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案外、世界は優しさでできている  作者: かつを
第二部 商店街編
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あなたのための“近道” 第1話:急いでいる、お客様

こんにちは!今日から新エピソードです。

「@SHOP」のおかげで、少しだけ新しいお客さんが増えた星野文具店。

でも、お店にはまだ課題があるようです。

今回のテーマは「忙しい人のための、優しさ」です。

「@SHOP」を使い始めてから、一週間。


星野文具店には、ぽつり、ぽつりとだが、今まで見かけなかった新しいお客さんが訪れるようになっていた。

彼らは皆、スマートフォンの画面を片手に、「この棚が見たくて」と目的の場所へまっすぐ向かってくる。


その日も、昼休みだろうか、スーツ姿の女性が慌ただしく店に駆け込んできた。


「すみません! 急いでるんですけど、お祝い用の、ちょっと良いご祝儀袋ってどこにありますか?」


「はい、こちらです!」


文はにこやかに、店の奥にある慶弔用品の棚へ案内する。

女性は「助かったわ、ありがとう!」と言って、お目当てのものをさっと買って、風のように去っていった。


お客さんが来てくれるのは、本当に嬉しい。でも…。


(もっと分かりやすければ、お客様もあんなに焦らなくて済むのに…)


文は、自分の店の雑然とした配置を思い、少しだけ申し訳ない気持ちになった。

彼女の店は、じっくり見て回るには良いかもしれないが、急いでいる人には少し不親切なのだ。


その夜、店じまいをしながら、文はスマホの「@SHOP」に、今日の出来事を話してみた。


「ねえ、@SHOP。今日、お客様をちょっと歩かせちゃった。お店がごちゃごちゃしてるから…」


すると、穏やかな声が返ってきた。


「星野さん、お疲れ様です。お客様を想う、優しいお気持ちですね。それでしたら、お客様がお店で迷わないように、簡単な『店内マップ』を作ってみませんか?」

お読みいただき、ありがとうございます!

新しいお客様が増えたからこその、新しい悩みでしたね。

お店にいる時間がない、忙しいお客様。

そんな人のために、文と「@SHOP」は何ができるのでしょうか。

マップ作り、なんだか面白くなりそうですね。

続きはまた明日!

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公式サイトでは、各話の更新と同時に、少しだけ大きな文字サイズで物語を掲載しています。

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