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美味しいご飯を食べよう 2  作者: 櫻木サヱ


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9/9

審査開始

コンテスト会場には、観客や参加者の緊張した空気が漂っていた。

晴斗、美咲、陽介の三人は、自分たちの作った料理を前に、深呼吸をする。


「いよいよだね……」

美咲が小声でつぶやく。


「緊張するけど、家庭料理の温かさを伝えるんだ!」

晴斗は笑顔を作り、心の中で自分に言い聞かせる。


審査員たちが各テーブルを回り始め、評価の視線が三人の料理に向けられる。

「家庭料理とはいえ、ここまで工夫されているのはすごいな」

小さな声で一人の審査員がつぶやく。


隣のライバル、桜井翔太は冷静に料理を出す。盛り付けも完璧で、まさにプロの手際。

「……やっぱりすごいな」

晴斗は一瞬不安になるが、美咲と陽介が手を握り、励ます。


「兄ちゃん、笑顔を忘れないで」

「うん、俺たちの料理を楽しんでもらおう」


審査員が最初にハンバーグにフォークを入れる。

「ジューシーで美味しい。家庭の温かみが伝わる」

審査員の言葉に、晴斗の胸は熱くなる。


次にサラダを試食。彩り豊かで新鮮な味が口の中に広がる。

「見た目も楽しい。食べると笑顔になれる」

思わず三人は顔を見合わせ、にっこり笑う。


しかし、ここでも小さなハプニングが。

サラダのドレッシングをかけすぎてしまい、少し水っぽくなる。

「やばい、失敗かも!」

晴斗は焦るが、美咲がすぐにフォロー。

「大丈夫、家庭料理らしいアバウトさも魅力になるって!」


陽介も笑いながら手を差し伸べる。

「ほら、笑顔が最高の味付けだって、俺たちが証明してやる!」


その言葉通り、三人は笑顔で審査員に料理を差し出す。

ハプニングも笑いに変え、仲間と協力することで、家庭料理の温かさがさらに伝わった。


会場は温かい拍手に包まれ、観客の顔も笑顔にあふれている。

「家庭料理って、味だけじゃなく、人を笑顔にする力があるんだな」

晴斗は心の中で感慨深くつぶやいた。


こうして、審査開始の時間は、三人にとって緊張と笑い、達成感が混ざった特別な時間となった。

ライバルがいるからこそ、自分たちの強みや家庭料理の魅力を改めて実感できる――それが、この日の大きな収穫だった。


彩りサラダの簡単ドレッシング(2人分)

材料

•オリーブオイル:大さじ1

•レモン汁:小さじ1

•塩・こしょう:少々

•はちみつ:小さじ1(好みで)


作り方

1.小さなボウルにオリーブオイル、レモン汁、塩・こしょう、はちみつを入れる。

2.よく混ぜてドレッシングを作る。

3.サラダにかけて軽く混ぜ、完成。


ポイント:はちみつを加えると甘みが出て子どもも喜ぶ味に。

水っぽくならないよう、少量ずつかけながら調整すると良い。


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