見えない“脆弱性” 第1話:良かれと思った“近道”
さて、今日からは新しいエピソードが始まります。
今回のテーマは「セキュリティ」。
便利な世の中には、必ず、見えない危険が潜んでいます。
高橋が、良かれと思ってしたことで、会社を危機に晒してしまいます。
新しい機能の開発で、高橋は少しだけ、納期に追われていた。
「ああ、この部分、自分で作るより、外部のライブラリを使った方が、断然速いな」
彼は、世界中の開発者が利用している、評価の高いオープンソースのプログラム部品を見つけ、自分のコードに組み込んだ。
おかげで、開発は驚くほどスムーズに進んだ。
まさに、賢い「近道」だった。
彼は知らない。
その便利なライブラリには、ごく稀な条件下で、外部からシステムに侵入されてしまうという、致命的なセキュリティ上の欠陥(脆弱性)が、隠されていることを。
彼の書いた、一見すると完璧なコードの中に、見えない「時限爆弾」が、静かに設置された瞬間だった。
本日もお読みいただき、ありがとうございます。
良かれと思って使った外部のプログラムに、まさかそんな危険が潜んでいるとは…。
気づかぬうちに、会社を危機に晒していた高橋。
彼は、この問題に気づけるのでしょうか。
続きは、また明日の更新で!
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