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案外、世界は優しさでできている  作者: かつを
第一部 IT企業編
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未来への“道標” 第3話:自分で選ぶ“未来”

システムが示した、3つの未来。

高橋は、自分の意志で、進むべき道を選ぶことができるのでしょうか。

エピソード「未来への“道標”」、完結編です。

高橋は、画面に表示された「ありうるかもしれない、3人の自分」を、食い入るように見つめていた。


数時間前まで、彼の未来を覆っていた濃い霧が、嘘のように晴れていくのが分かった。

道は、一つではなかった。

そして、どの道も、確かな一歩を踏み出せるように、照らされている。


「どうかな?もちろん、すぐに決める必要はないわよ」


佐藤が、優しく声をかける。


「時間をかけて、じっくり考えてみて。

どの道に興味を持ったとしても、私は、全力であなたをサポートするから」


その日の午後、高橋は自分のデスクで、もう一度、キャリアパスのシミュレーション画面を開いていた。


彼の心は、もう不安ではなかった。

どの未来を選ぼうか、という、前向きで、明るい興奮に満ちていた。


彼は、そっと、マウスを動かす。

そして、「パスC:UI/UXリードデザイナー」の項目に、チェックを入れた。

自分の「好き」と「得意」を、もっともっと、この会社で伸ばしていきたい。


システムが示してくれたのは、未来の答えではない。

自分の意志で、自分の未来を選ぶための、優しくて、たくさんの選択肢(道標)だった。


高橋は、3年後の自分に向かって、新しい一歩を踏み出した。

その足取りは、驚くほど、軽やかだった。

エピソード「未来への“道標”」、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!


システムが与えてくれるのは、答えそのものではなく、自分で選ぶための「たくさんの選択肢」という優しさでした。

さて、次に彼らを待つ課題は「突然の炎上」です。


また明日から、新しいお話が始まりますので、お楽しみに!


ーーーーーーーーーーーーーー

この物語の公式サイトを立ち上げました。


公式サイトでは、各話の更新と同時に、少しだけ大きな文字サイズで物語を掲載しています。

「なろうの文字は少し小さいな」と感じる方は、こちらが読みやすいかもしれません。


今後は、キャラクター紹介や、作中のITシステムの解説なども充実させていく予定ですので、お楽しみに!


▼公式サイトはこちら

https://www.yasashiisekai.net/

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