水汲み
パタパタッ♪
先程から部屋の片付けや、なにか使えるものがないか探しているリリア
可愛い
笑顔のリリアは物凄く可愛い
先程奴隷から解放したときの顔とか、もうね。男なんか必要なくね?ってなったよ
リリアを奴隷から解放して、物凄く好感度が上がったらしい
最初から好感度はMAX100だったような気がするが、さらに上がっていたらしい
先程話した通り、リリアは部屋の片付けや、なにか使えるものがないか探しているのだが、私も何もしていない訳ではない、
私は今、家の裏手にある井戸から水を組み上げている
その時、窓ガラス越しにリリアを見ていた
何故かって?そりゃあのままあそこに至ら頭がパンクするからだよJK
カラカラとロープを回して、桶を井戸に落として引き上げる
水を桶にいれるのって結構大変
「よいしょっと。」
私は桶からバケツに水を流し込み、また井戸に落とす
繰り返すこと3回、バケツに水が貯まったのでもうここにいる必要は無いのだが、
「帰りづらい…。」
別にリリアが嫌いでは無い。むしろありがたいくらいだし、これからも仲良くして行くのだからへんな感情は抱きたくない
私はバケツに両手を突っ込んだ
「ふぁぁっ。気持ち良い。」
「どうしたんですか?」
「ふぇっ!!」
リリアだ、リリアがいました。家の角からリリアが見ています
「いや、ちょっと両手を洗ってたんだ。汚れてるかもしれないし。」
「それじゃあ、もう一度汲みましょう。持ちますよ。」
「あっ、ありがとう。」
「いえいえ。」
私はバケツの水を流して捨てて、また汲む
カラカラっと水を井戸から汲み上げ、リリアの持っている桶に入れる
その度、リリアと顔が近づく
うん。ヤバイね。
水を組み上げて、2人でバケツの取っ手をもって部屋に戻った
ちなみにこの小説はガールズラブ成分が含まれます。
急いで逃げてね。\(^o^)/




