朝
早朝…でもないが、まだ太陽が登ったばかり…と言った時間帯
しかし、人はそれなりに歩いていた
「迷子になるなよ。」
「はい。しっかり付いていきます。」
シンと共に町を歩く
調度商店街に差し掛かった
「丁度良い。適当に買っとくか。」
おみやげ物でも買っておいて、アリスの機嫌でも取っとくか。
そう思い、少し寄り道する旨を伝え、商店街に
「腹はもうちょっと待ってくれ。あとでアリスと一緒に買うから。」
「分かりました。」
適当に果物を買い、あとはあとで欲しいものでも聞いておくか…と商店街を後に
そこで…。
「んっ?」
「あっ!?昨日の!!」
昨日の…なんだっけ?王女?にあった
「おはよう。いい天気だな。」
「えっ?……はい。おはようございます。よい天気ですね。」
「美味しそうな果物を買ったんだ。良かったら是非食べてくれ。」
「あっ、ありがとうございます。」
「じゃあ、また。」
去る
秘技、今日はお日柄もよろしいようでさくせん
「…………………って!?違っ!!」
「逃げよ。」
めんどくさい。
シンを担いでとっとと逃げた
ちなみに、これは町の人から見ると、少女を抱き抱えて逃げ去る男とそれを追いかける女性に見えた
あぁ、浮気かな…。
なにかを察したのか、町の人々はスルーしていつもの作業に戻る
今日も世界は平和です




