宿
町に戻ってきた
何も変わらない、いつもの……って、昨日出ていったばっかりだった
「ただいまです。」
「おう、お帰りなさい。昨日はどうしたんだ?」
今、宿屋に戻ってきていた。出迎えてくれたのはいつもの主人
「えぇっと……。ちょっと遠出を。」
「そうか。夜の町は危険だからな。注意した方が良いぞ。」
心配してくれてる見たいだ。
この人も、働いてる場所は別としてとてもよい人なんだな…。働いてる場所は関係ないか。
「ありがとうございます。気を付けますね。」
店主に挨拶をして、鍵を受け取り、上に戻る
一日振りに部屋に戻ったが、変わることなど当然無い
でも、少しだけ安心する部屋だ
「一日振りなのに懐かしく感じるなぁ……。」
「そうですか?私は別にぃ!!」
「はいはい。言っちゃダメ。」
なんと無く雰囲気ぶち壊しなのでリリアの頬を引っ張って止めさせる
「ドランさん達にも後で会って、一応リジンさんに話をして………。それくらいかな?」
「なら、ゆっくり出来ますね!!」
折角なのでベットで転がる
王都のホテルも良いけど、ダブルベットだからこっちの方が大きくて良いな。
「買った家ではダブルベットにしましょうね♪」
「う~ん……。って、痛い痛い、」
悩むと頬を引っ張られた
だだっ子か!!可愛いぞ!!
「少しだけ休憩!そしたら行こうね!!」
「はい!!ダブルベット!!」
話を変えることは出来なかったようだ…。




