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勇者が女だと駄目ですか?  作者: 黒犬神
各々の冒険
18/242

無言ほど怖いものはないと思う。

謝り倒すリリア、ちょっとオコナウな私、


調子に乗った結果、先程の繰り返しをしてしまい、びちょびちょに


「どうしよう…。替えの着替え…。」


「すみませんすみませんすみませんすみませんすみません。」


先程からリリアは顔面蒼白で、びちょびちょなのに謝る


「良いよリリア。それより着替えよう?」


「うぅ…。すみません。」


問題は着替えだ。リリアは着替えたばっかりで、服はないし、私は元々全裸だったし、


「でも服は乾かさないとね。」


「はい……。」


日も大分傾き、暗くなりつつある


「取り合えず服を脱ごうか…。水でベッタリだし…。」


「はっ、はい。それじゃあ……。」


あれ?私今なんて言った?


すこし躊躇いながら服を脱ぐリリア、あっ、これヤバイね。犯罪に走りそうだね


「取り合えず、これを巻いておこうか。」


「はい。ありがとうございます。」


先程私が巻いていたベットシーツを渡して羽織るリリア


そうじゃないと、目に良……。



取り合えず私も脱いでリリアと一緒にシーツに包まれる


…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………。


目を横にすると、真っ赤な顔でこちらを伺うリリア


……………………………………………………………………………………………………………………………………。


ムオオオオオオアァァア!!気まずいよぉ~!!出来ましたよ苦手な雰囲気がぁ!!


「とっ、取り合えず、洋服を乾かそうか…。」


「はっ、はい!!」


部屋に合ったロープを取るために立ち上がると、


ハラリッ♪


と捲れるベットシーツ


持っているのは私で、リリアは女の子座りで床にペタン


「…………………………。」


「…………………………。」


リリアに手を貸し、床から起こす


リリアがシーツに包まれる。私と肌がぶつかる


「はぁわあっ!!すみません!!」


「あぶない!!」


慌てて離れようとするリリアの手をつかむ


そのままだと暖炉にぶつかるし、


今、私はシーツから手を離した


つまりシーツは重力にしたがって床に落ちる





うわぁ~い♪










ちょっと裸成分多め。後悔はしてないし、するつもりはないがするかもしれない…。

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