突然の“炎上” 第2話:“冷静”のナビゲーター
パニックに陥り、初動が遅れてしまった高橋たち。
この絶体絶命の状況を、解決する糸口はあるのでしょうか。
チームが、どう動くべきかを見失いかけていた、その時だった。
佐藤や、高橋健太、鈴木守といった主要メンバーの画面に、『ワンチーム』から新しい通知が、先ほどの警告を上書きするように表示された。
それは、警告ではなく、『緊急事態対応プロトコル』と題された、具体的な指示書だった。
【推奨アクションリスト】
1.【担当:佐藤様】クライアントへの一次報告
・以下の文面での、第一報を推奨します。
「現在、サーバー障害の原因を全力で調査中です。30分以内に、状況について改めてご連絡いたします」
2.【担当:鈴木様】インフラ死活監視
・データセンターの監視ツールにアクセスし、物理サーバーの状態を確認してください。
【リンクはこちら】
3.【担当:高橋様】直近のデプロイログ確認
・障害発生直前にリリースされた、最新のプログラム履歴を確認してください。
【リンクはこちら】
【自動実行済み】
・本件に関する、関係者各位への状況共有チャネルを自動作成しました。
そのチェックリストは、まるで百戦錬磨の指揮官が出す指示のように、冷静で、的確だった。
パニックに陥っていたメンバーたちは、我に返り、それぞれが自分のやるべきことを瞬時に理解する。
佐藤は、提示された文面で、落ち着いてクライアントに第一報を入れる。
鈴木と高橋は、それぞれのリンクから、原因の調査を開始した。
混乱は、嘘のように収束し、オフィスは、静かだが、極めて集中力の高い空気に包まれた。
お読みいただき、ありがとうございます!
緊急事態にこそ、その真価を発揮する。
まるで、冷静沈着な司令官のような『ワンチーム』でした。
この的確な指示で、チームは危機を脱することができるでしょうか。
次回、このエピソードもついに完結です。
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