふふ。可愛い♪まずは何をしたい?」
爆乳少女は女の子に聞いた
「…………。何をすれば良いの?」
少女は立ち上がって爆乳少女に聞いた
「そうね………。まずは着替えよっか♪」
そう言い、爆乳少女は笑った
こうして、二人は出会った
爆乳少女と、赤く染まった少女、
この二人が別の二人に会うのは、そう遠くない
メッチャ頑張った。
本日、いって参りましたコミケ
ひと多い。うん。とりあえず目的の物はゲットしたのでOK。
明日も行くぞ!!