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昔のケータイゲーム

 さて。

 この間部屋の掃除をしていたのですが、押し入れの中からヤバいものを掘り出してしまいました。


 ソレは一見何の変哲もないスニーカーの空き箱。

 しかし、その実は高校時代の思い出がぎっしり詰まった核爆弾!


 箱を開くと、そこには大会前に友達が編んでくれたミサンガだとか、合格祈願のお守りだとか、昔使ってた携帯だとか写真とかが出てきました。


「うわ。やっばww」


 と一人で興奮しながら物色を始めました。


 とりあえず昔の携帯を充電してみてスイッチオン。

 驚きました。

 つきました!


 しかも中には、昔ダウンロードしたアプリとかめっちゃ入ってました。

 タイトルを見てもどんなゲームだったか思い出せないのですが、起動すると


「あー、こんなんやってたわ」


 ってなりました。


 その中でひと際目立つタイトルのゲームがあるのです。

 その名も『暴れ囲碁』


「なんだっけコレ?」


 とりあえず起動。

 そうすると赤兎馬に乗っためっちゃムキムキの変な筋肉ダルマが出てきました。

 表情はかなり狂気に満ちております。


「うおww」


 おれはビビりました。

 ストーリーモードで始めからやってみます。

 どうやら筋肉ダルマは主人公の模様。

 しかもコイツ、聖徳太子だそうです。


 ゲームスタート。


「あー暇だ!」


 と言いながら聖徳太子参上。

 かなりおっかない顔をしております。

 この時点でツッコミ所が多いです。


 先生という登場人物がで出来ました。


「ここは囲碁場なんですよ」

「なに? 囲碁とな?」

「そうなんです」

「よっしゃー! 勝負だコラ!」


 どうやら囲碁をするゲームのようです。

 聖徳太子は叫びながらどっかに行きました。

 誰と囲碁をするんでしょうか。


 そして画面が変わります。

 北斗の拳の敵の下っ端みたいなのが二人出てきました。

 登場からいきなり疲弊しきった感じです。

 彼らは兵士だそうです。


「ああ、何もかもめちゃくちゃだ」

「全部はあの太子が来てからだ……」

「腹減ったな」

「コレ食えよ」

「え……でもこれ」

「……」

「お前の昼飯だろ?」

「……いいんだよ」


 とても悲壮感が溢れています。

 出で立ちは完璧な悪者なのに、なんだか可哀想です。


 そこに聖徳太子参上。


「オラァァ!」

「ひ、ひぃ!」


 完全に怯える兵士二人。


「おう! 今暇か?」

「は、ハイ! 暇です!」

「何!? 暇だと? 仕事はどうした!!」

「ひ、暇じゃないです!?」

「なんだと? オレと遊べぬと申すのか!?」

「暇です! 遊ばせてください!!」


 こんなやり取りです。

 暴君のようですね。


「よっしゃ!

 囲碁だ! かかってこいや! オラア!」

「ヒイィィィ!」


 画面が変わりました。

 どうやら囲碁のスタートのようです。

 しかし、私提灯鮟鱇、囲碁はわかりません。

 将棋は得意ですが、囲碁なんてやった事ないです。


 対戦画面です。

 あれ?

 囲碁板がありません。

 長い廊下に聖徳太子(ふんどし一丁)と兵士二人が並んでます。


 スタート!!


 え、ちょ……


 下に数字が沢山出てきました。

 なんだ?

 とりあえず一番左にある数字をおしてみました。

 すると聖徳太子が走りました。


 どうやら出てきた数字をタイプするタイピングゲームのようです。

 囲碁まったく関係ねーじゃん。


 ポンポンとおしていきます。

 聖徳太子、くそ速いです。

 下っ端はもはや見えません。

 実力差は圧倒的。


 終盤に差し掛かったあたりでオープニングで登場した赤兎馬がやってきました。


 え? 新しい敵?

 と、思いきや。

 聖徳太子、赤兎馬に乗りました。

 まさかの反則です。


 お、おう。

 めっちゃ速ええ。


 結局、ぶっちぎりで勝ちました。


「フハハハ! おれの勝ちだ!」


 得意げな聖徳太子。


「こ、こんなの……」

「む?」

「こんなの囲碁じゃない!!」


 そう!

 それよ!


 下っ端がついにツッコミました。

 囲碁本当に関係ねえ!


 そこから、兵士長が現れて

「なんだテメェ! コラ!」

「あ? 誰だでめえオラァ!」

 みたいなやり取りがあって、ストーリーは続くのですが、

 疲れたのでやめました。


 昔のケータイアプリ。

 名作が多い気がします。

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