話
異世界人とは………
とてつもなく低い確率で、極々極々極々稀に発生する次元の歪み
それに落とされた人のことを言う
しかし、何も歪みに落ちた物だけが転生する訳ではない
何かしらの功績を立てたり、チャンスを与えられたり、はたまたただの気まぐれだったり
そんなこんなで転生する人々は、年に10000人ほど、
そして、一部の転生者には、補佐役の私みたいなのが付く……予定だった
私は少し前までフリー
つまり、休暇中だったのだ
どこかしらの世界に降りて、世界を引っかき回したり、救ったりしても良いし、何もしないでゴロゴロしていても良い
つまり完全なるフリー状態だった
彼女、エルに会ってから止めたけどね!!
転生した人は、特別な力を得たりするが、何も得ない、ただの一般人も居る
エルは、特別な力を得ている方。
いきなり黒魔法をバンバン使ってくるのは初めて見たし。
「そうか……転生者か。これは珍しいのだろうな……。」
「まぁまぁ、珍しいかな?」
私が言うことでもないが。
「いろいろ聞きたいことも有るし、どうだろう?数日泊まっていかないか?」
「良いの?見ず知らずの私たちをそんなに泊めて?」
「1日も数日も対して変わらんさ。ゆっくり休んで、一緒にゲームとやらをしよう!」
なんと言うか、年相応の女の子みたいで可愛い
その後、エプロンを貰い、ゆっくりと話しながら食事をしたのだった




