無言ほど怖いものはないと思う。
謝り倒すリリア、ちょっとオコナウな私、
調子に乗った結果、先程の繰り返しをしてしまい、びちょびちょに
「どうしよう…。替えの着替え…。」
「すみませんすみませんすみませんすみませんすみません。」
先程からリリアは顔面蒼白で、びちょびちょなのに謝る
「良いよリリア。それより着替えよう?」
「うぅ…。すみません。」
問題は着替えだ。リリアは着替えたばっかりで、服はないし、私は元々全裸だったし、
「でも服は乾かさないとね。」
「はい……。」
日も大分傾き、暗くなりつつある
「取り合えず服を脱ごうか…。水でベッタリだし…。」
「はっ、はい。それじゃあ……。」
あれ?私今なんて言った?
すこし躊躇いながら服を脱ぐリリア、あっ、これヤバイね。犯罪に走りそうだね
「取り合えず、これを巻いておこうか。」
「はい。ありがとうございます。」
先程私が巻いていたベットシーツを渡して羽織るリリア
そうじゃないと、目に良……。
取り合えず私も脱いでリリアと一緒にシーツに包まれる
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目を横にすると、真っ赤な顔でこちらを伺うリリア
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ムオオオオオオアァァア!!気まずいよぉ~!!出来ましたよ苦手な雰囲気がぁ!!
「とっ、取り合えず、洋服を乾かそうか…。」
「はっ、はい!!」
部屋に合ったロープを取るために立ち上がると、
ハラリッ♪
と捲れるベットシーツ
持っているのは私で、リリアは女の子座りで床にペタン
「…………………………。」
「…………………………。」
リリアに手を貸し、床から起こす
リリアがシーツに包まれる。私と肌がぶつかる
「はぁわあっ!!すみません!!」
「あぶない!!」
慌てて離れようとするリリアの手をつかむ
そのままだと暖炉にぶつかるし、
今、私はシーツから手を離した
つまりシーツは重力にしたがって床に落ちる
うわぁ~い♪
ちょっと裸成分多め。後悔はしてないし、するつもりはないがするかもしれない…。




