お風呂
たぷんとお湯に浸かる
「ふぁ~………。抜ける………。」
魂が抜けるぅ………。
久し振りの暑いお湯だ
シャワーよりも暖かく、ポカポカした気分になれるし、何より気持ち良い
ポカポカだぁ………
「エリス!!これ、大丈夫!?」
「ん~?大丈夫だよぉ………。死ねる……。」
彼女はまだ、お風呂の縁に腰かけたまま足しかお風呂に浸かってない
先程から足先だけちょんちょんお湯に着けては出して、着けては出してを繰り返している
あら?可愛い………
「大丈夫。ちょっと暑いけど。浸かると疲れがポーンと飛ぶから~。」
「でも、これ、暑い………。」
「ぬ~?じゃあ、水でも足す?」
あまりにも暑そうなので、お風呂に水を追加する
ダバダバ水が入り、少しばかり温くなる
と言うか、便利だな………
お風呂場もかな~り大きいし、お風呂の調整も楽々
最高ではないかぁ……。
「やっぱし、取っちゃおうかなぁ……。」
悩ましい。
ここを私と彼女の楽園にしたい
星空を眺めながらキャッキャウフフしたい
照れた彼女を抱き締めながらベットでいちゃつきたい
抱き付きたい……。
「………大丈夫?」
「お風呂、苦手………。」
お風呂が苦手って、初めて聞いたよ
「じゃあ、上がろっか?」
「…………うん。」
今度、お風呂はリベンジしよう




