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美味しいご飯を食べよう 2  作者: 櫻木サヱ


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挑戦の招待状

晴斗はいつものように、キッチンで腕慣らしの料理をしていた。小さなフライパンでオムレツを焼きながら、ふとテーブルに置かれた封筒に目を止める。


「ん……これは?」


赤い印章が押された封筒。「町の大規模料理コンテストご招待」と書かれていた。中にはコンテストの詳細がびっしりと書かれている。参加資格は「家庭料理の腕前を試すこと」。


晴斗は一瞬、手が止まった。家庭で作る料理には自信がある。でも、町全体の大会、しかも大勢の人々が見る舞台……考えるだけで胸が高鳴る。


「俺が……コンテスト?」


心の中で不安がよぎる。うまく作れるだろうか。恥をかいたらどうしようか。でも、ワクワク感も同時に湧き上がる。家庭料理で町の人を笑顔にできるなら、挑戦する価値はある――そう思った。


そのとき、妹・美咲が台所に入ってきた。


「兄ちゃん、何見てるの?」


「これ……コンテストの招待状だ。俺、出てみようかな……」


美咲はにこりと微笑む。


「もちろんでしょ! 兄ちゃんの料理、もっと多くの人に知ってほしいもん!」


「でも……家庭料理だけで、ちゃんと戦えるかな」


「大丈夫だよ。料理は味だけじゃない。楽しさや温かさも大事だから」


陽介が玄関から顔を出し、笑顔で言った。


「お、ついに晴斗が町の舞台に挑戦か! 面白くなりそうだな。俺も手伝うぜ」


三人はテーブルに封筒を並べ、詳細を確認する。コンテストは1日限り、時間制限あり、評価は味だけでなくアイデアや見た目も重視されるという。


晴斗は心の中で深呼吸した。大舞台、初めての挑戦、緊張と不安。でも、料理の楽しさを伝えたいという気持ちは、誰にも負けない。


「よし……出場しよう。家庭料理の楽しさを、みんなに伝えるんだ!」


美咲と陽介は顔を見合わせ、にっこり笑う。


「よーし、じゃあ作戦会議だね!」


三人は封筒を片手に、試作や材料の確認、メニューのアイデア出しを始める。食材の買い出しリストを作りながら、どんな料理を出すか相談し、盛り上がる。


「まずは俺の得意なオムレツからかな」

「いや、見た目重視ならサラダも工夫しよう」

「試作の順番も考えないとね」


話しながら、三人は笑い、アイデアを出し合い、少しずつワクワク感が高まっていく。初めての大舞台への不安はあるものの、家族や友人と一緒なら乗り越えられる――そんな気持ちが、晴斗の胸に芽生えた。


こうして、晴斗・美咲・陽介の町の料理コンテスト挑戦計画は動き始めた。

家庭料理の楽しさを武器に、未知の舞台での挑戦――三人の冒険が、今まさに幕を開けるのだった。


簡単オムレツ(2人分)

材料

•卵:3個

•牛乳:大さじ2

•塩・こしょう:少々

•バター:10g

•お好みでチーズ、ハム、野菜など


作り方

1.ボウルに卵を割り入れ、牛乳、塩・こしょうを加えてよく混ぜる。

2.フライパンにバターを熱し、卵液を流し入れる。

3.中火で半熟になるまでゆっくりかき混ぜ、好みの具材を加える。

4.半熟状態で形を整え、皿に盛り付けて完成。


ポイント:焦らず弱火でゆっくり焼くとふわふわに。具材は自由にアレンジ可能。

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