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案外、世界は優しさでできている  作者: かつを
第一部 IT企業編
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過剰な“競争心” 第3話:“一番”の本当の意味

新しい評価指標の導入により、自らの働き方を見直すことになった葉山。

彼は、本当の意味での「一番」になることができるのでしょうか。

エピソード「過剰な“競争心”」、完結編です。

新しい評価制度が導入されてから数週間。

葉山は、自分の「チーム貢献度スコア」が、チーム内で最低レベルにあることを、冷静に受け止めていた。


そんなある日、高橋が、ある技術的な問題で一人、頭を抱えていた。

その姿を見かねた葉山は、おもむろに彼のデスクにやってきた。


「…高橋くん、そこは、この関数を使った方がシンプルになる。

貸してみろ」


ぶっきらぼうな口調は変わらない。

だが、彼は、驚くほど丁寧に、高橋に解決策を教え始めた。

高橋が「ありがとうございます、葉山さん!」とチャットで感謝のメッセージを送ると、葉山のPCに通知が届き、「チーム貢献度スコア」が、少しだけ上昇した。


その日を境に、葉山は、少しずつ変わっていった。

彼は、自分の知識を共有することが、結果的にチームの生産性を上げ、そして、自分の評価にも繋がるという、新しい「ゲームのルール」を理解したのだ。


何より、同僚からの「ありがとう」という言葉が、これまでの自己満足とは違う、温かい充足感を彼に与えてくれることに、彼は気づき始めていた。

エピソード「過剰な“競争心”」、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!


ルールを変えることで、人の心をも優しく導く。

システムの、また新しい一面が見えましたね。

さて、次に彼らを待つ課題は「採用のミスマッチ」です。


また明日から、新しいお話が始まりますので、お楽しみに!


ーーーーーーーーーーーーーー

この物語の公式サイトを立ち上げました。


公式サイトでは、各話の更新と同時に、少しだけ大きな文字サイズで物語を掲載しています。

「なろうの文字は少し小さいな」と感じる方は、こちらが読みやすいかもしれません。


今後は、キャラクター紹介や、作中のITシステムの解説なども充実させていく予定ですので、お楽しみに!


▼公式サイトはこちら

https://www.yasashiisekai.net/

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