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美味しいご飯を食べよう 2  作者: 櫻木サヱ


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8/9

予期せぬトラブル

町の料理コンテストは、会場の熱気と香りで満ちていた。

晴斗たちの料理は順調に進んでいたが、突如として予期せぬトラブルが発生した。


デミグラスソースを温めていた鍋が、火加減の失敗で少し焦げついてしまったのだ。

「うわっ!また焦げてる!」

晴斗は思わず叫ぶ。


美咲はすぐに駆け寄り、手際よく鍋をかき混ぜながら言った。

「落ち着いて、兄ちゃん。少しずつ混ぜれば大丈夫!」


陽介も冗談を交えて場を和ませる。

「兄ちゃん、これもスモーク風味ってことで、特製メニューにしちゃおうか?」


焦りながらも三人は笑いを交え、協力してトラブルを解決した。

その後も、サラダの盛り付け中に子どもたちが野菜をひっくり返す、調味料が少し足りなくなるなど、小さなハプニングが次々と起こる。


「もう、今日は何が起こるんだ!」

晴斗は笑いながらも、心の中で冷静さを保つことを意識した。


美咲も声をかける。

「失敗しても大丈夫。家庭料理は完璧じゃなくても温かさが伝わればいいんだから」


陽介は冗談を交えて手伝いながら、チームの雰囲気を明るく保つ。

「ほら、笑顔が一番の調味料だって、俺たちが証明してやろう!」


ハプニングが続く中で、三人は互いに声を掛け合い、手を貸し合う。

焦げそうになったハンバーグを救い、こぼれた野菜を盛り直し、ソースを丁寧に調整する。


その時、観客から小さな拍手と声援が聞こえた。

「家庭料理のチームワークってすごいな」

「楽しそうに作ってる」


晴斗は胸が熱くなる。トラブルも笑いに変え、仲間と一緒に乗り越えること――それが家庭料理の魅力だと改めて実感した。


時間が迫る中、三人は最後の仕上げに取りかかる。

焦げた香りも消え、ハンバーグはジューシーに、サラダは彩り豊かに、デミグラスソースは絶妙に絡む。


「よし、完成だ!」

陽介が満足そうに言い、三人は笑顔で料理を審査員の前に並べる。


トラブルがあったからこそ、互いに声を掛け合い、助け合った時間があった。

それは味だけではなく、料理の温かさと楽しさに反映される――晴斗は心からそう感じたのだった。


焦げにくいデミグラスソースのコツ(2人分)

材料

•ケチャップ:大さじ2

•ウスターソース:大さじ1

•赤ワイン:大さじ1(あれば)

•水:50ml

•バター:5g


作り方

1.小鍋にバターを熱し、ケチャップ、ウスターソース、赤ワイン、水を加える。

2.弱火でゆっくり混ぜながら煮詰める。焦げないように注意。

3.とろみがついたら完成。

4.ハンバーグやオムレツにかけて楽しむ。


ポイント:焦げやすい場合は火を弱め、絶えず混ぜること。焦げた部分はすぐ取り除くと味が台無しにならない。


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