女性騎士シャルル
扉を開けて、外に出るとそこには一人の女性騎士が立っていた
「あぁ…はい。おはようございます。」
「おはようございます。」
女性騎士と挨拶
「本日より、今領域内での護衛兼雑務係として命令されて参りました。シャルルと申します。よろしくお願いいたします。」
一息に挨拶をされてしまった
えっと?護衛兼雑務係のシャルルさん?
「護衛は大丈夫です。私が居ますから。」
リリアが後ろからそう声をかけた
「はい。ですが、この街の地形や、食事のためのお店などの雑務も任されております。是非、ご同行させてください。」
「はぁ……。」
なんにせよ、シャルルさんと一緒に行かなければならないっぽい?
「でも、今日は町の外に出て1度別の町に行く予定なんです。」
「そ、それはいつ頃お戻りになられますか!?」
「た、多分。明日の朝にでも…。」
宿の代金は明日まで払ってあるし、今日は向こうに停まって、挨拶して、次の日は謁見?
思ったよりもハードだな…。まぁ、移動はリリア任せだけど…。
それを聞くと、シャルルさんはホッとひと安心したようで
「では、是非とも朝食を頂いてください。下で作らせて置いてます。」
「ありがとう、ございます。」
そう言って、シャルルさんと共に下に降りる
昨日も思ったのだが…。このホテル、尋常じゃないほど、豪華絢爛だ
日本のホテル並み…と言えば低く思えるかもしれないが、今まで止まってきた部屋と比べたら、まあ違う
ホテルの内装だが、部屋内部は質素だ
しかし、絨毯があった
絨毯はこの世界だとかなりお値段らしいので、土足厳禁だそうだ
ベットの布団も、格段にふかふかでモフモフだった
今一つなのが部屋からの眺めくらいか
それ以外は、本当に完璧だった
現在、階段をえっちらおっちら上がっているが、エレベーターは無いようだ
まぁ、これも当たり前と言えば当たり前か
そして、当たり前のようにえっちらおっちら昇るシャルルさん
「……………。高い。」
「す、すいません!!」
「へっ?いやいや!!シャルルさんに言ったわけじゃ無いです!!すいません!!」
「いえいえ!!すいません!!」
ボソッと呟いたつもりが、聞こえてしまったようだ
「もうあと1階で着きますので…。」
「はい。すいません…。」
ワガママ言わないで、ちゃんと歩かないとね…。
小説で同じ話を上げてしまうというアホなことをやっていたことを教えていただきました…。現在は消去した為、有りませんがこれからもこのような事が有ったら教えていただけるとありがたいです。
注意して治すつもりはありませ…、いや注意します…。教えてくれてありがとうございました。




