表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者が女だと駄目ですか?  作者: 黒犬神
ドランとアリス
170/242

レストラン

レストランにやって来た


普通に良さげなレストランで良かった。


「さてと、なに食う?」


「待ってよ~。むぅ………。」


レストランの一角にあるテーブルに案内され、そこでメニューを受けとる


やっぱり一番高い部屋を頼んだだけあって、この店でも最高の持て成しをしてくれるようだ


「もうこれで良いだろ?お子さまランチ。」


「ひどい!?ちゃんとしたやつ食べる~!!……………うっ……。」


一応お子さまランチも有るみたいだが、他は最高級のステーキやらなるやらで、アリスは渋い顔


俺はステーキで良いや。肉だ肉。


「うぅ………。軽いのが良いのにぃ……。」


「晩飯は軽めだろ?」


「夜にお肉食べたら肥っちゃうよ!!」


「子供が何を言う。ちゃんと食え。」


それでも渋い顔。乙女か。


そう言えばアイツも肉嫌いだったな。と言うか、アイツは変食だったな


修学旅行でも昼飯はMドナルドで済ませたり、コンビニのおにぎりで済ませたり。


高級な物は胃が受け付けてくれないとか。


わからなくは無いが、食っとけよと


「しっかり食え。バカになるぞ?」


「うぅ~!!ドランは私を太らせて食べるつもり?」


「安心しろ。そんな趣味はない。」


なんかそんな昔話が有ったような無かったような?


賢い妹が居たような?


兎に角、時間もなかなか押しているし、食うか。


「注文決まらないならお子さまランチだぞ~。」


「えぇ!?ちょ、待って…………。じゃあドランと一緒の!!」


「はいよ。すみません。高級ステーキ2つ、ライスで。焼き加減は適当に頼みます。」


注文して、去っていく店員


この頼んだあとの暇がな~。




「ねえドラン?この町に家を買うって本当?」


「あぁ、あくまで予定だけどな。」


本当は王都にでもしようかと思ってたのだか、それじゃストーカーになってしまうので王都へも近いこの町にすることにした


なんか思いっきり下がるからね嫌われてるみたいだし。主に片方から


でもなんでだろ?こんなに嫌われてるとなんか罪悪感が凄いのだが…?


「あっ!?来た来た!!」


「だな。ありがとう。」


結構早めに飯が出来たので、少し早めの晩御飯にする


「「いただきます。」」


肉はそれなりに分厚く、少し赤いところを残している


「旨い。」


やっぱりちゃんとした飯は良いな。


溢れる肉汁を噛み締めながら食事をする



「き、切れない……。」


「子供だな………。」


アリスはステーキ相手に四苦八苦しているようで、フォークをしっかり刺して、ステーキ肉をナイフでギコギコしてた


「はぁ………。貸してみ。」


「…………ありがとう。」


アリスのステーキ皿を借り、俺が一口大に切り分けてやる


「ナイフを横にして切るから切れないんだ。斜めにしろ。」


「うん。わかった。」


半分だけ切ってアリスに返し、俺もステーキを食う


やはり、旨いな。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ